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Archive | 2016年03月

夫のスーツ購入にアドバイスできて大満足

私の働くオフィスには、金融業界の最先端の男たちがカッコいいスーツできめ
続々とやってくる。

大手の会計事務所に勤める輩は、ハンパなくいいスーツを着ている。

レイによると最先端IT業界の営業マンたち(セールスピープル)も、スーツやルックスは、もはやモデルなみ。

で、この春は、そのセールスピープルたちのために授賞式があるという。
アジア方面に旅をし、ホテル貸し切りでバカンスを楽しみながらのお祝い。

そんな祝いの席へ向かうため、レイも出張。

もちろんセールスピープルがカクテルを飲みながらプールサイドでのんびりしている脇で、
レイはPCのネットワークをつなげるためにあくせく働くのである。

旅行に行けるのはいいけど、働いてなきゃーならんのはかわいそう。

それでも一晩、そのセールスピープルが最高潮に盛り上がるであろう授賞式のディナーには
参加できるらしい。

しかしそのためだけに、普段は着ないスーツが必要となってしまった。。。

たった一晩だけのためにスーツ。もったいない話だ。

だがいつものヨレヨレTシャツとジーンズでこの宴に出席するわけにはいかない。
同席するのは、モデルなみにスーツでパリッと決めた輩ばかりなのである。

すぐさまスーツを買いに走った。

Macy'sやらディスカウントストアなども見たけど、なかなか見つからない。

モールの中に、スーツ専門店みたいなのがあって、そこで黒人のスキッ歯なオヤジがセールスしてくれた。

アメリカの大手デパートでは、最近こうやって接客してくれる人がいない。

吊るされているものを自分で勝手にフィッティングルームに持っていって着てみるだけ。

なので、ちゃんとスーツを選んでくれたり
サイズを見てくれたりして、これはどう?あれはどう?と、手配してくれるのは珍しい。
かなり丁寧な接客だ。

「パンツのサイズはどのくらい?」とスキッ歯に聞かれ、
「32かな」とレイ。
「それはランチの前かい、後かい?」

二人は笑いながら「ランチの後でも、いつもサラダしか食べないから、そんなにサイズは変わらないはず」

と、こんな感じで会話しながらスーツを選ぶ。

レイが最初に選んだのは、イタリア製のスーツ。値段を見てびっくり。
たった一晩のために300ドル近くも使えない。って、きっとセールスピープルは1000ドルを軽く超える
スーツを着てるんだろうけどね・・・。

