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人間同士が会う時間って運命的の歯車に組み込まれているのかな?

アケピーが日本へ帰るというので、先週末にお別れ会したけど
本日はソーホーでブランチ。

私は突然参加だった。
家族でブランチしていたので、NJミツワから友人ヤスコ嬢へ連絡。

「マンハッタンに行くの~」という
NJのヤスコ嬢の車へ半ばデニスと強引に乗り込んだのだった。

ソーホーはお洒落なんだけど、デニスはそんなこと
何とも思っていないらしい。

「マミー早く電車に乗りたい」と私のコートの裾を引っ張る。
「あんたって本当にノリヲタやね」と間違った表現をしていた。
「ノリ鉄やね」と言いたかったのだけどさ。

「ノリヲタってナニ?」とミク。
「鉄道マニアの間で乗ることが好きな人を
(ノリ鉄)って言うの」

地下鉄に乗って大きな目をクルクルさせているデニス。

乗ってる間は、とにかくキョロキョロして無言なのだ。

グランドセントラルの駅へつくと
ブラックの小さな男の子3人がブレイクダンスをしていた。

片手でバクテンしたりと、
かなりアクロバット的。

デニスは、犬のように、人の隙間に入りこんで前まで行って
見学。

「じゃーメトロノース(電車)に乗ろう。それまでに時間があるし、
駅にある電車のミュージアムに行く?」と歩き出した。

「ヒロエ!」と通りすがりの白人女性が声をかけてきた。

スティービーのマム、クリスティーンと、お婆ちゃんだった。

「どうしてここにいるの?」とクリスティーン。
「ソーホーへ友人に会いに行ったの」
「私たちはディエゴ(子供番組)のショーの帰りなのよ」

「アレックスとスティービーは、あっちのオモチャやさんへ
行ってるの。マリー(アレックス母)もいるわよ」

ってなわけで、同じ電車で帰宅。

彼らがディエゴのショーへ行くことは知ってたけど、
こんな偶然ってあるもんだな。

私がデニスと一緒に、ブラックの子たちのブレイクダンスを見なければ
会うことはなかったんだろう。

そして、私が「電車のミュージアムへ行こう」って西へ向かって
歩き出さなければ、会うことはなかったんだろう。

となると、時間をさかのぼって
ヤスコ嬢の長男が、ソーホーのレストランで哺乳瓶の
ミルクをもっとゆっくり飲んでいたら会うことはなかったんだろう。

車がマンハッタンへ来る際に渋滞に巻き込まれなかったら、
ミツワでヤスコ嬢に電話しなければ、
朝起きてレイが、「ミツワでブランチしよう」って言わなければ。

エリカがわがまま言って、なかなか支度をしなかったのも、

ぜ~~~んぶ、
スティービーたちに偶然ここで会うために、
計算されていた時間なのかもしれない。

人間の縁っていうのは、毎日の行動時間が歯車で回っているとすれば、
その歯車がキチンと回るように、人間同士が出会う時間やタイミングも
もっと深いところで運命的に計算されているのかもしれない。

ここまで偶然に友人とばったり会うと、その人たちといる
時間って本当に大切なのだなぁ~と重みを感じたのだった。

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一戸小枝子ダンスカンパニーのパフォーマンスは落語的

先週末にオルガニストのクマダさんにインタビューしたのだが、
本日は、演劇プロモーターの仙石さんにインタビュー。

なんと忙しい日々。

とはいえ、レイは私の仕事を遊びだと思っている。
確かに、人の話を聞くことを私はハンパじゃないくらい人生の楽しみにしてウキウキ
しているので、

疑われてもしょうがない。

本当に、NYでサクセスしている人の話は楽しいってより、
ありがたいの域に達しているのだ。

オルガニストのクマダさんからも、
大事なメッセージをもらった。

そして本日の仙石さんからも、大事なメッセージをもらった。

これは、NYジャピオンの記事になるので
明かすことができない。

ちなみに、3月29日号のNYジャピオンで「35歳だった」は、
私が書いた記事だ。

ギャラリーサキコのサキコさんへのインタビュー。

サキコさんも、ステキな女性だった。

60年代からNYでキャリアを積んでいる人って
日本の中途半端なオヤジみたいな驕りがない。

「私なんて、ここのインタビューに出ていいのかしら?」って、
控えめにそれぞれが言うのだ。

さすが日本女性。私もそういう人間でありたかった。

私なら、
「よっしゃー、私以外に誰がここのインタビューにふさわしいかしら?
いっちょ、やったるで」感覚。

だから、まだまだインタビューを受けるほどの存在でないし、
未熟なのだ。

さて、本日は仙石さんとともに
インタビューの後、
一戸小枝子ダンスカンパニーの公演を拝見。

途中、はっきり言って中だるみしたんだけど
トータルで私にとっては、かなりステキな公演だった。

だって坊さんが、座禅組ませてるシーンとかを
ダンスにしているのだ。

なんともシュールだった。

あと、掃除のモップとかがダンスになっていた。
ものすごくモップがダンスする図を思い描いていた私にとって
そのダンスが目の前に出てきたので「あっ!」と驚いた。

一般大衆にうけるダンスとは思えないけど、
物凄い!って私は思った。

日本人だからこそ描いて想像させる風景なのだ。

落語を聞いてる感覚に近い。

見て楽しむのではなく、各自が与えられた言葉やダンスから
想像して楽しむというパーツを与えられるのだ。

ジグソーパズルで一部を与えられて、後は自分で組み立ててね
ってノリ。

だかこそ、押し付けがましくなくて
奥が深い。

でも、感動という面ではどうだろう???

クラシックでもフリースタイルのモダンな音楽というのは、わかりづらい。
それはジャズでも同じだ。

しっくりきて感動するのは、一つもくるいのない
聞きなれた音楽だったりするわけなのである。

このパフォーマンスも新しすぎるくらい斬新だった。

私は客に創造性を求める聞きなれていない
音楽やアートも好きだ。

一戸小枝子ダンスカンパニーは、アルビンエイリーが創立した
アルビンエイリーダンスシアターで公演した。
アメリカ人の客がほとんどってのがスゴイ。

ところでアルビンって、96年にBDC(ブロードウェイダンスセンター)とかで
私がNYに来た時代にはインストラクターの仕事もしていたと思う。

日本でダンス仲間だった友人に、
「アルビンのクラスは受けたほうがいいわよ」って
勧められたのだ。

あのアルビンがシアターのオーナーかぁ~(しみじみ・・・)

