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07/23のツイートまとめ

hiroebailey

ジャパンカッツ!10周年リリー・フランキーさんがNYへ https://t.co/TSLVPhVLbL
07-23 23:12

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人の話を聞く態度ってどんな姿勢が正しいのだろう

サマーキャンプで子供たちはラジオシティ-へニューヨーク・スペクタキュラ―を観に行くことになった。ランチは、いつも持参してるけど、さすがにマンハッタンまでは持って行けないという。キャンプのみんなで外食をするのでランチマネーがいるという。前日にアヤは自分から「お母さん、ランチのお金をください」と言いにきた。それでついついデニスとエリカの分も渡してしまった。アヤは、お願いごとになれている。いつも自分が欲しいものがあると、手に入れるまでしつこく言い続ける。

兄弟に一人そういうのがいると、ほかの子は自分がすべき要求をやらなくなるし、次第にもらったことへの感謝もしなくなるようだ。

「アヤからお金を渡されたのなら、せめてお金をだしてるお母さんのところへありがとうくらい言いにくるのが道理でしょってデニスとエリカに言ってきて」と私。アヤはそんな面倒くさいことをさらさら伝える気がないらしい。デニスもエリカもなかなかベッドルームから出てこない。ちょっと腹がたったので、ベッドルームへ抗議に行った。「ありがとうくらい言うのが親子でも礼儀じゃない?」すると、斜めに構えてるデニスがそこにいた。

「なんでいきなり怒るの?アヤがなにも伝えなかったから、知らなかったんだよ。ありがとう。」と私の目を見ずに言った。エリカは私の横へ来て、ハグしながらありがとうを言った。「ちょっと待ってデニス。その態度はなんなの?お母さんが話してるときは人の目を見るのが普通でしょ。目を見なさい。この間ダッドにも言われてたよね」しかしデニスは、アンデルセンに出てくる片足で立ってる兵隊みたいに、どこかアンバランスなのだ。

「心から詫びてないから、そんな態度に出るんだよ」「だから謝ってるじゃない」「謝ってるっていっても、心から謝ってるって態度が行動にでてないのよね、デニスは。いつも自分ばかりが人に叱られるっていうけど、あなたは態度が横柄なんだってば。その横柄な態度っていうのは、さっきも謝った後すぐに、ドアをドーンって閉めたりする。それってまったく反省してなくて、逆に自分の叱られたことに対する反抗心をお母さんにぶつけてるんだよね。

そんな風な態度だから、いつも自分は人に謝ってるつもりでも、誰からも叱られ続けるんだよ。デニスは人の怒りを駆り立てる要素を持ってるのよ。それがどこなのかって、今観察してたら、まず、まっすぐ立ってないよね?人に意見されるときは、しっかり相手の目を見てまっすぐ立つ必要があるんだよ。あと首がちょっと斜めに曲がってる。首が曲がってるって、ハァ~?って人を小バカにしているいう態度にもとれる。たまに両手をあげたりするし(まーそれはアメリカ人の普通のジェスチャーだけど)

ちょっと頭を冷やしてから、お金を受け取りにきて」と私。その数分後、デニスがすり寄ってきて、「お母さんごめんなさい。ランチのお金をください」と言ってきた。今度は、なんだかちゃんと反省している雰囲気だった。それがなぜなのかは、よくわからないけど。おそらくエリカが諭したのかもしれない。

まーそんな風に偉そうにデニスを諭してる私も、子供のころから横柄だったけど、今も変わらず横柄だ。息子を観察していて、私も若いころから、知らない先輩に「あいつ横着いっちゃ(北九州弁にて)」と陰で言われたり、会社で目上の人に叱られていた原因が今になってようやくわかった。きっと存在からして横柄なのだ。しかも人に叱られるとき、相手の目を見たことなど、ないかもしれない。学生時代には、バイト先で上司からみんなそろって叱られてるときに「学校があるので、早く会議を終わらせてください」って、ついつい言ってしまい、「明日から来なくていいから」とクビになったこともある。

まーさすがに今は年齢がいってしまってるから、自分が叱られることこそなくなったけど。きっとデニスも大人になれば、叱られることもなくなるわけで、横柄な態度を変えなくても年齢を重ねれば誰からも叱られなくなる時代はくるのだね。