レイが、「これはどうかな?」チェックのスーツを手にとった。

なんだか新米の若い青年が着てそうな、ライトブルーに白いチェック柄。

「それはやめたほうがいいよ」と私。安っぽいって言いたかったけど、
スキッ歯の手前、言えなかった。

「じゃーヒロエはどれがいいと思う?」と、ダークブルーの細いストライプが上品に入った
黒っぽいスーツを選んだ。

着てみると、馬子にも衣装、それなりにプロフェッショナルに見える。

「これにしなよ」と私。
レイも気に入ったようす。

そこにはシャツも靴もネクタイも置いてあり、すべてここで結局そろえた。

ついでにベルトやら、ソックス、サスペンダー、蝶ネクタイもろもろが
何でもそろう。

なんて痒いところに手がとどく店なのだろう。私もレイも一発で気に入った。

お直しもたった10ドルでやってくれて、明日までにはできるらしい。

こりゃー素晴らしい店だったわぁ~。

レイにもこの店を選んだ私、そしてスーツも私がバッチリ似合うのを選んだので、
感謝された。

こういう時しか、学生時代にアパレルでバイトしてた経験を活かせる場がないので、
私もやったかいあってよかった。


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サバ婆さん再び

今日は、ジムの予約が12時ごろにとれず、1時から。

だみ声ブラックオヤジのインストラクターだ。

自転車に乗って準備をすすめていると、
おっと斜め前に、サバ婆さんが。

サバ婆さんは、前回ブログに登場したマドンナの行く末みたいな、ド派手な
ジムクローズに身を包んでいる婆さん。

その前回のブログ参照

今日は婆さん、アメリカの国旗のレギンス。
さすがアメリカーンなのだ。

そして鮮やかなブルーのシャツで、ちょっとタートルネックみたいになっている。
って思ってたら、小股の切れ上がったとこを強調するようなコマネチなレオタードだった。

婆さん、セクシーダイナマイツ。

クラスが始まる前に、インストラクターともう一人のオヤジらと会話していた。

「ニューヨークスポーツクラブは終わってるわね。まったく向上心がないったらありゃしない」とサバ婆さん。

「たしかに金をだせば施設も整っているけど、ここは安いから、まったくやる気ないよね」インストラクターも同調。

「前に、ベガスのほうのジムに行ったことあるんだけど、すごいのよ。ジャグジーはあるし
サウナもきれいだし。クラスも今はいろいろなものがあって」サバ婆さんが続ける。

「そうそう、僕も行ったことある。クラスをやっただけじゃなくて、
そっちでクラスを受けたこともあったな。ニューヨークスポーツクラブは、もはやステップのクラスとかも
なくなってきていて、ズンバとかヨガだけやってりゃー儲かるみたいなノリになってきてるよね」

インストラクターもそんな感じで、ニューヨークスポーツクラブが
いかに終わっているかを会話していた。

そんなこんなで、クラスでは前回同様に、まったくほかの人と動きを同じにしない、
迫力満点のサバ婆さんのクネクネな上半身の動きを見せられた。

そういえばクラスが始まった直後に、花柄のスパッツをはいてる女子が、サバ婆さんを斜め横からふり返って
ガン見していた。何気にふり返った感じじゃなく、ちょっとだけ目が三角になっていた。

もしかして、自分が一番ド派手だと思っていたのに、サバ婆さんにあっさりド派手レベルを
越されてしまったことにイラッときていたんじゃないだろうか。

やっぱこのクラス、サバ婆さんの衣装を見てるだけでも
エンターテイメントなのでやめられん気がする。

アメリカ最大のサーカスで日本人はたった一人。まりこちゃんはクラウンなのです!
彼女を取材したので、ぜひNY1page.comサイトへどうぞ。

03/27のツイートまとめ

hiroebailey

アメリカ最大のサーカスでクラウンを演じるまりこ https://t.co/TNgyWnXaWI https://t.co/wkWEBHpR1M
03-27 10:26

アメリカ最大のサーカスでクラウンを演じるまりこ https://t.co/TNgyWnXaWI https://t.co/cEJerHEgHJ
03-27 10:26

金融業界のカリブ出身イケメンたちはスーツもカッコいい

今日は、何気にコンサルタントで来ているアフリカンアメリカンの兄さんに声をかけた。

というのも、いつもピシッとしたスーツで、白いシャツもよれよれじゃなく、
ネクタイもやる気そのものな雰囲気、いつもお洒落だからだ。

アメリカ人の男は、パンツも今一つマッチしてなくて、パッツパツだったり
逆にダブダブでピエロみたいだったり、短かったりと、女子たちの噂の標的となっている。

「あのパッツパツパンツはないよねぇ~。今日もまたお尻をプリプリさせちゃってさぁ~」などなど、
男たちの女性に関する感想よりもかなりハードなのだ。

お洒落な男はカリブ出身という人たちが多いので、
聞いてみた。

たまたまこのコンサル兄さんが横に立っていたので
「パーソナルな質問してもいい?」と私。

「いいよ」

「どこの出身なのかなーって思って。もちろんアメリカ人だろうけど・・・」
「アメリカで育ったアメリカ人だよ」とコンサル兄さん。

「いつもお洒落だから、カリブ出身なのかなーって思ったものだから。
あなたの場合は、お洒落でいけてるけど、アメリカで育つとファッションがいまいちになるって思うの。
(※これは私のアメリカ人に対するステレオタイプイメージで、もちろんアメリカ人にもお洒落な人はいます)