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初めて眉毛ワックスに挑戦

はじめて眉毛ワックスに行った。

レイマムの紹介で一緒に行ったのだが、
ネイルサロンっていうのもちょっと言いづらいくらいの
ディスカウントなノリ。

それもそのはず。眉毛ワックス6ドル。
ネイルも手と足セットで25ドルという激安。

「安いけど、いい仕事するのよ」とマムが絶賛。

「マム、あのイスのスクラッチがつかないようにしてるのか、
黒い折りたたみのイスに
テニスボールをはかせてるのってグッドなアイディアだよね」と私。

「そうなのよ。私もいつも関心しているの」と、マムが明るく同意。

かなり見かけは悪いけど、モダンアートと思えば
そういう風にも見える(友人、葉ちゃんからのうけうり)のでOK。

チャイニーズの引きこもり系なベレー帽かぶった暗い兄ちゃんと
70近い感じの、ナニを考えてるのか価値観がちがいすぎて
わからない婆ちゃん。

この二人が、ネイルサロンにスタンバイしていた。

「あと10分ほど待ってね。10時過ぎないとはじめないよ」と、
かたくなに仕事を断る従業員。

なんとなくイスに座って待たされていると、
エロなサロンでオヤジが列をつくってる気分だった。

しばらくして登場したオーナー。

チャイニーズかコリアンか(決して日本人ではない)?、
茶髪の網浜直子みたいな姉さんがやってきた。

クラブで若者しか履かないようなパツパツジーンズに
コツコツッって歩いたら音がするヒールの高いブーツ。

「いらっしゃいませ?」と私たちに早口で声をかける。

「眉のワックスよ」レイマムと合唱。

「OK」

デキる女な雰囲気。

別室に呼ばれてマムがトコトコ歩いていく。

別室のドアは開け放たれていたので、お向かいの
鏡に映ってるマム。目を閉じてリラックスムード。

3分もしないうちに終了。

マムの眉は、薄いので
そんなに違いがわからない。

私の番になった。

子供の頃、床屋さんで
クビなどの生え際に、髭剃り用ブラシで石鹸を塗られてたみたいな
温かい液体が眉の下へ塗られた。

でも、筆は髭剃り用より細い。

布をペタペタと貼ったかなーって思ってるうち、
あっという間もなく、「バリッ」とはがされた。

一瞬だけ熱いものに触ってしまった後みたいに、
眉の下がピリピリと熱い。

上も同じ要領で筆で液体を塗られ、布をつけて
バリッ。

その後、物凄い勢いで
毛抜きを使い微妙なラインを整える。

これが、数分でアリなら100匹はつぶしてるだろって位に
早かった。

プツップツップツップツッと、すごい勢いなのだ。

痛い~~~っ。けど、
そんなこと言ってる場合じゃない。

美のため?

でも、ワシは人と比べて
眉が太いしな。追加料金払ってもいいくらいだよね。
なんて考えてるうち、

「ハイ、終わりました」

と鏡を見せられる。

文句なし。

6ドルと1ドルのチップで7ドル。

でも、後から
よぉ~~~く見てみると、左右の眉のバランスが違っていた。

そりゃー5分で7ドルだもん、仕方ないよね。

とはいえ、速さにおいては絶賛!

スケジュールに追われながらも、美を追求し、
サロンを知り尽くしているであろう叶姉妹にも、
是非トライしてほしいサロンである。

ちなみに場所は、エルムズフォードにある
日系レストラン「一力」より坂をのぼって1ブロックです。

名刺もらってくるの忘れてしまったぁ~。

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アメックスのギフトカードでトラブル

以前、友人にいただいたアメックスのギフトカードで
使い方がわからず、店の人がアメックスに電話してくれたりして
アクティベート、ようやく使えた経験がある。

今回、またしてもデニスのクラスマザーたちからいただいたのが、
50ドルのアメックスギフトカード。

前の経験から、ちょっとハラハラしていたのだが。

説明書に
「どこの店でもアメリカ国内ならお買い物に問題なし!」
みたいなことが書いてある。

アメックスへ電話してみれば、すぐにバランスをチェックもできる。

早速、Kマートで
エリカとアヤのために三輪車を買おうとレジへ。

「もちろんアメックスのギフトカードは、ここで使えるわよ」ってレジの
オバちゃん。

だがマシーンを通すと、
「使えません」の文字が点滅している。

「どうしたのかしら?やっぱりダメね。知らないうちに
使ってしまってたか、最初からお金が
入ってないんじゃないの」

とまで、勝手なことを言い放って、
やる気のないレジのオバちゃん。

「おかしいな、50ドル入ってるはずだけど」と言いながら、
ここでギフトカードを使うつもりだったので、キャッシュに余裕がなく
商品を戻した。

アメックスへ電話し確認するが、
やはりバランスは50ドル。

自動応答の言葉の中に、
「ストップアンドショップやウォルグリーンそのたもろもろもろもろCVSなどでも
使えます」ってなことを説明しやがる。

それでも自信がないので、レイに確認してもらった。
「アメリカなら、どこの店でも使えるってさ」

「えぇ~~~っ、でもKマートで使えなかったのだ」

そしてその夜ターゲットへ。

今度もレジの人に確認。
「このカード使えるわよね?」
「もちろん」

で、またしても三輪車2台持ってレジへ。

「あれ?通らないわね」とレジの若いお姉さん。

それみたことか。ここでもやっぱり使えない。

「じゃーキャッシュで払うわ」

きっと電話で羅列していた店でしか使えないのかも・・・などと
思いながら店を出た。

そして今日、
電話で名前のあがってたストップアンドショップへいざ。

念のためにレジのお姉さんに確認。
「これ使えるかな?」
「ええ使えるわよ。」

「アメックスのクレジットカードじゃなくって、
ギフトカードよ」念には念を入れて確認。

そして買う物をもってレジへ。

買ったもののトータルは、70ドル程度だった。

「じゃー、カードをマシンにスライドさせてみて。」
スライドさせるが、クレジットを押した段階で
メニュー画面へ戻る。

あれほど確認したのに、やっぱりダメじゃん!と
大声をあげたくなったが、ここはアメリカ。
そんなものさと自分に言い聞かせる。

カードをクレジットでなくデビットで入力してみたり、認証の段階で
キャンセルを押してみたり、いろいろいろいろレジのお姉さんとやってる。

そのうち、
レジの横には長いラインが・・・。

「待たせてごめんなさい」と後ろにいるお姉さんにあやまる。

「いいのよ。」と笑顔で待っていてくれる
金髪美人のお姉さん。

さすが美人は余裕あるね。

などと、勝手なオヤジ的分析をするワシ。

それでもやっぱり、ラインに並んでて
自分が待たされたらイライラしてるよって
思ったので、

「もういいわ。キャッシュで払うから」とレジのお姉さんに告げた。

ところが、お姉さんは、「カードが使える」と答えていた以上
どんなことでもカードで支払わせようと奮闘していた。

「もう一度だけ」

などと、何度もいろいろなボタンを押してトライ。
それでもメニュー画面に戻っている。

と、となりのレジで働いていた、いかにも聡明で仕事も
デキそうなブラックの若い姉さんが振り返って言った。

「カードのバランスはいくら?」

「50ドルだけど」

「だったら、そのバランスだけチャージしてみて」

すぐさまレジをうち50ドルを請求するお姉さん。

見事アクセプト。

レジの姉さんと、
私のこれまでの奮闘はなんだったんだろう?

アメックスのカード、リジェクトされるのならその理由を
マシンで言わせるようにプログラムしてほしい。

アメリカ人のレジのワーカーたちは、
決まったこと以外の機転がきかないのじゃよ。

ちなみにレジの姉さんの中には、xxドル57セントの釣り、
平気で75セント渡したりする。

57セントと75セントのうっかりミスを一日に何度も
すべてのレジの人がやってたら、
店はかなりの損害だ。

とはいえ、レジの人にのせいだけでなく、
50ドルのカードなのに、それ以上の買い物をしていた
ワシも悪かったけどさ。

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子供3人の組み合わせによって育児の大変さは変わるのか?

イースターで学校がお休み。
なにか勘違いしていて、ウチの子らの学校はあると思っていた。
のだが、やはり休みだった。

ピーピーキャーキャー大騒ぎ。
おかげでストレスがたまりまくりなのだ。

デニスはレイに預けて、エリカとアヤを
つれてターゲットへ行けば、
エリカがカートに乗っていたのに、商品を触ろうとして落下。

ニャンパラリンのニャンコ先生のように回転して落ちたのだが、
鼻をうったらしく大泣き。

ちょっぴり鼻血が出た。

それでも、頭を打たなくてよかった。

カートから降ろして二人を歩かせたら、
クルクルとハツカネズミのように他の客の回りをまわったり。
走り回る。

レジのそばへ行けば、売り物のオモチャで遊びだす。

とうとうキレたワシは、
「コラ~~~ッ、いい加減にせぇ~よぉ~!」と、
レジの姉さんの前で怒鳴った。

姉さん、かなり引いていた。

デニスがいなけりゃラクかと思えば、
そんなに変わらないってことに気づいた。

きっとエリカをレイに預けて、アヤとデニスっていう組み合わせならば
ここまで暴れないかもしれないな。

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アケピーにもらったグッチの鑑定結果はいかに?

