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Archive | 2014年10月

成田空港からのお土産はお茶漬け

日本出張中だったレイにお土産を頼んだ。

お茶漬け。最近、日本からのお土産にはお茶漬けと決めている。

成田空港で、レイが「売り場の人に何て聞けばいいの?」と言うから、
「お茶漬けありますか?」って聞いてよ。

とお願いしたけど、結局、売り場まで行って
電話をかわってもらった。

「もしもし」と当たり前のように売り場の人が日本語で電話にでた。
なぜ電話のむこうの私が日本人だってわかったのだろう?

「お茶漬けを買ってきてもらおうと思っているのですが、以前に
成田空港でウナギの入ってるお茶漬けを買ってきてもらったんですが
そちらにありますか?」

「いえ、こちらにあるのは静岡のお茶漬けでウナギは入っておりません」

「静岡のお茶漬けなら、お茶にゆかりのある土地柄、きっと美味しいですよね。
だったらウナギじゃなくてもいいです」と私。

「わかりました。いくついりますか?」

「おいくらですか」

「10袋入りで520円になります」
「では、二袋、あ、やっぱり四袋くらい買ってきてもらおうかな」

早くお茶漬けが食べてみたいけど、レイはこれからさらに出張が続くため
もどってこない。

お茶漬けが食べれるのは、3週間も先の話だ。

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行列が苦手なのにミッドタウンの人気店は行列だらけ

私のお気に入りだったミドルイースタンフード店は、長蛇の列。
店の外にまで行列ができてるのだ。

私は行列するのがとっても苦手。

仕方ないのでラーメンを食べに行った。

一人ラーメンなのに、二人が座れる席へ案内された。そこしか空いてなかったのだ。

私が席についた後から、みるみる人が増えてきて、
私の横に長蛇の列ができていった。

混雑する中、私のオーダーした博多ラーメンがやってきた。
立って待ってる人の横で食べるのって、料理が美味しくないのだ。

なぜ美味しくないのだろうか?

きっと並んでいる人たちから、
「一人で食べるのなら、カウンターへ行けばいいのに」って思ってるんじゃないかとか、
「あとどの位で食べ終わるのかしら。さっさと払って出て行けば、私たちの席が
できるのに」とか、心の声が聞こえてくる気がするから。

加えて、
「さっさと食べて出ていってくれ」オーラみたいなのがバンバンと発信されている感じ。

ソワソワしてしまって落ち着いていられない。
それに、流れ作業のように、ラーメンが運ばれてきて、大勢の人間が
同じようなものを食べている様って、ブロイラーの鶏たちのエサ時間みたいで。

人間も食べるときには、動物なんだなーって実感してしまうからかもしれない。

繰り返すが、私は本来、行列してまで食べるために待つことが苦手なので、
もし次、ここのラーメンやさんに行列ができていたら、来ないだろう。

行列しなくてもよい、美味しい店を探さなければなぁ~。

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親が学校行事への積極的参加が必要

ちょっとしたもめごとにデニスが巻き込まれて、デニスのせいじゃないのに
転入2か月目の女の子タイ―シャ(仮名)からの告げ口により、校長に呼び出された。

タイ―シャは、バスの中でも他の男の子同士でデニスは話しているというのに、彼女にデニスが
何かを言ったといつも怒りだすのだとか。

アヤにも、たまにブランコをゆずれと強引にとったり、ここから先に来るなとラインを引いたりなど
タイ―シャがストレスを与えてくるらしい。

この日は、ランチの時
デニスが食べ終えたサンドイッチの入っていたアルミニウムをボール状に丸めたところ
男の子がそれをとって投げた。それがほかの男の子の顔にあたり、
男の子同士が喧嘩になったらしい。