たとえば私の夫はカリビアンなんだけど、アメリカで育ってて
親は靴下にまで気を配るくらいお洒落なのに、夫はファッションって、まったく気にしないの。

よれよれのTシャツを平気で会社に着ていくし。だから、あなたはいつもお洒落だし、どこの出身なのかなーって
思って」

「僕はアメリカだけど、両親はバルバドス出身なんだ。たしかに両親ともいつもお洒落だよ」

「なるほど。じゃーあなたの場合は、アメリカで育っても両親の影響を受けたから、
お洒落に育ったのね」

「そうかもしれない。カリビアンって、ファッションにこだわるよね」

カリブにはヨーロッパの文化がアメリカよりも直接的に多くとりこまれているからこそ、
ファッションとかにも気を配る人が多い。

ちなみに地下鉄に乗ってても、ヨーロッパやカリビアン、日本や韓国から来ている観光客はお洒落なので
すぐにわかる。

中年男性でもジーンズをはいていてローファーをはいてたりするのは、フランス語のガイドブックを片手にしている
観光客。これがアメリカ人の中年男ならば、洗いざらしのジーンズに、ヨレヨレのスニーカー。

なのでアメリカで現地人にまざりたいならば、お洒落はしてこないほうがよい。

部屋着にしているTシャツと、コンビニに行くレベルで履いているスニーカーで十分。

ジムでも日本人のように、バリバリのちょっとスカしたジムクローズで決めるならば、
それなりに高いジムに行かないと張り合いがないだろう。

アメリカで最大のサーカスでクラウン担当の日本人女性、まりこさんにインタビュー。
近日アップ!
NY1page.com

電車をとめてまで???

今日は電車を降りる際に、車掌さんがドアを少しだけ開けて、
「ちょっと待ってて」とみんなに言い残し出て行った。

1分ちょっと電車が停車しているのにドアを開けてくれない。
私の前だけは、車掌さんが出て行ったまま、ドアが半開き。

外で待ってる人も何が起こったの?って顔で、口をぽかんとあけて
車内のほうを見ている。

「待ってて」と言われたので、誰も動かず、何かあったのかと緊張で
外へ出れなかった。

もしや、テロリストみたいな人でも見つけたのか?
もしや、自殺者が線路の下にいたのか?
はたまた、不審物を持ち込んだ人がいたのだろうか。

いろいろと思いめぐらせて、誰もが不安そうな顔。

私もかなり不安だった。

「待ってて」って車掌さんに言われると、誰もそれに反して行動できないものなのだ。

2,3分後に
車掌さんは、二人のごっついポリスをつれて戻ってきた。

やっぱり何かあったんだ。

すると、隣の車両から黒人の若いカップルがつまみだされた。

細身の高校生っぽい若いお姉ちゃんが、
草食系っぽいアフロの男をつれており。

お姉ちゃんのほうが車掌さんにつめよられていた。
「君は、1枚の切符で二人分って言っただろ」

「そんなことやってないわよ。ちゃんと見せたでしょ。もう一枚」
「僕は見てないね」
「そんなに言うのなら、ポリスに連れてってもらうから」

と、しばらく言い合っていたが、
結局、ポリスに連れていかれていた。

私たちは、何事もなかったかのように電車をおり
家路へと急いだ。

誰も、何も言わず、
子連れのママも子供たちに「さぁ~帰るわよ」と言っただけで、
何事もなかったように、楽しそうに笑って駐車場へ急ぎ帰っていった。


テロリストと整形外科医の今後

今日はオフィスで非常階段のほうからコンコンとドアをたたく音がした。

「誰がコンコンしてるのか聞いた方がいいかな」と私は言ってたけど、
「危険だから開けないほうがいいよ」と誰もが、そう言って開けようとしない。
仕方ないので、放置。

しばらくして、ファシリティ(オフィス内部の受付担当っていうのかな?)の兄さんたちが数人でやってきて
ドアを開けた。

オフィスで働くニューフェースが閉じ込められていたらしい。。。
出られないと知らずに、非常階段のドアのむこうに行っちゃったのだろう。
下の階までおりてもドアが開かなかったら、もっと怖いだろうからって、ノックしてたようだ。