マッサージセラピストの友人アケピーが日本へ帰国することになった。
お別れパーティーは浪花にて。

鍋食べ放題、酒飲み放題で
しこたま食い、しこたま飲んだ。

私が焼酎をガンガンにオーダーしていたら、こりゃ面倒じゃわいって
ことになったのだろう、とうとうボトルがやってきた。

そうして手酌でガブガブ、
「すみませんもう一本いただけますか?」と、調子にのったワシ。

「あの~すみません。これから後はまたグラスでのオーダーになります」

きっと閉店前だったので、飲み干せないと思ったのだな。
それとも、このザル飲みな奴らにボトルで与えてしまうと、
店の利益に結びつかないということか。

アケピーは、東京でマッサージサロン「楽(イーズ)」を開店し
そこのマネージャーとなる。まだ場所は決まっていないのだが、英語のできる
マッサージセラピストとして、外国人のお客様もウェルカムなのだ。

さてお別れ会では、なにをやっていたのかというと、
アケピーが不要となった洋服を持ってきて友人らに分け与えた。
細身で背の高いアケピーの洋服はチビでデブなワシに入るわけがない。

帽子と、グッチのポーチをいただいたのだった。

「これ、本物だっていって人からもらったんだけどさ」アケピー。
「でも、なんだかかなり安いつくりだね。キャナルストリート(チャイナタウン)あたりで
売ってるやつじゃないの?」と私たち。

数人の鑑定士(友人でもブランドものを持っている輩)が鑑定したが、
「このロゴのつけ方はフェークだよ」と言っていた。

「じゃージョアン(義理妹)に見てもらうわ。彼女、
キャナルストリートでフェークのグッチを
いつも買ってるから、偽モノだったらわかると思うのよね」

そうして今日、鑑定結果が出た。

って、ジョアンは、なにも言わなかったのだが。

5番街のグッチのショップに買うわけでもないのに、
足しげく通っているというナディーン(義理妹)が鑑定。

「これは古いけど、本物のグッチよ。逆に古いから悪いってこともなくて、
クラシックなものを好むマニアな人たちが、イーベイとかで高く取引しているみたいよ。」

「じゃーヒロエ、本物とわかったなら、物騒な場所で
地下鉄にはそれを持って乗れないわね」とレイマムが大笑い。

本物と聞くと、ブランド物なんて持っていない私も、
ちょっとドキドキしたのだった。

ちなみにNY5番街には、トランプタワーに今年の2月から
グッチのブティックがオープンしているらしい。

買えるわけないから、行くことはないだろうけど・・・。

グッチグッチグッチ裕三。

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またしてもハプニングの我が家

今日もまたハプニング。

レイが朝シャワーを浴びようと水を流していた。
私は地下で洗濯をはじめていた。

パチャパチャパチャと水がはねる音。

あれ?雨でもふってるのかな。

ギャーッ家の中に雨。
いや違う。これは、シャワーの排水だぁ~~~。

汚れ物を投げ捨て、
バスルームへ駆け上がる。

「レイ、レイ!水が漏れてるってば」
「はっ?」
「シャワーの水が」
「って、どういうこと?」
「配管が外れたみたいよ。古くてさびてて」

レイは、風呂に入る前に温度を調節するので、
シャワーに入って、
石鹸でザブザブやってなかったからよかった。

私が地下にいなかったら、
地下は水浸しになっていただろう。

しかも、石鹸ザブザブの。

レイがプラスチックの配管を買ってきて修理。
またしてもホームディポにてゲット

今時の配管はプラスチック製のものがあるらしい。
こっちのほうが、さびないから良いのだとか。

カットしたり、プライヤでしめたり。

結局、それができるツールが家にないので、
ダッドに借りにいった。

これから、ツールをそろえるのにも、金がかかりそうだ。

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スネークを引越しの際に捨ててきたことで立腹

マイホームって、自分でやらなくてはならないことが
とにかく多い。

今日は洗濯していたら、配水管がつまった。

ゴミをピンセットでとってみたり、水圧をかけてみたり
いろいろやってみた。恐らく1時間は費やしたであろう。

そして、スネークを探す。

スネークとは、
針金みたいなのが丸まっていて、
ビョーンと伸ばして配水管を通していくモノである。

スネーク、そういえば引越しの時に捨ててしまった。
レイが、「そんな汚いの捨てちまえ。また新しいのを買えばいいさ」

絶対に、すぐに必要になるのになーと思っていた。後から、
これだけのために買いに走るのも面倒くさいのに。

配水管が詰った瞬間に、レイが「捨てちまえ」と言った時の顔が
頭に浮かんだ。

それみたことか!

家を持つってことは、こういうことだ。

今までなら、スーパー(管理人)にクレームすればすんだ
配水管のつまり。

これからは、どんなものでも
修理は、自分でやらなきゃーならん。

排水の管理くらいはできなくちゃダメ。
スネークって絶対に必要だと思っていたのだ。

買いに行こうと思うけど、子供3人をつれて
ホームディポへ行くのも面倒だ。

まずは1ブロック先に住む
レイの両親に聞いてみた。

「ちょっと待ってろ。すぐに行く」とダッド。

食器洗剤と、スポイドのオバケみたいに大きなのと、スネークを持って
ダッド参上。

ダッドといえば、家の14もあるブラインドを全てつけてくれた男。

電話をすれば飛んできてくれる。
これじゃーまるで、お抱えハンディーマンみたいで申し訳ないな。

などと思いながらも、
ついついお願いしてしまう。

さすが家を管理する男。
こんなことには、慣れ慣れのようだ。

食器洗剤をダラダラと流し込み、スポイドのオバケで
バフバフと空気を送り込む。

スーッと便秘が解消するように汚水が流れていった。

「食器の洗剤が一番いいんだ。ただしこのブランドに限る!
(って、ブランド名を忘れちまった)

家のトイレには、いつでも食器用洗剤を置いているのだ。
詰ったときに、サーッと流せるからね。」とダッド。

配水管のつまりをなおし、
帰ろうとするダッドに、ついでに言ってみた。

「ダッド、ところでトイレのドアなんだけど。
閉まらないの。レイは、買い換えるなんて言ってるけど。
私は、ここのところをカットするだけで閉まるって思うの。

ダッドはどう思う?」

「俺にまかせろ」

そうしてダッドは自宅へもどり
カナヅチと電気ノコギリを持ってきた。

「ここをこうして叩くんだ。それで閉まるようになることもある。」と、
ドンドンとドアと壁の間を叩く。

閉まらない。

「やっぱりダメだな。」

結局、ドアをはずして電気ノコギリでビィ~~~ンとカット。
もちろん私もヘルプでドアをおさえていたので
オガクズだらけ。

「ダッド、この電気ノコギリっていくらぐらいするの?」
「モノにもよるけど、50ドルくらいかな」

家は父が大工だったので、電気ノコギリや電気ドリルなんて
家の中のそこらじゅうにあったから、
値段の相場を知らなかった。

「やっぱり、50ドル以上はするんだ。高いかも」

デニスの二段ベッドのためにハシゴを作ろうかと思ったが、
断念。

工事用のハシゴを買った方が、電気ノコギリやパーツを買ってるより
安いじゃないか。

パッチワークや陶芸とかも、
趣味でちょこっとやってる方がお金がかかるっていうけど、

家の修理もそうなのだ

ようやく修理を終え、トイレのドアが閉まるようになった。
ついでにドアノブも付け替えてくれた。

「ダッド、じゃー今日の工事費の請求は
レイあてにお願い」と冗談を言ったら、笑っていた。

こうして
今日も一日長かった。

なかなか引越しって片付かないんだなぁ。

それもこれも、
ピーピー3羽の腹をすかせた雛のような子供たちが、
「マミー、なんか食べたい!」って交代で言ってくるからだ。

3度の飯を3羽に食わせんとならんし、
その合間の2度のおやつも欠かせない。

まったく、奴らに餌をあたえてるだけで
一日の仕事量って、ハンパじゃない。

いつまで続くのか、この忙しい日々。

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子供用キャラもののブランケットってどうよ?