それを2テーブル離れたところでタイ―シャが見ていた。何が起こってるのか見えるはずがない場所。

それなのにタイ―シャは
「デニスのせいだ」と言いだしたという。デニスはアルミニウムのボールを捨てようとしていた
だけなのにだ。

しかもデニスはカース(汚い言葉でののしること)していないのに、カースしたと言い張ったらしい。

レイが出張中なのでレイのマムと一緒に学校へ。

校長は、校長に対するデニスの態度がとても悪いのだと訴えた。
しかも何が起こったのかを話さないのだとか。

デニスによると、話そうとしたら、校長が聞く耳を持たなかったというのが事実らしいのだけど。

私は親の欲目ではないけど、デニスのほうが本当のことを言ってるのだと
この校長に会って納得した。

校長は、かなり王様的なキャラ。
服従しない生徒はすべて悪なのだ。

だからデニスは罪を認めないので、悪なのである。

ってか、やってない罪を認める必要はないのだから、私はデニスのほうがまともだと思う。

私はまず前日、子供たちに書かせた事実を記録した紙を校長に渡した。

デニスを同席させ、持ってきた事実の記録に
目を通すこともなく、校長は話しをはじめた。

そこからしてかなりキツイって思った。

子供が書いたものであり、
たいした文章の長さじゃないのだから、ざっと目を通すくらいのことはするよね普通。

校長にとって事実はどうでもよいのだ。

ただデニスの校長に対する態度が気に食わないらしい。

校長も忙しいだろうから、さっさと私たちは私たちの言い分を話した。

タイ―シャは、デニスがやっていないことをやっていたようにいつも校長やほかの先生に
言いつけるということ。

妹のアヤもたまに彼女からストレスを与えられているということ。

校長は、デニスに「なぜデニスは私の前で話してくれなかったの。しかも私に向かっての
態度だってとてもまともとは思えなかったわ」と言った。

校長の前では言わなかったが、デニスによると
「タイ―シャがよいことをした」と、偶然、歯医者へ連れて行くピックアップで
来ていたタイ―シャのお父さんにまでこのトラブルを話し、キャラキャラと笑ったのだという。

そんな屈辱的な場面で、子供が事実を話すことができるはずない。

「それはデニスがやっていないことを、タイ―シャによってデニスのせいにされたことで
怒っていたからだと思います。

デニスは体格がよいので、しっかりしているように見えますが、
まだ年齢は11歳という子供ですし、怒りがおさまらないうちに冷静に話をできるような
感情のコントロールはできないと思います。

そもそもデニスは、カースしたりする子ではありません。」と私は冷静に話した。

校長は、その後も
「デニスがきちんと話してくれなかったから」と繰り返した。

「そのことよりもなによりも、デニスやアヤにストレスを与えてくるタイ―シャへの対応を宜しくお願いします。
特にアヤは糖尿病もあるので、ストレスを与えられることはとても病気に悪いのです。」とマムが
話を続けた。

校長は、「わかりました。タイ―シャの行動はこちらのほうで監督いたします。
デニス、何かあったらきちんと誰かに話をするんですよ。自分でストレスをためこむことは
最悪なのですから」

「ってか、デニスがちゃんと私たちに話をしているから、ここに来ているんですけど」と
言いたいところを私はぐっとこらえた。

この王様校長にここで歯向かえば、ますます状況が悪化するばかりだ。

ともかく、話し合いはここで終わった。

正直、私たちは納得のいかないままだったが、校長に「時間をつくってくれてありがとうございました。
こうしてもめ事にキチンと対処しようとしている姿勢が素晴らしい」と称えた。

それはレイのマムから、「ゲットーなエリアだと、先生たちはこんな小さなもめ事など
見て見ぬふりをするのだ」という話を聞いていたからだ。

「仕事が忙しいのはわかるけど、学校行事にかかわるのは、今の時代
当たり前なのよ。私たちの時代は、たくさんの親たちが働いていたので、学校行事にかかわることなんて
できる人たちが少なかったし、そんなの関係なかったけど。