非常階段から出られないって、かわいそうだけどセキュリティー上、仕方ないよね。

ベルギーでテロがあったばかりなわけだし、そりゃー私たちだって怖い。
なんてったってここはミッドタウンのど真ん中にあるロックフェラービルなのだから。

前にも、トントンと向こう側に作業服を着ている男の人が見えてるときも、
こちらにいたリスクマネージメントで働いてる男性が、

「僕には誰だか身元のわからない相手のためには開けられないよ。
そもそも僕の仕事はリスクマネージメントだし」と開けなかった。

その時もファシリティに連絡を入れて、誰なのかを確認。

「コカ・コーラの自動販売機を補充しに来た人だよ」とのことで、
ドアを開けてあげた。

1階から上がってくるのには、必ずセキュリティーのカードが必要だし、
ゲストはゲストとしてレジスターしていないと入れない。

ここまでセキュリティーを強化していても、アメリカでは同僚を殺しにもどってきた男とかいたりするわけで、
怖いよね。

マンハッタンという土地柄、どこにいてもテロに巻き込まれたり、無差別乱射の被害にあうことは
確立は低いとしても、可能性がないとはいえない。

そんなこんなで、もっともっとセキュリティーが厳しくなるマンハッタンのビル。

そのうち顔をコンピューターが認識するシステムを入口にとりつけられて、
テロリストとか犯罪者が映し出されるとブ―って鳴ったりするのだろうな。

ってか、外を歩いてるだけでも、カメラがそこいらじゅうに取り付けられているわけで。
顔を認識して、捕まえられるようになるだろうから。

テロに関与する疑いがある人や犯罪者は、日本で整形して逃げ回っていた市橋容疑者みたいに、
顔を変えてないと、すぐに犯人逮捕につながるって将来がやってきたよね。

ってことは、テロリスト集団や犯罪者が悪さするため、それを援助する整形外科医が必要になってくる。
整形外科医もテロや犯罪に関与しないと誓約書を書かされたりして、
厳しい審査が課せられる時代がくるなぁ。って、もうやってるよね???







ITの職場でターバンを巻いた人をよく見かける

ITの職場には、ターバンを巻いた人もよく見かける。

ターバンをまくのはシク(シークともいう)教徒の人らしい。

髪の毛はターバンで見えないのだけど、ひげもふさふさ。
それもそのはず、毛という毛を切らないのが彼らの戒律らしい。

したがってターバンが巻かれている下には、長~いヘアーが巻かれている。

ターバンだけでも重そうなのに、たくさんの髪が隠れてるとなると、
頭が重そう。

シーク教は60年ごろにインドで生まれたらしい。神は一つであるという、唯一神主義だという。

以下をすべて否定。

儀式、偶像崇拝、苦行、ヨーガ(ハタ・ヨーガの意味)、カースト、出家
酒/煙草/麻薬は禁止。

私もヨーガ以外は、あまり肯定できないので、この宗教の考え方っていいかもって思ったんだけど
酒が禁止なのは、私にはちょっとキツイな。

世俗の職業に就いて一生懸命働くべきだという思想から、働き者が多いそうだ。
ニューヨークのキャブドライバーにも、ターバンを巻いてる人は多い。

世界で最も大きなターバンを巻いてギネス記録も残している老人は、
645メートルの布を6時間かけてまき、飾りもつけると50キロにもなる頭を抱えて
歩いてまわるらしい。

この巨大頭のターバン爺さん

もはやキノコが歩いてるような頭でっかち。

思わず笑ってしまう。

これで会社とかに来られたら、絶対に働けないよね。

オフィスにターバンを巻いてくる彼らは、
スーツにあわせたりしてターバンの色を、変えるのだろうか?
ちょっと気になる。

前のオフィスでは、紫色のターバンをいつも巻いてる人がいたけど。白いターバンもいたし。
インド系の人なので、一様に彫りが深く、顔の違いがわかりにくいため、ターバンの色で人を判別していた
こともあったけど・・・。