いよいよ新居へ。

デニスも二段ベッドの上の段ってことで大はしゃぎ。

レイマムから、レイたちが子供の頃に
使っていた古~いベッドをいただいたのだ。

だが、どこにもハシゴが見当たらない。

家具屋さんへ行っても、二段ベッドのハシゴだけ売ってくれるわけもなく。
注意をうながすためまっ黄色にペイントされたく、工事用の脚立となった。

デニスもこれで、毎日この色になじんでいれば、
工事現場のおっさんになったとしても抵抗を感じないだろう。

しかも、古い二段ベッドは、
落下を食い止めるための囲いもない。

普通のベッドが二段になっている状態なのである。

「古いベッドだから、二段でも囲いがないんだ。今どき
こんなの作らないよ」とレイ。

へっ?日本で私も子供のころから二段ベッドに寝ていたが、
囲いはあったぞ。

アメリカって、妙なところで
おくれていたんだなぁ。

ともかく、二段ベッドの上の段からも
下の段からも子供が転げ落ちるので、落下を食い止める
チャイルドガードをつけた。

寝相の悪いデニスが
バンバン寝ている最中にガードに当たっているが
落ちてこない。

チャイルドガード素晴らしい。

ちなみにどこで買ったのか?といえば、
Buy Buy Babyに売ってる
こんな風なの。

この写真では、薄い色のベッドだから
目立たない。

だが、濃い茶色の木のベッドなので、これがつくと
見た目、かなりいけてないのだ。
けど、安全のため仕方ないな。

もうちょっとデザインを考えればいいのになぁ~。

ま、そのうち子供たちが喜ぶ
スーパーマンなどヒーローものやプリンセスバージョンも
出てくるのにちがいない。

なんて言っておきながら
そっちも、私はあまり好きじゃないのだが。

今、

やはりブランケットも子供用キャラにしてあげるべきか
思案中である。

エリカはプリンセスのブランケットを買ってあげたら、
「うぁ~~~っ、マミーありがとう!」
と、ほっぺにチュッーをしてくれるに違いないのだ。

うぅ~~~む、シンデレラのブランケットねぇ~~~。

そしてデニスは「デニスはカーズがいい」とリクエスト。

うぅ~~~む、カーズのブランケットねぇ~~~。

デニスが、グランドマムからいただいた
スポンジボブのブランケット。最初は喜んでいたが、
今は飽きたのか、

それとも肌ざわりのせいか、おっさんのステテコみたいなラクダ色の
YSLのブランケットにくるまっている。

キャラクターもので喜ぶのも、数ヶ月。

ってなわけで、キャラものは、
「ハイ、消えた」(By100人に聞きました関口宏風に。って古っ!)。

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家の修復をやれる男はカッコいい

まだまだ続く家の補修。

ダッドがようやくブラインドをつけ終わり。
レイと弟デービッドが倉庫に預けていた大きな家具を運び入れた。

家具が少ないので、二人でもすぐに終わった。

「弟がいると助かるよねーこういう時。ここまでの力仕事って男の人の方が
やるほうがスムーズだし。デニスにも弟が
いればよかったのに・・・」と私。

「きっと、男のいとこができるから大丈夫。」とレイが笑った。

つまり、娘の二人いるデービッドに
男の子をつくれと遠まわしに言っている。

デービッドは、引越しの家具運びほかにも、
ダッドがあやまってはずしてしまった
ブラインドの糸を通したり、便座を取り替えたりしてくれた。

便座のは数十年は変えてなかったのだろう
ネジが驚くほどさびていた。

「便座を取り替えようとしたけど、私の力では
とてもじゃないけど、はずせない」と私。

「どれどれ」とレイが試す。

レイは、上の蓋をとるところまでは、できたのだけど、
下からのネジをはずすところでギブアップ。

デービッドは、車のメカニックもやっていたおかげか、
いろいろなツールやテクを使ってはずしたのだった。

こういう時に、頼りになる男はステキに見える。

ブラインドは全てダッドがつけたし、
ドアのノブもダッドが付け替えてくれた。
便座はデービッド。

で、レイは???

レイは、本当に家のケアを自分でやって
いけるのだろうか?

などと書いていたら、

「洗濯機のドライヤーに
室内用の換気口をつけたよ!」とニコヤカに笑いながら
戻ってきた。

ま、これも地下に窓をつけるまでの辛抱。

その大工仕事は、ジョージがやってくれるという。

ジョージ?それは、ジョージ山本でも、所ジョージでも
キュリアスジョージでもなく、ラテン系のジョージである。

なにかとマムは、「それは、ジョージがやってくれるわよ」と口にする。

ジョージは、マムの家のペイントや玄関や外壁のリノベーションを
破格でやってくれたらしい。

「スパニッシュしか喋れない?、あぁ、そんなの関係ねぇ~。
ワーキングビザ?あぁ、そんなの関係ねぇ~。
車もないから足になれ?あぁ、そんなの関係ねぇ~。」

と、マムが言ってたのが、小島よしおのリズムにのせて
聞こえた。

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シンナーはアメリカで取り締まりがゆるいの?

アメリカの大工さんは、適当なので
バスルームのタイルにペイントがごっそりついている。

日本だったら、ペイントする際には、テープで
マスキングとかするよね?

タイルなのか?ペイントの壁なのか?区別ができないくらい
分厚くペイントがついている部分もある。

そこで、
タイルについたペイントを落すためのヘラみたいなのも購入。
あとペイントを落すシンナーも購入した。

その際、不思議に思ったことが一つ。

アメリカって風邪薬を買うときには、IDの提示を求められたりするけど
シンナーを買うのには、これといって特別な措置もなかったのだ。

私が未成年じゃないから?

いやいや、ビールなど酒類を買う際には、たとえ30を超えていても
IDを求められることがある。
ランプがついて係りの人が飛んでくる。

アメリカには、たくさんほかに薬があるから
シンナーごときに手を出す子供はいないのだろうか?

謎だ・・・。

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ベストフレンドのアキちゃんが催眠療法士に???

NYからカリフォルニアへ、
数年旅立っていた友人アキちゃんが
催眠療法士になってNYへ戻ってきた。

あんなに別れる時には辛かったのだけど。
私が思ったとおり、案外あっさり戻ってきた。

パワーをもて余していた女性なので、
そのパワーを使うのに
NYの土地しか肌にあわないのかな?