って書いてるそばから、レイに叱られかけた。。。きっと私は棺桶に入ってさえも、横柄な態度を曲げないかもしれん。

サマーキャンプのカウンセラーの言うことを聞かないデニス

デニスの年齢になると、さすがにサマーキャンプに参加している子も少ないらしく、8年生にあがる子でアフターキャンプにいるのはデニス一人らしい。いつもリーダー的存在だとカウンセラーに思われてしまうのか、デニスだけが叱られるらしい。

ある日、カウンセラーが「デニスが僕らの言うことを聞かないんだ。片づけろって言っても4度も無視したんだよ今日は」と言う。カウンセラーたちもまだ16歳くらいの高校生。そろそろ自我の目ざめている中学生が、まだまだ大人になり切っていない高校生の言いなりになるはずがないのだ。「わかった、デニスに言い聞かせてなんとかするわ。報告してくれてありがとう」とカウンセラーに笑いかけた。

レイもいるところで事情を説明。デニスによると、小さな男の子が散らかしたカードを片付けろと、カウンセラーたちはそれを知ってか知らずか、デニスを叱ったのだという。デニスは、「カウンセラーだって、まだまだ子供で、自分らに子供もいない若さなんだから子供をコントロールする術なんてないんだよ」と一人前な口をきいている。レイは、「アフターキャンプに同い年の友達はいないのか?」デニスは首を横にふる。「だったらアフターキャンプへは行かなくていいから。学校から歩いてもどってきなさい」

すぐさまレイに「徒歩で帰宅してよろしい」の許可証をわたし、サインをさせた。

そしてデニスは初めて学校から徒歩で帰った。日本では、小学生から徒歩で学校へ通ってたけど、やっぱりうちの近所だとドキドキする。怖い事件に巻き込まれるってこともだけど、黒人ってだけで警官から射殺されてる事件も多いから。守ってくれるべき警官から撃たれることのほうがもっと怖い。助けを求めていて間違って殺されてる黒人もいたりするし。いったい誰に助けてもらえばいいのだろうか?

家の近所では、去年、強盗が空き家に空き巣に入っていたところを、リタイアした警官が不審者に気づいて「何をしてるんだ」と声をかけたところ、拳銃で撃たれたこともある。だから警官も自分を守るために撃つのだろうけど。いろいろなストレスがたまってて、丸腰の黒人を撃ちまくってる警官も少なくないと思う。

あと、さすがに娘たちは徒歩で帰ることは許さなかった。まだまだ車に強引にのせられそうになったって女の子たちの証言が多発しているエリアだし。デニスには娘たちを守れるほどの力はないだろうし。やはり小さな女の子が歩きまわるのには、危なすぎる。あぁ~子供だけであちこちに行ける、安全な日本がなつかしく、うらやましい。。。

男社会で弱腰な息子をどうすべき?

デニスの学校のお友達デービッド君から、ギリギリにバースデーパーティーのお誘いがきた。
1日前くらいからポストに入ってたんだろうけど。いつもポストのメールを放置しているので、パーティーの2日前にレイが気づいた。

近所のお友達も行くらしいということで、パーティー前日にデービッド君宅へ電話。

次の日の朝、パーティー当日にデービッド君のママから電話があった。「ぜひ来てください」そして3時からパーティー会場であるデービッド君のお宅へ。おそらくデービッド君とデニスが通う学校は、小学校から中学校へエスカレーター式の私立なので、途中で引っ越しても学校を変わらなかったのだろう。毎朝5時起きで通ってるらしく、橋を渡って向こう側の田舎に住んでいて、思いのほか遠い。

橋の向こうは、NY州だけどなぜだか不動産が安い。マンハッタンまで出るのにも電車だけでは無理っぽいからなぁ~。大きなお家がずらずら並んでる中にデービッド君のお家もあった。ドアを開けると、すでに子供たちがわんさか来ていた。男の子も女の子もそこいらじゅうにわさわさ、部屋の中にあるエアーホッケーで遊んでいる。

