Archive | 2016年06月
あやとえりかの卒業式。うちのエリアはラテン系やブラックの家族が多いので、
卒業式に風船とか持ち込みの人たちがいる。おそらくお祝いには風船ってのが
ラテンのカルチャーなのだろう。誕生日にもたくさんの風船が飾られている。
会場のあちこちにプヨプヨと浮いている
この風船、写真やビデオ撮影の妨げになるけどね。
マイノリティーな親たちは若い人ばかりなので、式に参列しているほうも学生ノリだ。
なんせ27歳の母親もいるってんだから。お姉さんかと思っていたら、母親だったから驚き。
ついでに紫色ヘアーのパンクスタイルの母親とかまでいる。
そんな若い親が多いからか、
自分らの子が卒業証書をもらう時には、ヒューヒューと口笛を吹いたり、
「いぇ~~~い、デレック~~~」などと、日本でアイドルを応援する兄さんたちみたいなノリで
「いぇ~~~い、デレック~~~」などと、日本でアイドルを応援する兄さんたちみたいなノリで
参列している家族らが声をあげる。
会場はこんなにノリノリなので、子供の成長をみて卒業式で泣けてくるなんて心境になれない。
だが私ら夫婦は、こういう公式の場でまで声援を送って子供を応援する親には、
どうしてもなれない。やはり「欲しがりません勝つまでは」を掲げていた、
昭和初期に生まれた親に育てられてたせいか?
昭和初期に生まれた親に育てられてたせいか?
私たち夫婦には、学校を卒業するなんてことは当たり前のことなのに、
なぜ応援する必要があるのか?という
気持ちが奥底にあるからかもしれない。
卒業式以外でも、
学校で特別な賞をデニスがとったとき、デニスがこう言った。
「僕らは人よりがんばってたから表彰されたのに、なぜ家ではお祝いに何ももらえないの?
ほかの子は、僕よりテストの点数が低くても、ちょっと点数が上がったからって
いろいろなものを買ってもらってるんだ。僕にも何かちょうだいよ」
「そもそも、学生なんだから勉強をがんばるなんて、自然なことであって。
特別なことじゃないよ。
私も小学生のころは、いろいろな賞をもらってたけど、
だからって、婆ちゃん(親)から何一つプレゼントをもらったことなんて
ないし。
成績もクラスでよかったけど、成績いいからって学校からの
特別なことじゃないよ。
私も小学生のころは、いろいろな賞をもらってたけど、
だからって、婆ちゃん(親)から何一つプレゼントをもらったことなんて
ないし。
成績もクラスでよかったけど、成績いいからって学校からの
表彰なんて、私たちの学校にはなかったもん。表彰してもらえるだけ
ありがたいじゃない」と私。
「お母さんたちの時代と、今は時代が違うから」
「だからって、お父さんとお母さんは、今の時代のやり方にあわせるつもりはないよ。
なのでプレゼントは買いません」
「わかったプレゼントはいらない。その代わり、せめてゲームの時間を増やしてちょうだい」
「OK。じゃーゲーム2日間やりたい放題がプレゼントってことで」
ゲームの時間も私たち親からの大事なプレゼント。時は金なりですわぁ~。
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あやとエリカの卒業式前のイベントでディナーとダンスパーティーがある。
キラキラとスターのように輝いてる女の子たち。ピンクのドレスや、
ピンクのピッタリフィットのドレスは、片方の肩が丸出し。
シルバーのハイヒールをはいた娘と、同じシルバーのハイヒールをはいた母。
酒も入ってないのに、このノリ。さすがブラックのママたち。
インドやラティーノのママたちも若い。民族衣装とかで来ている人もいる。
ダンス会場にはDJまでいて、6年生だというのに、男女ともかなりおめかししてくる。
あやとエリカもストレートヘアにしたいと言ってたが、とてもじゃないけど
ヘアーサロンへ連れていくなんて時間も金もなく、ヘアーバンドでおさえてたから
かえって妙な頭になっていた。
ほかのブラックの女の子らは、たしかにすごい。
ストレートパーマをやってるらしく、真っ黒なストレートヘア。
そして、くるくると巻き毛のかわいいラテン系の女の子たち。
ごめんなさい。。。あや、エリカ。たしかにヘアーがいけてないと