まだ私たち二人ともがイケイケだった時代にも、
彼女はいつでもパワフルだった。

「あそこへ行こう、ここへ行こう。
コレ食べよう、アレ食べよう」

と、常にどこからか調べてきて、
色んなところへ一緒に行った。

好奇心旺盛な彼女といなければ、ハーレムに住んでいてもポパイに入って、
揚げたてジューシーでスパイシーなチキンなんて
永遠に食べることはなかったと思う。

あと、どこから見てもチャイニーズが経営しているってわかる
アッパーイーストの怪しい寿司屋とか(笑)。

って、妙な店ばっかりやん。

いやいや、そんなことはない。

アキちゃんはオペラを習っていたこともあったので、
オペラも一緒に聴きに行ったり。

リンカーンセンターのオペラは、私らには敷居が高いので、
すぐに庶民的オペラをアキちゃんが探してきた。

アッパーウエストにあるオペラの聞ける店は、情緒あって
イタリアンの料理もうまいし、最高だった。

まだあるのかな?
Caffe Taci 2841 Broadway
New York, NY 10025 Phone: (212) 678-5345

山田詠美さん御用達だったといわれるブラックの兄さんばかりが
芋の子を洗うように踊っている、
いまはなきベントレーというクラブへも行ったことがある。

そのおかげで私はレイと出会って、結婚して、子供もできて、
マイホームの夢も実現した。

アキちゃんとベントレーが、私の人生を変えたといっても
過言ではないのだ。

そんな彼女が人間のパワーを開花させるべく、
催眠療法士になったという。

私は、きっと
彼女の催眠術に、
これまで知らないうちに、かかっていたのかもしれない。

事あるごとに、
「ヒロちゃんはスゴイよ!」と、
まるで当然のような顔をして誉めてくれるのだ。

「レイも、ヒロちゃんみたいな人と一緒になれて
幸せモノだよ。」とまで言われ。

私って、夫を大統領にしたアゲマン、ヒラリー・クリントン?
自分も大統領になろうとしている
ヒラリー・クリントンみたくなれる?ってマジで思ったほどだ。

そんな彼女の催眠療法を受けておけば、
あなたもきっと願いがかなうはず。

というか、きっとこれからの夢と希望が見つかる。
そしてそれが叶うパワーを与えてくれるのだ。

私の今の夢は映画監督。
(なぁ~んて、むろんビデオ制作レベルで構わない)。

育児を終えたら、
映画制作を学ぶ学校へ行きたい。

なぁ~んて、夢だけはデカイ。

デカイ夢を自分が抱くことは無料だし、
どんな夢でも抱いておいたほうが、
これからも人生楽しいじゃないか。

私はアキちゃんと一緒に食事に出たりして、友達なので
知らないうちに彼女の催眠療法を受けてるおかげだろう。

私さえその気になれば、抱いてる夢は、
きっと実現できると信じることができる。

「ヒロちゃんなら、きっとできるよ」って当然の顔をして
私の夢を決して否定することがないアキちゃんが
いつでも微笑んでくれているから。

夢は、叶うまであきらめないこと!

アキちゃんの催眠療法を受けたい方は、是非ご一報ください。

NGH認定 催眠療法士 レイキマスター
中嶋明子
連絡先:646-683-7926

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小さくても我が家が最高

新しい家って、子供が傷つけたりするのが
やっぱり気になる。

そしてエリカがすでに新しいフローリングの床に
やってくれた。

オモチャでスクラッチスクラッチ、ランランラン。

まだ引っ越してきてもいないのに。

そりゃーもう、怒り飛ばした。

レイに言うのは辛かった。
のだが、デニスがお株をあげようとすぐさま報告。

「もう、エリカにはキツク言ったし
お尻もたたいたから。
許してあげて」と私。

エリカは、レイににらまれただけのようだった。

どうしてエリカをかばったのかといえば、

「子供たちの行動を、ちゃんと見てたのか!」

なんて、ワシにとばっちりがこないとも限らないからだ。

万が一、そんな事言われてたら、
「同じ働きをダスキンさんでやってたら、どれだけの
時給になっとるか、わかっとるんかい!」と、

腕まくりして、喧嘩だったに違いない。

それくらい今日は働いた。

私が掃除している間、
子供たちは、あっちのこっちの部屋と
走り回り、ジャンプしまくり、暴れまくっていた。

あぁ~、快適。子供が暴れまくっても、
大騒ぎしても、文句言わなくてすむのだ。

やりたい放題。

子供たちも、のびのびしている。

ついでに私ものびのびしている。

下の階のいじわるな女性のことを気にしなくてすむなんて、
最高!

やはり小さくても我が家だなぁ~。

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カーペットが入って住まいらしくなった

カーペットが寝室2つとプレイルームに入り、ようやく住まいらしくなった。

日本にいた頃は、新しい畳の香りが好きだったけど、
さすがに新しいカーペットの香りはしない。

その代わり、
カーペットを入れたすぐの掃除が楽しかった。

切れ端があちこちに浮かんでいるのだけど、
バキュームクリーナーでグィーーーンってやれば
グングンとカーペットがきれいになっていく。

そして、あっという間に掃除機のパックがいっぱいになった。

ケチな私は、カーペットの切れ端をパックから出した。

カーペットのくずが入ってるだけなのので、
キレイに取れる。

まるで、TVショッピングのCMで
掃除機の威力を見せている気分。

さすがSANYO。
掃除機も日本製に限るわ。

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ブラインド購入もまたまたお金がかかるのね

窓にブラインドを入れなくてはならない。
ブラインド、5ドル程度であるのかと思えば、今は
最低でも20ドル近くする。

小さい家なのに、14もある窓。

20ドルとして、軽く見積もっても、280ドル。

これにカーテンつけてたら、500ドルは軽く超えるじゃないか。

窓もバカにできないんだなぁ~。

ちょっとお洒落に木目調のブラインドなんて、50ドルを軽く超えるし。

これでは、当分
家具にお金をまわすのは無理だな。

当分は、スチール製のキャビネットで我慢か。。。

そんなブラインド探しに、子供たち3人をつれていき災難だった。

ホームディポは、かなり広いし、子供を二人乗せらる車仕様の
カートがあったので、デニスをカゴに入れ、強引に3人とものせて
安心だったのだが。

問題は、一人のりのカートしかない、ベッドバス&ビヨンド。

中高年の女性たちが、ゆったりとインテリアのショッピングなんぞを
楽しんでいるその場所にて、家の子3人が暴走。

まずはキッチンエリアにて、まな板を選んでいた私。

素材もいろいろ、形も色もたくさんあって
迷ってしまう。時間がかかっていたら、
エリカとアヤとデニスが急に賑やかになった。

「エリカちゃん、このクッキーつくりのがほしい」
「デニスは、こっちのクッキーの箱が・・・」
「アヤも、クッキー食べたい」

だからここで売ってるのは、クッキーをつくる器具なんだってば。

「ちょっと、マミーはそっちのコーナーには用はないんだけど。
こっちに戻ってきてくれない?」

戻ったと思ったら、次に、
パイを広げるためのローラーみたいなやつを一人ずつ持って
床を転がしはじめた。

「キャーッ売り物なんだから、やめてよぉ~~~!」

デニスとエリカは、しぶしぶ元へ戻すが、
アヤが反対側の通路へ逃げる。

ウサギのように、ピョコピョコ逃げ回るアヤ。
髪の毛を、ウサギの耳みたいに二つにくくったせいで、
この機敏な行動を?