今の先生たちは、親との関わりがない子供よりも、関わってくる親の子に対しては
キチンと対応するのよ。

だから今後は、なるべく学校行事にかかわったほうがいいわ。
もし行けないのなら、私が行ってあげることもできるから」と車で家へもどる際にマムが
助言してくれた。

しかし、これまで何度か、インターナショナルデーなどのイベントでは、
ちらし寿司を作ったりして、行事に参加してるんだけどなぁ~・・・。

去年は、デニスが6年生を送る会の係りもやって、
私が送り迎えをしたり。

子供たちの表彰式には、ほとんど参加しているし。

音楽会にも必ず顔をだす。

そういえば、この校長になった2年前から、
子供同士の喧嘩が増えた気がする。

もしかしたら王様校長が学校の雰囲気を悪くしているのかもしれん。

デニスも来年は中学校へあがる。
あと少しの辛抱だな。

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ハロウィーンが近づくとオフィスにも菓子がいっぱい

ハロウィーンが近づいているからか、オフィスにもお菓子を持ってきている人が多い。

今日は、ITのサポートでオフィス内をウロウロしている間に、キットカットをいただき、

ほかのエリアでも「キャンディーどう?」と聞かれた。
見てみると、子供たちにいつも「食べたらダメ」と禁止しているかなりジャンクな色付きキャンディー。

しかしせっかくなので、「ガムある?」って聞いてみた。

丸いグリーンのビリヤードのボールを小さくしたような、日本だとガチャガチャに入ってて
出てくるような丸いのがあったから、「コレちょうだい」といただいて、口に入れた。

シナモン味のキャンディーだった。しかもなめてもなめても小さくならない。
よく「アメを食べてるフリ」なんて言いながら、舌をつかって頬をふくらませたりするけど、
そういう感じで、頬がふくらむ。

噛もうとしてもかめないのだ。
これじゃー仕事にならないので途中で吐き出した。

「ガムはこっちのほうがいいよ」と、バブルガムの包みをくれた。
Dubble Bubble Gumって製品なんだけど、
アメリカではジャンクの王様グミベアーと同じくらいのレベルでメジャーな商品だ。

子供たちにせがまれて、よく買ってあげていた。

このガム、いつ食べても、口に入れると数秒のうちに味がなくなって縮んだように小さくなり、驚かされる。
それでもなんだか食感がよい。

今年も、子供たちにハロウィーンくらいは身体に悪そうなキャンディーやガムを買ってやるべきか。。。

レイが出張先から「ハロウィーンの菓子もオーガニックを食わせろ!」って怒りだすだろうな。

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早朝にナンパするのはイケメンさすが

今朝は、いつもより早い電車に乗った。

グランドセントラル駅について、出口に並んでいると、出口のすぐ横に座っていたお兄さんが、
きれいなブロンドのスラリとした男前だった。

Johann Urb
この俳優が一番近い感じ。

後ろには、これまたちょっとカワイイ姉ちゃんが並んで立っていた。
Ellen Page
こんな感じの人だった。

で、彼女が来ると、彼が「やあ」と、知り合いのように立ち上がった。
もしかしたら何度か顔を見かけていたのだろうか。

しばらくすると彼らの会話が背後から聞こえてきた。
しかもこの部分だけは、めちゃくちゃ彼が気合いを入れて聞いたためか、声が大きかったので
クリアに聞えた。

まず、

「シングルなの?」

「ええ、まあ」女の子のほうは、小さめな声。

「彼氏はいるの?」

その回答が電車が停車したブレーキの音でかき消された。

うぉ~っ!彼氏はいるのか?いても奴は奪うのか。気になる。

そして二人は会話しながら、駅の通路までやってきた。
働いている方向が反対らしく、軽い挨拶をして女は東に男は西へと歩き出した。

いやはやさすが男前は、自信あるからか朝から平気でナンパしてるんだなぁ~。
まー声をかけられてるお姉ちゃんのほうも、かなりカワイイ子だったから、ナンパされなれてるんだろうなぁ~。

今後の彼らのお付き合いが気になるけど、この早い電車にはめったに乗ることはないから
二人の行く末を見ることはないだろ。

とはいえ、ふと思ったのは、
同じ電車に乗って通ってる人と付き合った場合、別れた時が面倒くさそう。

会社へ行く時間は変わらないわけだから、相手と会わないように時間をずらすことが
大変そうだわ。

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ガラケーでバスガイドのように話しまくるブラックの姉ちゃん

夕方の電車は6時を過ぎていたからか混んでいた。

いつもすぐに寝てしまうのだけど、今日は、女性の声で何度か目が覚めた。

隣の白人の姉さんは、iPhoneをずーっといじってメッセージしているし、
誰が話をしているのだろうって思って、前を見たら
ブラックの姉さんがガラケーを使ってしゃべっていた。

かなり太めな女性で、頬のふくらみもあるからか、そのガラケーが
耳と口に届かない?のかもしれない。

もしくは、小声で話したいから?