せっかくなのでターバンの色を、季節にあわせていろいろと変えてほしいなぁ~。

セントパトリックデーには、緑。
もうすぐイースターだから、黄色とピンクの混合とか。
クリスマスには緑と赤のストライプ。

バレンタインにはハートマークをちりばめ。
サンクスギビングには、ターキー型のターバンになったり。

カウントダウンには、ハッピーニューイヤーのロゴ付き
電光がピカピカ。

とはいえ、シク教に帰依していることを意味するわけで、
そんなふざけたターバンは無理なのだろうな。。。

アメリカ人女性が好みむアジア系ルックスは日本人女性と違う

今日、オフィスの女子仲間4人でランチへ。

日本人二人(といっても20年はアメリカにいるわけで。。。すでに生粋に日本人とはいえないかもしれないが)の
私らが、「そういえば、最近、チャイニーズと日本人のハーフのディーンフジオカって俳優が人気なのよ。とっても
ハンサムなの」と話していた。

すぐさま、日本人の友人が携帯でディーンの写真を出してきた。

アメリカ人二人で、じっくり見た後にノーコメント。

「え?なんで、キュートでしょ」私がアメリカンの二人に問う。

「そうねぇ・・・」彼女らは、さらに写真をじっくり見ているけど、表情を変えないまま。

「そういえば、私の友人のお兄さんも、チャイニーズとアメリカンのハーフなの。とってもハンサムよ」と、
日本人の友人が一般人の写真をぶつけてきた。

「ハンサムってったって、いきなり一般人ですか?だって相手は俳優さんだよ」
「でも絶対、私の友達のお兄さんのほうがハンサムだってば」

「お~っ、たしかにキュート」とアメリカンの二人が声をそろえて言った。

「えっ?どれどれ」と私もその写真を見せてもらった。

そこには、たしかにハンサムだけど、わりと角ばった顔の若かりしころの藤岡弘<仮面ライダー1号>を
ほうふつとさせるような風貌の男が笑っていた。

藤岡弘では、わかりにくいだろう。

ハリウッド俳優のチョウ・ユンファに、くりそつだった。

って、チョウ・ユンファもわかりにくいのか???

ともかく、今時の日本人女性は、ツルンとした卵型の顔の爽やかな男を好む。

アメリカ人の女性は、まだまだ顎の太い、男らしい顔つきが好みなのである。

よくアメリカ人の男性のアジア系女性の好みが、日本人からすればブスだって
言われたりするのと同じようなノリ。

たとえば、ハリウッド女優ルーシー・リューは、アメリカで人気の代表的なアジア系美人だけど、
日本の男性らは、「えぇ~~~っ、たいして美人じゃないよね」とか言う人もいる。

今回は、たった二人の統計からではあるが

アメリカ人女性が好むアジア系男性の子のみも、日本人からすれば、いい男ではあるが
ちょっと受け入れがたいという感じなのである。

「君たちの好みは、やっぱアメリカンだねぇ~」と思わず声をあげた。もちろん、いい意味だけどね。

「そうかしら???」とアメリカンの二人は笑っていた。まーアメリカンなんだから当たり前だが。

「きっと日本人の女性は、フェミニンな男を好むのかなぁ」と私。

2015年人気の俳優ランキングを見ても、超がつくくらい甘い女性っぽい顔をしている俳優ばかり。

1 山﨑賢人
2 窪田正孝
3 福士蒼汰
4 神木隆之介
5 二宮和也

ちょっと前になるけど、日本人以外のアジア系でも人気だったのは、チャン・グンソクとかだもんね。
どことなく女性っぽい。

そりゃー好みも違うはずだわ。

しかし、なぜに日本人女性は男らしい男よりも、女性っぽい男が好きなのだろう?
謎だ。。。

ちなみに私の好みは、菅田将暉、池松壮亮、染谷将太。
もしかして私がドSなのか、
ドMレベルで女性っぽい男優が好きなのかもなぁ~。。。

いよいよラストデーの日本語補習校

デニスが本日で日本語補習校を終える。卒業式は明日。

幼児部からの7年間、本当によくがんばった。支えてくださった先生たちにもとても感謝している。

これまで親子で泣いた日がどれほどあったことか。

「もう行きたくない」というデニスをなだめたり、すかしたり。

土曜の朝から、斜め下を見て、沈黙し、ぐずぐずと泣いて
「補習校に行きたくない」と言ってるデニス。最終日も、風邪で最悪の状況らしい。

「這ってでも行ってこい!」とレイ。
どこまでも昭和な父だ。あんたは星一徹か?