ブラインドのあるフロアでは、我がもの顔で
3人が、カーテンやベッドの間をグルグルと駆け回る。

ここは秋の運動会?ってくらいにヒィーヒィーキャーキャーと
黄色い声をあげてリレーや障害物競走。

「てめぇ~らぁ~!いい加減にせぇ~よぉ~~~!」
周りに日本語のできる人がいないと思うと、
ついつい下品な日本語を使ってしまうワシ。

結局、なにも買えなかった。
割れもののあるところでは、子供たちが走り回ると、
冷や汗が出た。

「もう、絶対に連れてこないから」

怒鳴りまくって、3人の尻をたたこうとするが
周りの目を気にしてできなかった。

とにかく早足で外へ出た。

パーキングで車の来ない通路があったので、
まだパワーの有り余っている子供たちに、
「さぁ~道の終わりまで走っておいで!」と競争させた。

なんだか、飼い犬を散歩させてる気分だわ。

最初から、公園につれていっておくべきだった。

誤った選択に、ため息。

3人を買い物に連れて行くのは、当分無理だわと、
いつも思っているのに、また忘れていた母親なのであった。

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新居の大掃除なんてアメリカならでは

工事が終わって新居の大掃除。

拭いても拭いても、汚れちまって白い床。

なんど拭いても白い粉がふく。

「ある程度で妥協しないと完璧にキレイにするのは無理よ。
カーペット入れるんだからいいじゃない?」と、掃除を手伝ってくれていた
レイのマム。

マムは、手際よく掃除機をかけてくれて、
キッチンを完璧に掃除。

窓拭きまで終わらせた。

私はモタモタと、床を手で拭いたり、
トイレも真っ黒だったのでキレイにピカピカに磨いた。

いやはや水洗便所というものが一般化されてからというもの、
こんなに真っ黒なトイレを見たのは、初めてだ。

それくらい汚れていた。

睡眠時、トイレに行きたくても目が覚めないとき、
汚物で汚れていたり、ドロドロに汚くて使用不可能なトイレが
夢に出てくるが、まさにそんなノリ。

日本だったら家を買ったといえば、
たいてい新築の家に住むから、きっとこんな
大掃除はあり得ないんだろうなぁ~。

掃除も終わって、明日はいよいよカーペットがくる。
ようやく、住居らしくなるぞ。

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NY州知事も日本のソープランドに行っていれば・・・

スティービーの家でプレイデート。
アレックスも来た。

引っ越してから、学校で会えなくなったので、
2週間ぶりの再会。

けど、子供同士はたいして変わりなく接していた。

スティービーのマム、クリスティーン
「そういえば、州知事の話聞いた?」

「なにがあったの?」朝から子供の学校や新しい家の掃除で
ニュースを見ている暇もなかった私。

「エリオット・スピッツァーが、マンハッタンで売春婦を買っていたことが
発覚したの。法を守るべき人が違法行為してたなんて、
あんまりよねぇ~。しかも、高級な娼婦。

最高ランクは、1時間5500ドル(約56万円)も
するんだって。」

叶姉妹もこういうところで働いていたって噂だけど。

「日本だったら合法なところもあるみたい。ソープランドっていうんだけど。
夫に浮気されるより、プロに任せておいたほうがいいっていう奥さんもいるのよ。

それにしても州知事、奥さんも娘がいるって、家族が一番つらいよね。」

夕方のニュースでも、州知事の話題でもちきりだった。

レイマムも、
「奥さんが一緒に謝罪の記者会見に出るなんて。私だったらあり得ない!
お尻を蹴飛ばして、すぐに離婚の相談で弁護士に電話よ。」

とはいえ、記者会見で州知事の横に立っている妻の落ち着いた様子。
もしかして知っていたのでは?って思わせるほどだった。

ところで最近NYでは、
チャイナタウンの偽ブランド品販売の摘発やらなんやら、
違法行為の取締りが厳しくなってきた。

コリアンタウンなどで日本のピンサロみたいな
ことをやってくれる風俗店があるらしいけど。
そういうとこもヤバいかもね。

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危険なモノの置き場所

子供に、なんでもダメって言うのは、限界があると思う。

とはいえ、子供にもダメって知らせれば
伝わるのである。

たとえば、小さいころから
グランマーは、絶対にキッチンの下にある扉を開かせなかった。

完璧に「No!」って言い続けていた。

そうすれば、子供は納得する。

今まで、何度か開けたことがあっても、
グランマーが「No!」と言えば、やめていた。

今では、開けようともしない。

とはいえ、その扉もついてる
カウンターの上にあるモノは
イスにのぼって取るようになったけどさ。

今となっては、高いところに置いてても
イスを使う知恵がついて取られてしまう。

バナナを天井につるして、イスや棒などの器具をどういう風につかうのか?
なんて実験に使われる、サルなみの知的レベルを備えたわけだ。

そろそろ危険なモノをどこに置くのか、シビアになってきたなー。

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日本にいたら行きたい王子のためのイベント

日本にいたら行きたいイベント
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_080212183655_1.htm

プリンスってもう50歳なんだぁ~。

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家の改築が終わった

ようやく家の改築が終わった。

HGTVに出してもよいくらいのできばえだと、レイのマムや私たちも
ケン(ケニース)という大工さんの働きに感動。

ケンといっても日本人ではなく、ブラックの大工さんである。

「彼らはよく働いたわよ。

ジャマイカン(ジャマイカンが言ってることですから、許してください)
だったら、週末はもちろん、雪や雨だったら休むし。
5時になる前には帰っちゃうし。

彼ら、ほとんど毎日7時か8時すぎまで働いてたでしょ?
すごいわよね。
だからこんなに納期が早いのよ」

とレイマム。

たしかに、日本人なみに勤勉な大工さんだった。

まだ30代でバリバリの働き盛り。
仕事が楽しくて仕方ないって感じである。

だからか、
ケンは、すでにNYと他の州に自分の家を3件も持っている。
お金持ちなのだ。

男前だし、スタイルもよいし、フレンドリーで真面目。

こんな男なら、女がたくさん寄ってくるんだろうなぁ~。

大工道具さえあれば、彼はどこででも生きていける。

これからの時代、手に職ですな。

ついでに、彼らの仕事ぶりを見ていた隣の家の人が、
ケンに新しい仕事を依頼したそうだ。

なんと営業の戦力にまでなった我が家。

改築前と、改築後のわが家の変わりようを見たら、
そりゃーお願いしたくもなるだろね。

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5歳の息子にもらった初めてのご褒美

NJの三省堂へ行って、子供たちへ日本語の読み聞かせの本や
普段買ってあげられない幼児雑誌をまとめ買い。

芥川賞の作品も掲載されている文芸春秋は、私用。

日本で買う値段のほぼ2倍なので、100ドル近くになった。

これも日本語教育のためだと腹をすえて
カードを渡す。

母からよく、「教育にお金をかけることを惜しんではだめ」と
言われてきた。

でも母に教育にお金をかけてもらっても、
こんなショボく育ったワシである。

っつーかー、母はお金のかけ方を
間違っていたという気もする。

ある時なんぞは、そもそもセールスマントークに弱い母であるが、
またセールストークにやられてしまったのだろう

家宝にするのだと、図書館にしか置いていないような
原色日本の美術を購入した。

仏像とか金閣寺やお寺の写真を見てくつろぐなんて、寺社仏閣に興味のない
一般人は滅多にやらないと思っていたが。

案の定、買った当初に数冊を
一回ペラペラと見ただけで終わってしまった。

唯一、仏像の特徴などを書かなくちゃーならなかった
大学の美術のテストには重宝したけど。

今では、全巻で235,620円っていうこの本も、ホコリをかぶったり
雨漏りの水でしみを作ったり。タンスの肥やしだ。

ま、そんな昔話は置いておいて。

デニスらは、幼児雑誌で大はしゃぎ。
私の選択は間違っていなかった。
いつもボロボロになるまで読むのである。

そして付録なども組み立てて楽しんだ。

日本の雑誌の付録って、製品としてさすが高品質。

今日からは寝る前に読書会。
子供たちは幼児雑誌、
そして私が文芸春秋を読んでいた。

すると、デニスが一言。

「マミーもお勉強しているの?」
「うん、まあね。そんなところかな」

「じゃー、マミーにも、このステッカーをはってあげるよ」

「ありがとう!うれしいな。じゃあここに貼って」

デニスから私のお勉強に、ご褒美。

というわけで、文芸春秋の表紙に
ハムスターのわーい♥ て万歳しているシール。

富士山の絵が描かれている文芸春秋の地味な表紙とアンバランスな
銀色に輝くハムスターのシール。

このミスマッチ、かなり気に入った。

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パリス・ヒルトンが時折下品なのはナニーのせい?