まーどちらにしても、

相手の声を聴くときには、耳にあて、
自分が話をするときには、わざわざガラケーを縦に昔のバスガイドがアナウンス用のマイクを
持つみたいに口元に寄せてから話をしている。

それがグラセンから出て30分ほど続いているらしい。

よく疲れないものだ。

ってか、今でもそのガラケーが手に入るの?ってくらいに、珍しいサイズのものだった。

つい先日、エレベーターの中でアメリカ人のITのマネージメントの男性が
私のスマホを見て「それは進化する前のスマホだね」って言った。

いかにも!私のはすでに何年も前のHTC製品。
すぐに切れてしまうバッテリーや保存容量と格闘しながら、メッセージを友人に送ったり、
写真を撮ったりしている。

巷にはiPhone6の時代がやってきているのだ。
私の携帯はそれに比べると石器時代の人間の使っている道具のようなものだ。

iPhone6を手にした人に聞けば注文が殺到しているのか、
5.5インチのサイズのデカいやつしか手に入らないらしい。

彼女も結局5.5インチのほうを買ったらしく、見せてもらったけど、
大きなサイズのほうが使いやすそうだった。

しかしポケットには入りそうにない。。。

ポケットに入らない携帯は、持ってまわるのが大変そう。

私は、しばらく旧式のスマホでいいや。

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NYにて旬で美味いものは生ガキ

NYで秋になったら旬でうまいものって、生ガキだ。

近年、生ガキを食べれるレストランがさらに増えてる気がする。

グランドセントラル駅にあるオイスターバーは誰もが知ってるほどの観光名所で老舗になってきたけど、
ここのほかにも生ガキの食べれる場所がある。私が知ってるのは、
ミッドタウンでお気軽に食べれるバーばかりだけど。。。

ここは長年やってて誰もが知ってるけど、まずはDocks。
Docks Oysterbar

NYのビジネスマンが集う、クラシックなレストラン。バーも人気があって、夜遅くまでにぎわっている。
バーで一人生ガキを食べてても誰も驚かない。

私はここのニューイングランドクラムチャウダースープが気に入っている。ニューイングランドのはクリームの
クラムチャウダースープ。ちなみにニューヨーククラムチャウダースープはトマトベース。

Eatalyのバーもお勧め。目の前で兄さんたちがガリガリとカキを割ってくれるところが見れるのも醍醐味。
ビールをグビグビ飲みながら待っていると、大皿にドンと盛られたカキがやってきて迫力なのだ。
IL PESCE

つい先日に友人ミクさんと行ってきた、Crave Fishbar

ここはなんとHappy Hour(バーがオープンしてしばらくの時間。たいてい5時から7時までとかが多い)は、
カキ1個が1ドルという激安価格。しかもスパークリングワインのボトルが半額。

スパークリングワインを2本、カキを2ダース食べて大満足。
これをアッペタイザーに、客がほかの料理を食べることを狙っての安値なんだろうけど、
私は、お料理の値段を見て震えてしまった。ほとんどが30ドル近い価格。

「次へ行こう」と別の店でご飯ものは食べることにした。

まだまだカキが食べたいと、調べていたら
オイスターブログってのをNYでやってる人たちがいるようだ。
http://www.theoysterblog.com/restaurant-reviews/

まだまだカキの季節はこれから、カキを食べるならRのつく月に食べなさいと言われている。
(※September、OctoberのようにRがスペルに含まれてる月)
生ガキをもっともっと今年も食うぞ!