まるでスターのオーディション会場へ畑仕事からそのまま飛び込んでしまったみたいな娘状態。
キラキラとスターのように輝いてる女の子たち。ピンクのドレスや、
黒いラメのタンクトップに白いオーガンジー素材のスカートで決めたドレス。
そして足元はもちろんハイヒール。
そして足元はもちろんハイヒール。
ママたちもこれまたハンパないルックス。
ピンクのピッタリフィットのドレスは、片方の肩が丸出し。
そしてハイヒール。まるでティーンがクラブに行くようなスタイルで歩いているのだ。
ちょっとおくれてきたママは、ヒョウ柄のピッタリしたワンピースに、ジャケットも
ヒョウ柄。あなたはヒョウですか?と、声をかけそうになった。
脚は網タイツでおおわれており、そこだけ見ていると、
脚は網タイツでおおわれており、そこだけ見ていると、
まるで捕獲されたばかりのヒョウである。
シルバーのハイヒールをはいた娘と、同じシルバーのハイヒールをはいた母。
ダンスがはじまると、子供たちだけでなくママたちもダンスフロアで踊りだす。
酒も入ってないのに、このノリ。さすがブラックのママたち。
ほんの一握りいる白人ママは、パンツとブラウスとかでシンプル。
まーでも若くて美人だから、目立っている。
まーでも若くて美人だから、目立っている。
「なんのお仕事をしているの?」ときけば、「ヘアースタイリストを自宅でやってるの」
なるほど。だからかヘアーも素敵。
インドやラティーノのママたちも若い。民族衣装とかで来ている人もいる。
それぞれに夫婦にて参加。
いつものように、パーティーが苦手な昭和の父、わが夫レイは来なかった。
「まったくさぁ~、誰もが夫婦で来てるのに、私はまたしても一人。
私はシングルマザーですか?と思ったよ」とレイに文句を言った。
私はシングルマザーですか?と思ったよ」とレイに文句を言った。
オフィスでそれを愚痴っていると、同じくらいの子をもつアメリカ人のピーター(仮名)
「男はだいたい子供のパーティーなんて行きたくないんだよ。オフィスで仕事だっていっぱい
やんなきゃーならないことがあって。そんなめんどうな子供の行事につきあってる暇なんて
ないんだ。だけど今の時代、子供たちのために仕方ないから行ってるって感じ。
うちの娘(小学6年生)なんてパーティーのためにネイルサロンまで行くんだよ。
うちの娘(小学6年生)なんてパーティーのためにネイルサロンまで行くんだよ。
小学生のパーティーにそんな必要があるのかな?」
いやはや時代が時代だから、仕方ないってことか。
そのうち小学生のパーティーにさえ、リムジンで彼氏がお迎えなんて時代がくるな。
日本では、この無駄なパーティーを真似ることだけはやめてほしい。
質素かつ、恩師をたたえるというスタンスを変えてほしくない。
なーんて言ってるうち、すぐにアメリカのこういう文化って真似されて
もっと日本で派手になるんだろうけどね。
hiroebailey
RT @tkmttkmt: 在りし日のモハメド・アリとプリンスだそうです。お二人とも、ご冥福をお祈りします。 https://t.co/tyAELzi1j3
06-05 06:57会場レポート第5回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト https://t.co/mPWtenzQys https://t.co/og1WL8OP3o
06-05 06:24会場レポート第5回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト https://t.co/mPWtenzQys https://t.co/KhoTaXtwZ7
06-05 06:24会場レポート第5回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト (by https://t.co/pzdepOt9oM): https://t.co/FQUM6ysPat、@YouTube
06-05 06:23
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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