昨日パブリックのプリKに入れないとわかり、
エリカとアヤの学校探し。

まずはネットで近所の学校を探す。

そして電話でツアーのアポを取る。

明日は一校だけ行ってくる。
ここはウェブ上でも評判のよい学校である。

うちの近所で公立にやりたくない金持ちの人たちが、
通わせているカソリック系の私立小学校。

なんてったって家の近所にはブロードウェイスターの家もあるらしい。
プールつきの豪邸。

とはいえ、数ブロックちがうだけで
不法で滞在している人たちのタコ部屋になっている家もある。

我が家は、無論そっちに近い。

たまに黄色いスポーツカーが走ってるのを見る。
お金持ちって、普段は何をしているのか気になるぅ。。。

のだが、

お金持ちのエリアに踏み込んだだけで、
警察に通報されてしまうようだ。

お金持ちの子供たちはどこで遊んでいるのだろう?

ああ、そういえばこの辺りでラテン系とかブラックの
ナニーが連れているのは、きっとお金持ちの子なのだ。

ちなみに、近頃読んだ雑誌に書いてあったのは、

マンハッタンの人気ナニーは、ダントツ北欧系の白人女性。

ところが一部のナニーは、北欧でも貧しい地域から
20代でNYへ出稼ぎ。

ご存知のとおり、NYって楽しい遊び場がたくさんある。

20代なんて、まだまだ遊び盛りなので、ナニーはシッターの後に
夜遊び。

酒をあびるほど飲んで、一睡もしないまま、またまたシッターへ。

二日酔いドロドロで子供を預かって
昼寝なんてこともあるらしい。(私もシッターだったら、こうだろな)

もっとひどいのは、
かくれてドラッグをやってるナニー。

盗みをはたらいたり、
薬を持ち帰ったりするナニー。

子供にアビューズするナニー。

そんなナニーの悪事に対処するため、親は
カメラを設置してるらしいが、

残念ながら、ナニーはカメラの位置を把握していて
カメラのないところで悪さしているという。

そんなナニーに預けていると、子供はどんな大人に
なるのだろう。

やっぱ、パリス・ヒルトンみたいになるのかなー。

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学校へ入る際の年齢制限がバラバラなアメリカ

アヤとエリカを公立のプリK(プリキンダーガーデン)に入れるため、
願書を配り始めたと同時に問い合わせして取りにいった。

前に聞いたときには、2004年の12月31日生まれまで入れると言ってたのに、
レジストレーションの紙には、なんと12月1日までと書いてあるじゃないか。

すぐさま電話連絡。

「ちょっとこれっておかしくないですか?
だってキンダーガーデンは12月31日の子供を受け入れて
プリKは12月1日って。

12月2日から31日までに生まれた子供は、
プリKをスキップしなくちゃーならない子もいるってことですか?

うちの子は、2004年の12月25日に生まれてますが、
プリKには、再来年なら入れるってことですよね?
でも再来年には、キンダーガーデンに入ることもできる。

キンダーガーデンも2004年の12月1日生まれまでって
プリKと同じに区切っているなら理解できますが、
なぜキンダーは31日生まれまでなのでしょうか?」

「それがNYステートの法律ですから」

「ナンセンスですよ!そんなの」

「でも、法律は法律で私たちには、どうしようもないのです」

アメリカの学校って、年齢が一つ上とかあまりこだわらないのだ。
だから年齢に上限はない。

しかし下限は決めてある。

無料でプリKにいけるのは、来年だからっていっても
来年はキンダーにも入れるのだ。

アヤもエリカも、今より下のクラスと子たちとでは
幼稚すぎてやっていけない。

今のプライベートの4歳児クラスでもしっかりしているし、
背も高いし、行動もちょっとばかり
進んでいる感じ。

これで下の年齢のクラスに入れたら、
退屈してしまうに決まっている。

それにアヤは一人だけ、背がやたらと高くて
目立つではないか。

アヤなんて今のクラスでも一番背が高いってのにさ。

あまりの怒りに、
鼻息が荒くなっていた。

ただ一つよかったのは、これだけ面倒くさいフォームを
記入する前に確認しておいたってことだ。

前に確認した時には31日生まれまでOKって言ってたのにさ。
去年までは、そういう区切りだったのだろうか?

たしかにデニスが公立のプリKに入学した去年は、
31日生まれまでだったような・・・。

ま、どちらにしても年齢にこだわらずに、子供の能力に応じて
学校に行けるっていう点で、アメリカは進んでいるのだろうか?

8歳で大学へ入ったって子もいたし。

日本人と韓国人のハーフでショー・ヤノ君


日本だと、同年齢の人たちが仲良くなったり、
価値観が世代で決まったりしてしまうのは
学校に同じ年齢の人しかいないからなのだ。

学校の勉強って年齢に左右されないほうが、
マイペースでいけるから
人間にとっては有利なのかもしれないなぁ~。

IQ1300のルチ将軍になりたい。
(BYプリンプリン物語)

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アメリカの病院は早期退院させられるから大変だ

コネチカットに住む叔母ジャネットの家へ行ってきた。
手術をうけた後の、お見舞いである。

ジャネットは顔が前から痩せていたが、
さらに大きな目がギョロギョロするくらい細くなっていた。

抜糸はしているものの、歩くのもままならない。
まだまだ日本だったら、入院生活させられている状態なのに、
アメリカって退院が早いのだ。

そういえば、妊婦でも2泊3日だものなぁ~。

ちなみに私は双子を出産した際に、夜中に産んで
次の日一日いただけで退院させてもらった。

NYU(NY大学)の産科病棟は、ガタガタと看護婦さんが行ったりきたり、
いつも騒々しくて、
病院にいるとゆっくりできないのだ。

ベイビーをあっちにこっちに移動させるから
当たり前なんだけど。

だからアメリカだと、介護してくれる人がいるのなら、
早期退院して自宅で静養するほうがよいと思う。

ジャネットは一人暮らしな上、自分では
ほとんど家事ができないらしい。

食事もオートミールをちょっとだけ食べる程度だというから、
まだまだ病人である。

近所の人や介護の人たちが、
代わる代わるやってきてヘルプしてくれている。

買い物やゴミだしなど。

掃除もできないので、
私が掃除機でバキューム。

キッチンはマムが片付けていた。

病気をしたら、一人暮らしって本当に
大変だなーと痛感した。

日本にいる肉親が不自由したときには、私はこうやって
手伝ってあげることができるのだろうか?
とも思った。

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冷たいコンクリートジャングルの東京化していくNYのオフィスビル