ってか、マッスルが安くて美味い店もそのうち紹介する予定。

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ハムスターの散歩をさせるアヤ

アヤがようやく触れるハムスター、ロングヘアードハムスターという種類をゲット。
名前はマックスちゃん。

もちろんロボロフスキーのクッキーちゃんも健在。

しかしクッキーちゃんは触ろうとすると相変わらず噛みつくらしく、
飼い犬に噛まれるではないけど、飼いハムスターに歯を立てられた
アヤは立腹。クッキーちゃんはもはや飽きられたぬいぐるみのような状態。

マックスちゃんに触れることばかりに夢中なのだ。

レイがいる間は、外へ出すことが禁止されているため、
出張中は野放し状態。カゴから出し、机の上からイスの上から
どこでもここでもマックスちゃんが歩き回る。

寝るのも、アヤが用意した小さな専用ポーチ。

ある時、アヤは犬のようにマックスちゃんをお腹のあたりに紐をつけて家の中を散歩させたいらしい。
アヤがシャワーを浴びる間は、トイレで待たせていた。

紐がゆるいので、結局、マックスちゃんはバスルームを歩いてまわっていたようだ。。。
さすがに紐をつけるのは、ハムスターには迷惑だろうからやめてもらうことにした。

ハムスターもいい迷惑だろうけど、ようやく手で可愛がってあげることのできるペットらしいペット。

寿命は2年ほどだというけど、もっと長生きしてくれるといいな。

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インドでホームレスの子供たちを育てる元ウォールストリートのバンカー

インドでNPO(non profit organization)活動Operation ShantiをやっているTracy KunichikaがNYで10月9日にチャリティーイベントを行った。

チェルシーのGeorge Billis ギャラリーを貸切。もちろんここのオーナーがチャリティーとして提供してくれている。
こういうアメリカ人のさり気なさがいい。

ハーバード大学を出てウォールストリートでバンカーとして働いていた彼女が、なぜ2005年にNPOを立ち上げ、
インドで家のない子供たちを預かるホームを運営することになったの?って、これまでトレーシーの
活動を知っていたものの不思議に思っていた。

今回そのなぞが解けた。

来場している人たちの中にヨガの先生がいたのだ。

スタイルのいい40代後半くらいの美しい白人女性で、フィラデルフィアから来ているという。
彼女になぜ今日のチャリティーに来たのか聞いてみた。

「私はヨガの先生をやっているのだけど、インドへヨガの勉強に行ったとき
トレーシーに知り合ったの。まさか彼女がインドに残って、子供たちの世話をするとは
思わなかった」

「私はそもそも、アメリカ人のヨガのインストラクターが、
実際にインドへヨガのトレーニングに行ったりするなんて知らなかったわ。
アメリカでだけ学んでるのだとばかり思ってた」私はさらに質問した。

「そうなのよ。たくさんのアメリカ人がヨガをもっと深く勉強するためにインドへ行くのよ。
トレーシーもかなりヨガにはまっていて、インドまで来ていたの」

トレーシーがその後、みんなの前で話していた中で、彼女がインドに住み始めた理由があった。

ストリートで女の子が嘔吐していて、その子は、その次の日もその同じ場所にいたという。
そこで女の子には帰る家がないのだと知った。

トレーシーは、最初はそうした家のない子供たちに小遣いをあげたりしていたが、後に、
子供たちには安心して暮らせる家が必要だと強く思い、ホームをつくるに至った。

ホームには、ストリートで暮らす親が、「子供だけでも預かってほしい」とやってくるケースも多いという。

なるほど、チャリティーに集まってるのは、元々トレーシーがウォールストリートで働いていたこともあって
金融関係の人たちが多いようだけど、弁護士、そしてヨガのインストラクターもたくさんいるようだ。

ほとんどの参加者がアメリカ人ばかり。受付には私の日本人の知人がいたのだけど
会場には知人がまったくいなかった。

私はジントニックを数杯飲みながら、気分もよくなったところで、知らないアメリカ人女性とずーっと話をしていた。

彼女は弁護士事務所に勤めていて、その事務所で前に働いていた弁護士から
今日のチャリティーに誘われたのだという。

彼女も一人で来ていた。偶然だが、彼女の妹は、今年の秋ごろから米軍の仕事で
日本に赴任するという。

「だったら、妹さんがいるときに日本に遊びに行くべきだわ」と言うと、
「私もそうするつもりよ」と楽しそうに話した。

バーテンダーやウエイターも男前ばかり(って、こういうチャリティーのパーティーでも、そこは大事だよね)

バーテンダーもプロで、いつもはロングアイランドで働いているのだという。
お料理も、インドにちなんでか、サモサっぽい一口サイズのパイみたいなものが出てきたりした。

トレーシーがお世話をしているインドの子供たちの写真がスライドショーでスクリーンに映し出されていた。
どの子も幸せそうなキラキラした笑顔。家がなかったり、親がいない子にはまったく見えない明るい表情の子ばかり。