母が日本から来ているときなんて、「そんなに学校に行きたくないって、デニスがお母さんを責めるのなら
もうやめてしまいなさい!婆ちゃんと日本語でしゃべらんでもいいからっ」と横からキレたこともある。

レイからは、母子そろって「ここで日本語補習校を卒業できなかったらルーザーになる。きっと大学だって
就職だって、すぐにあきらめるような人間になる。Accomplish(成しとげる)させるんだ。絶対に」
と説教され。

私が「もう、お母さんも疲れた。やめようか?」とデニスに言えば、
「せっかくここまでがんばってきたんだから、お母さん、あと少しだけ頑張ろうよ」とデニスのほうから
励まされたこともある。

その補習校も今日で最後。

学校までの道のりも最後なのだと思うと、ドライブするハンドルになんとなく力がこもった。

学ぶことももちろん大切だったけど、うちの親子にとっては、
最後まで通うというものすごく低いハードルだった。

ほかの人にとってはそんなの低いハードルかもしれないが、私たちにとっては、
通うということこそが、馬が飛び越えるハードルよりも、もっと高くて、
人間では飛び越えられないハードルの高さだった。

それをよじ登りながら、ようやく飛び越えてきた。

先生たちにも、たくさんお世話になった。

そして私の愚痴を聞いてくれた校長先生や教頭先生にも感謝。

「モンスターベイリーが来ましたよ」と言いながら駆け込んだ、教務室も今日で最後。

「いよいよモンスターベイリー卒業します。お世話になりました」と言うと、
「大丈夫。あなたが卒業しても、また別のモンスターがやってきますよ」と笑顔でこたえてくれた。

図書アシスタントの仕事では、まるで仕事のように汗をかきながら
たくさんの本をスキャンして片づけた。

クラス委員の仕事では、ヤンさんや愛ちゃんという相棒に頼ってばかりいた。

放課後クラブでは、アフリカンドラムの先生デズを招いて、私もドラムを子供たちと一緒に
たたいて楽しんだ。

長かったようで短かった7年間。

デニスもきっとたくさんのことを学んでくれたと思う。

明日はいよいよ卒業式。涙がでるだろうから、ハンカチ20枚くらい用意しておかなくちゃー。


外で寝るホームレスの数が増える日和

今日は気温が上がってきて、冷房が必要なくらいだった。

外でランチしている人も増えた。

ホームレスの人たちは、ここぞとばかりにお昼寝。

ダンボール箱で囲んだ片隅で寝ている。

たまに、あれ?これお洒落なタペストリーって絵柄の入ったものを、ダンボールの囲いの横にかけている。
春だからか、インテリアも充実してきてるようだ。

あっちのシャッターのおりてる店の前にも、こっちでテナントが入ってない店の前にも、
ホームレスたちが囲いをつくって住んでいる。

こうした街のど真ん中で寝なくても、もっと田舎のほうがゆっくり寝られるかもしれないのにって思うのだけど。
やはり街の中のほうが安全なのだろうか。

春めいてくると外で寝ている人が増えてくる。

ホームレスの数は、年々増しているけど、シェルターを利用する人たちは6万人を超えてるんだけど、
春から冬がはじまる前まで、数が少しだけ下がる。

http://www.coalitionforthehomeless.org/the-catastrophe-of-homelessness/facts-about-homelessness/