忘れたバッグをミクに預かってもらっていたので、
久々にミッドタウンへ昼間に行った。

街の雰囲気が、ちょっと見ないうちに
ものすごく変わっていたのに驚いた。

おのぼりさん気分。

グランドセントラル駅から東側に歩いたところにあるビルなんて
銀色の彫刻みたいな壁になっているし。

私が勤めていたオフィスの1階には入口に
地下鉄の入口にあるゲートみたいなのができていた。

そしてIDをスキャンさせて皆ロビーを通り過ぎる。

セキュリティーのお兄さんたちが、いるのはいるんだけど。
ロビーで楽しそうにおしゃべりしている人の数が減少していた。

こんな風に、
NYも、どんどん雰囲気が
東京の冷たいオフィスビル化している。

冷たいというのは、
知らない人とはコミュニケーションが少ないってこと。

私が勤めていた5年以上前のミッドタウン。

ビルの前で、タバコをふかしてだべっている人同士が、
別のオフィスの者でも、おしゃべりして賑やかだった。

今も、そういう人たちが
いるのはいるんだけどねぇ。

なんとなく空気が違う。
風情がなくなってきているのだ。

いつも私がインド人のオヤジとくっちゃべっていた
ロビーの脇にあったキャンディーストアもなくなっていた。

仕事の合間にチョコを買いにきたり、ソーダを買ったり、
ちょこちょこ息抜きしていた。

オヤジたちとロットを買って、あーだのこーだの言ってた
アノ頃が懐かしい。

そのスペースは、無人の
来客用の電話ボックスみたいになっていた。

これからこそ、人とのふれあいスペースが
ブームになる時代だと思うんだけどなぁ・・・。

人とのふれあいといえば、

今日見た雑誌で、
アグリー(醜い)セーターパーティーってのがあった。

クリスマスやバースデーに母などからもらった
びっくりするくらいセンスの悪いセーター。

とんでもなく派手だったり、パズルみたいな柄だったりして、
恥ずかしくて外には着ていけず、すでにタンスの肥やしと
なってしまっているセーターってアメリカ人な沢山持っているのだ。

そんなタンスの奥に眠っているアグリーなセーターを
着てパーティーをやる。

さすがアメリカ人のコミュニケーションセンス。
なんでもパーティーの手段に使う。

ちなみに写真では、

これでもか!っていうくらい、奇想天外な模様の
赤いセーターを着た中年女性がいたり。

そこいらの野良猫から集めたみたいな茶色の
毛皮のコートが展示してあったり。

短めで奇怪な模様のボレロを着たIT系のオタク兄さんが、
コスモポリタンの入ったカクテルグラスを片手に微笑んでいた。

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悪夢にうなされて目覚めたことが貴方にはありますか?

悪夢を久々に見た。

っていうか、
初めて悪夢にうなされて、目が覚めるって事態を経験した。

よく映画やドラマなんかで、
主人公が、冷や汗をかきながら目を覚ますなんてシーンがあるけど。
それを見るたび、

めちゃ、うけるぅ~~~。
こんなのあり得なぁ~~~い。
なんて感じで、オヤジなワシが、女子高生風に思っていた。

目が覚めるほど怖かった夢っていうのは、

<マジ怖いからここからは心臓の弱い方は気をつけてください。>

ハイウェイをビュンビュン飛ばしていたら、
いきなりわき道から、ジョージフォーマングリルで有名な、
ジョージフォーマンみたいなオヤジが飛び出してきたのだ。

慌てて急ブレーキを踏んだ。
ジョージは迂回するように、またわき道へ消えて行った。

私は、やれやれと思いながら、車をそろそろと動かそうとしていた。

と、

またしてもわき道から、
目の血走ったジョージが、私の車に向かって走ってくる。

ハイウェイだから、逆走できないし
オヤジに向かって走ったら、
車のスピードがあがる前に、ジョージに追いつかれてしまう。

ギャーッ!

ジョージが迫ってくるぅ~~~!

ってところで、目が覚めたのである。

目が覚めると、
心臓がバクバクしていた。

この悪夢を見た理由は、自分自身わかっている。

次の日、コネチカットに住む退院したばかりで、
一人暮らしのジャネットおばさんのお見舞いに、
私がドライブして行くってダッドに約束していたからだ。

それなのに、
昨日のベイビーシャワーの会場に
バッグを忘れてきてしまった。

バッグの中身の
お財布には、自動車免許も入っていた。

もちろん免許書不携帯では、ドライヴできない。

レイは、「俺は出張帰りで疲れてるから、最初から行くつもりないけど。
無理なら無理で、いいだろ」

「そうだけど、だったらなるべく早く行けない理由を
説明して謝りたい」

「そんなの気にするなよ」

「携帯にでも電話できるといいけど。彼らは
パーティーに行ってるし。

どちらにしても夜中に帰ってくるんだから、
ジャネットのお見舞いに行くのは無理よね」

「そうだよ、気にしなくていいよ」

「だけど・・・日本のやり方だったら、一度計画したことを
変更するのには、きちんと理由を言って謝罪をするものなの」

「勝手にしろ!」

日本人ってこういう時には、ものすごい
責任を感じてしまうものだ。

病気の伯母が、楽しみに待っているのだ。

小さな期待を裏切りたくない。

そして次の日、

ダッドもマムも、パーティーで午前様だったらしく、
お疲れモード。

まったく行く気なし。

私のこの責任感に対する悪夢は、
何のためだったのだろうか?

日本人ってきっと、この妙な責任感のせいで、
自殺者とかがたくさん出るのだ。

カリビアンの大らかさ(悪く言えばいい加減さ)
が習得できるといいんだけど。。。

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サチーナのベイビーシャワー

サチーナのベイビーシャワーに行ってきた。

サチーナといっても日本人でラテン系の男性パブロと結婚してる友人だ。

デニスは、パブロに遊んでもらっていると
よく「パブロの子か?」って通りすがりの人に聞かれていたので、
本当のパブロの子もデニスに似てるんだろうな。

生まれてくるのが、楽しみだ。

ちなみにパブロのいとこ宅で行われたベイビーシャワー。
デニスはすっかりラテン系の皆さんになじんでいた。
見かけからして違和感なし。

アヤはブラックの女の子が来たら
興味津々だった。やはり、人間って見かけが似ていると
何か通うものがあるのだろうか?

たしかに私もママたちとかアジア系っていうだけで、
なんとなく近寄ってしまうこととかある。

人種によって波長ってあるのかもしれないな。

でも、そこにいたラテン系の30代くらいの女性で
日本人のお母さんがいると言っていたが。

まったく日本人の要素がなく(って家の子もそうか)

まったくのラテン系だった。

日本語は少しだけわかると言っていた。

アメリカで生まれると、日本人母であっても
日本人らしさがまったくない子供はいくらでもいるのであった。

家の子たちは、日本語もできて、日本の話題にもついていけるように
がんばろう!っと。

プリキュア、タイムボカン。

かなり子供たちははまっている。

っつーかー、日本にあわせるためにがんばろうなんて。
こういうところが日本人っぽいよなぁ~私って。

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ジャマイカンのお宅に鰹節や干ししいたけが置いてないって当たり前か

今日はせっかくスパゲティーを作ったのに、
子供たちが食べなかった。

っつっても、パスタを湯がいて
ボトル入りのソースをかけただけなんだけど。

レイの実家へ来てからというもの
まったく料理らしい料理を作っていない。

これじゃーまるで、
ワシってまったく料理しない人みたいかも。
(あ、もともとそうだったか・・・)

ランチには、冷凍のピザとか
フレンチフライにフィッシュスティック。

でも、はっきり言って

フィッシュスティックなんて、
白身の魚を買ってきて、パン粉をつけてって
工程が面倒くさいばかりで、衣がついて売ってるものと
なんら変わりないと思う。

そうして今日も手抜き料理。

グランマーのつくった野菜は、スープ以外は
子供たちが食べない。

グランマーがつくるスープや
味噌汁に入ってたら野菜も食べるのに。

やっぱりスープにしないとダメなのかな。

とはいえ、和風のスープをつくるにも、
味噌や醤油は冷蔵庫に入ってたのを持ってきたからあるのに、
味噌汁やうどんのだしが作れない。

日本の家庭だったら、干ししいたけとか、鰹節とか必ず家に
買い置きしてあるけど。ジャマイカンのお宅には、
だしの原料になるものがないのだ。

強いてあげれば、チキンくらいか。

チキンだしの味噌汁は飲んだことないかも。

こうして考えてみると、
日本の料理って、なんでもかんでも
だしが必要なのだね。

明日インスタントのだしを買ってこようっと。

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