「トレーシーがこの子たちを大事に育てているからなのね」と、トレーシーの素晴らしい行動に心が温かくなった。
第一線で働いていたバンカーが、その暮らしを捨て、インドで47人もの子供を育てることは
たやすいことではないだろう。

しかしトレーシーは、それを当たり前のようにやってのけた。
彼女は、黒いシャツを着て黒いパンツをはいており、まったく飾り気がなかった。
ほかのスタッフの話によると、ニューヨークへ来るのにも、小さなバッグ一つで
スーツケースさえ持って来なかったのだとか。

ただただ子供たちのために一生懸命にチャリティーを行い、自らが子供たちを育て、
子供たちの暮らしを支えている。

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屋台のガビガビベーグルに立腹

近頃は、こじゃれたデリが増えているからか、屋台に並んでベーグルを買う人が減った気がする。

しかしデリに寄る時間がない場合は、屋台でベーグルを買うしかない。

あと、こじゃれたデリで買うとクリームチーズをはさんでるベーグルが2ドル75セント。屋台だと1ドル25セントで
買えるわけだから、こじゃれたデリのベーグル1個の値段で、屋台のベーグルが2個も買えることになる。

とはいえ、こじゃれたデリでは、兄さんが「トーストしますか?」って聞いてくれたり、
ちゃんとバターナイフでたっぷりクリームチーズをとってまんべんなく塗ってくれたり。
しまいには半分にカットして渡してくれたりというサービスつき。

デリでは、いつはさんだのかわからんクリームチーズがど真ん中にだけ白いかたまりとして
入ってることがある。

しかも今朝、屋台で買ったベーグルを一口食べた瞬間、「乾パンですか?」と、思わず
一人ごちてしまった。歯が折れんばかりにかたい。

しかも、端っこのほうにはチーズがくっついていないじゃないか。

「いくらなんでもこりゃーまずすぎるぜ」と、食べ終えることができなかった。

長年、同じオフィスで働いている女性に、「そこの屋台でベーグル買ったことある?」って聞いたら、
「屋台のベーグルは、外気にさらされているからかたいの。だからオーブンで焼いて食べないと、
食べれないわよ」と言った。

「そうなの?」

とはいえ、屋台によっては、美味しいところがある。私が前に通っていたオフィスの近所にある
屋台のベーグルはこんなにガビガビじゃーなかったぜ。

「特に冬は最悪よ。乾燥だけじゃなくて、寒さも加わって、ガチガチになるから」
「じゃー屋台で買うのは断念するしかないかな。。。でも、デリのベーグルは美味しいけど
高いのよねぇ~」と、こぼすと

「ダンキンドーナツで買うといいわよ。安いから」と教えてくれた。

なるほど、ダンキンドーナツは、ドーナツだけじゃなくてベーグルも置いてるのだった。

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子供たちの日本語が心地よい

レイがフロリダ出張なので、現在、我が家は完全な日本語オンリー状態。

子供同士では相変わらず英語をつかっているが、母がいるからか、かなり日本語会話が
充実してきた。

やはり子供が日本語で話してくれると、私も落ち着く。

というか、ほのぼのした気分になるのは、なぜだろう?

日本の子供というのは、きっと子供らしい穏やかな心を持っているのだと思う。
その証拠に、

日本語補習校で、嵐のGutsにあわせてYoutubeのビデオを見ながら
運動会の応援合戦の振り付けを練習しているのは、
純日本人の子供たちばかり。(一人だけ日本人のお友達がいるミックスの子は混ざっていたけど)