極寒のときにはさすがに外で寝てたら死ぬ可能性だってあるわけだし。

オフィスが移動してから、いつも見ていた20代の女性のホームレスを見かけることがなくなった。

そのうち彼女がまだいつもの場所にいるのか、行ってみよう。

たまにはドネーションしなくちゃなぁ~・・・。

アメリカのIT大手企業にもあり得ないタイプミス

つい先日、何気に某大手IT系のトレーニングサイトを見ていると、
力試し問題みたいなのがあった。

回答のところにDCHPって書いてあった。DHCPならば私も知ってるが、DCHPは知らんし、
聞いたことがない。

「DCHPって何か知ってる?」とネットワークエンジニアのレイに聞いたら、

「これはどう見てもDHCPのスペルミスだよ」「だよねぇ~」
「しかしこんな大手の会社がだしてる問題にミスがあるわけないよね」

「大手かどうかなんて関係ないよ。アメリカには問題や回答の中にスペルミスがあるのなんて
当たり前だから」

「えぇ~~~っそうなの?日本だったら、小さな会社の作ってる中学生用の問題集とかでも、
めったに間違かったって思うんだけど」

「それは日本だからだろ。ここはアメリカだよ」平然と言ってのけるレイ。まだまだアメリカは
底知れないものを隠しているのだなー。

「もしかしたら、ひっかけ問題だったりして、DCHPに正しいって答えちゃったら
それは違いま~す!みたいな回答だったり?」

「いや、それはないな。そもそもこのDCHPって書いてるやつが、この問題の正解だしね」

「んじゃーやっぱりスペルミスかい」

なんだかアメリカにいると、とても勇気をもらえるのがこういうところなのだ。

所詮、人間がやってることなのだからミスはあるし、そんなミスをしたり
それを見過ごしていたり、見過ごしてなかったとしても、そのままでいっちゃおうっていう
おおきな器のある国なのだ。



近距離オヤジになってでも男前は得

オフィスに以前、テンポラリーで働いていたIT関係者が戻ってきた。
今は法律関係の部門にいる。ここではジル様と称しておこう。

ジル様は、元はブロードウェイでダンサーをしていたというキャリアがある。
その上、日本にいたこともあるらしく、日本語もできる。

そしてハンサムでスタイルがよい。そりゃー今もダンスの指導しているらしいから、
スタイルはキープできるよね。

ダンスができて、ITができて、法律にもたけていてハンサムだなんて、
こりゃーニューヨークにしかいない逸材だと思う。

「ひさしぶり~。お子さんは元気?」などと、久しぶりに話をした。

男前はオヤジになっても得だなーって思う。

というのも、ジル様がかなり近くに寄ってきて話をしていても違和感を感じないのだ。
むしろ親しみさえおぼえ、こんな男前の親戚がいたかしら?と一瞬、錯覚におちいる。

前回のバーの話にもでてきたけど、アメリカ人同士って人との距離が、日本人より近いと思う。
特にアメリカ人の男性が、女性に会話するときには、日本人の男性よりもずーっと距離が近いと思う。

まーこれまで、めったに苦手なアメリカ人とは話したことないけど。。。

若かりしころ、レストランのフロントでバイトしていた際、コートをわたしてあげていたら
仮面ライダーにでていた死神博士みたいな、白髪でガリガリの爺さんがにじりよってきた。

嫌でたまらなかったけど、客なので仕方なくコートのそでを通すのを手伝っていた。

爺さん、ついには唇をうばいにくるんじゃないかってくらいに顔を近づけ私にハグ、
そして乳をツンツンとつつかれたときには、かなりショックをうけた。

あ、これは近いってより、もはやセクハラだったのか。

あの時は若かったし、悲鳴すらあげることができなかった。

”爺さんも酔っていたから、仕方なかったんだよね”ってあきらめた。

今となっては、私も爺さんのほうに近い年齢となり、

アメリカ人の近い距離感だけは、しっかりコピーして、
若い兄ちゃんににじり寄ることが楽しくなった。

若い兄ちゃんがショックをうけることなく、
”あのババアは、酔っていたから仕方なかったんだよね”って、あきらめてくれることを
望む。
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紹介文:NYにてITエンジニアとして働きながら、ライターやTV,ラジオなどメディアのリサーチ業も行っています。NY在住の日本人エンターテイナーが活躍する、音楽、映画、カルチャーの記事を満載のNY1PAGE.comも運営。

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Author:弘恵ベイリー
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