何度も何度もYOUTUBEを再生して、先生が朝の会議に行っている間、子供たちは練習を続けた。

ミックスの子は6,7人が男女ともしらけ顔で、イスに座ったままそっぽをむいていた。

うちのエリカも同じく。

「エリカはダンスの練習しないの?」と聞けば、
「やりたくない」と、ダンスしているほうを見ることもなく、知らん顔をしている。

おそらく、こうした少しばかり子供っぽいと感じることを
アメリカ人の子供はやれないのかもしれない。

アメリカ人の子供たちが聞く音楽は、小学校のころからすでに大人の音楽ばかり。
最近うちの子供たちが聞いてるポップな曲っていえば、テイラースウィフトだもんなぁ~。



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きっとたぶん日本人の口にあう料理は日本がベスト

ベストフレンドと、バルセロナとアムスから戻って、夢見心地。

なかなか現実復帰できない。

仕事をしていてもなんだかフワフワした感じ。

それほどヨーロッパって楽しいのだなぁ~。

日本からニューヨークに来た時にもそう感じだけど、ニューヨークからヨーロッパへ行くと
それと同じような感じ。

きっと時差とかも夢見心地にさせる要因なのだろう。

その証拠に、同じアメリカにいても、サンディエゴやLAなど西側へ遊びにいくと夢見心地になる。

昨年、ローマとパリでは、どちらもアメリカよりお料理が美味しくて、感動しまくった。

しかし今回は、どちらもがっかりだった。

アムスは、街の中でも、まるでアメリカ中西部のようにたいしたレストランがない。

ふらりと入ったイタリアンも、ブヨブヨにゆでてあるパスタに、しょっぱいトマトソースがのっかってきた。

グルメはあきらめて、ミドルイースタン料理のデリみたいなところで、
シャワールマ(Shawarma)を食べて過ごした。初日からオヤジお手製のスパイシーなトマトソース小皿を追加して
入れてもらえるほどの常連になっちまった。

きっとバルセロナでは調査不足でいい店にたどり着けなかったのだと思う。

とはいえある時は、グルメな日本人がたくさん来るレストランに行った。

お隣では、「このイカスミのパエリア、何匹ぐらいのイカを使ってるんですかね~、美味しいですね」
とキャピキャピと楽しそう。

「だったらなぜ聞かない」と、気になる私。

しばらくしてから、

私たちのところにも同じ料理がやってきて、「しょっぱすぎ」と私は一言。。。
それでも使っているイカの数が彼女らの会話から気になってしまったので、

ついつい「このイカスミのパエリアは、いったい何匹のイカを使ってるのですか?」と
不愛想なウエイターに聞いた。

「これはクローフィッシュ(ザリガニ)だよ」と、言い始めた。

「いやいや、だからこの黒いのはイカスミでしょ?」

「ザリガニです」と言い続けるウエイター。

どうやら英語が通じていないのか。オヤジはザリガニだと言い張る。

英語が通じないのでこれ以上の会話は諦めた。

しばらくすると、
いつの間にか私たちの隣には、日本人の男性が一人。

イカリングなどの前菜を頼んでいた。

イカリングは、まったくアメリカで食べるような衣のクリスピーな感じがなく、
じっとりしたイカのテンプラみたいな感じだった。

前日、同じようなじっとりしたイカを別のレストランで食べさせられた私たちは、
「頼まなくてよかったね」と、小声でささやきあった。

その後、しょっぱいパエリアを友人と二人で食べながら話を続けていたら、
やっぱりパエリアをオーダーして食べていたお隣の日本人男性が
「あまり美味くないな・・・」と、一人ごちているのを友人が聞いていた。

「きっと彼は、私たちと同意見よ。声をかけてみようよ」と言うので、私は声をかけてみることにした。

「お一人でご旅行ですか?」と、何気に聞いてみた。

気さくな方で、話に応じてくれた。お仕事でヨーロッパへ来たので、そのついでにバルセロナへ寄ったという。

その後、ここの料理の話になり、

「ここの料理もまずくはないんだけど、日本では日本人の口にあわせてこういった料理を作ってるのかもしれないけど、
結局は日本で食べるほうが美味しいんだよね。やっぱり。。。」と
残念そうにこぼしていた。

そりゃー日本で作られるイタリアン、フレンチ、中華に負けるものはない。
だからスペイン料理も同じくなのだ。

メキシコでメキシコ料理を食べたわけじゃないけど、サンディエゴで食べた美味いメキシカンよりも、
西麻布で食べたメキシコ料理が、メキシカンならば最高だと、私は思った。

きっとどこの世界の料理も、日本人の口にあう料理は日本でしか味わえないのにちがいない。

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