エアーホッケーが家に置けるなんて、やっぱり橋の向こうは敷地が広くていいなぁ。

橋の向こうで距離はあるけど、待ってるわけにもいかないので、デニスだけ置いて、私はいったん自宅へもどることにした。「何時ごろに迎えに来ればいいかしら?」とデービッド君のママに聞くと、「9時とかそのくらいになると思うけど」え?子供のパーティーで9時って思ったけど。デニスにはパーティーが終わるころ電話するようにと言って、自宅へ向かった。

レイは、「そんな遠くのパーティーへ行っていいって僕は決めてないし」と、送迎をまったくやろうとしない。お迎えも私が行かねばならず、週末だというのにドライヴしなくちゃならないから、またワインが飲めない。イライラしながらデニスの電話を待っていると、7時半ごろに電話がなった。

「お母さん9時に終わるから」

ワインを飲みたい気分もおさえることができず、まー9時って言っても8時ごろから帰る人はでてくるのだろうと思いながら、車を走らせた。8時に着いたら、デービッド君ママが「まだケーキを切ってないのよ」ケーキを切ってないってことは、ここで退散できないじゃないか。。。

「ベイリーさんも家へ入りませんか?」と誘ってくれた。娘らもつれて来ていることを話すと、「娘さんもご一緒にどうぞ」結局、パーティー終了間際に参加みたいな形となった。

大人も子供もわんさかいて、50人以上は客がいた。外でバーベキューをやっていたので、エアーホッケーをやってる女の子数人以外は、庭にいた。庭には、15メートル四方のプールとバレーボールコートが芝生の上にあった。男の子たちはそこでバレーボールをしていた。小さな子は一人プールにプカプカ浮かんで泳いでいて、大人たちはプールサイドでバーベキューを食べながら会話をしていた。

ラテン系のお宅なので、スペイン語で話してる人もいて。私は知らない人ばかりの中、浮いてしまった。一人だけクラスのママもいたけど、めったに話すことがないので、仲良しママ同士で話をしていた。デニスが「なんでこんなに早く来たの?9時って言ったのに」

「9時って言っても、9時にパーティーが終わるのなら、もっと早くに出る人もいるって思ったから。まさかケーキも切ってないなんて思ってもみなかったし」と、ワインが飲みたくて急いで出てきたことは言わなかった。

バースデーソングを歌い、ケーキを切ったのが8時半ごろ。デニスはそれからお友達とCall  of  Dutyのゲームをやるという。「ゲームなんていつも家でやってるし、家に帰ればできるじゃない。帰ろうよ」私は退屈なのでちょっとイライラ気味、「お友達とはいつもやれないから」とデニス。

仕方なく一度だけゲームをやらせて戻ることにした。しかし、デニスは弱腰なのでほかの子たちがゲーム機を奪い合いやってる中で、「僕が先」の一言が言えないらしく、ずーっと自分の番がくるのを待っている。私は横から「帰らなくちゃーならないから、先にやらせてってどうして言えないの!」と目くばせ。それでも黙って待っている。仕方なので、デニスを手招きし、いったん球技のコーチのようにデニスを場外へだし、「お母さんが待ってるからって言って、先にやらせてもらいなさい」と、耳元で言った。

コートへ戻ると、デニスの番がようやく回ってきてゲーム機を手にしてたのに、ほかの子がまたそのゲーム機をとろうとした。私は思わずそこまで行って、ゲーム機を取り返しそうになった。自分ののどから手が出てきて、ほかの子からゲーム機を奪い取るんじゃないかってマジで思ったほどだ。すると仲良しのジェームズが「デニスの番だよ」と言ってくれてるのが聞こえた。ジェームズって本当にいい子だなぁ~。

デニスはいつも使ってるPCではなくX-BOXなので、うまく要領をつかめなかったようだが、それでもほかの子よりポイントを稼いだらしい。ようやく満足したらしく、「帰ろう」と私の方へやってきた。デービッドのご両親やデービッドにさよならを告げ、家路へ。ワインワインと心の中でつぶやきながら、ビュンビュン車をとばした。

こういう男の子ばかりのシチュエーションにデニスがいるのを見たのは初めてなので、デニスが弱腰なことがよーくわかった。ほかの男の子の言いなりになってカバンをとってあげてることもあったりして。「同じところに立ってたのに、なんでほかの子のバッグをわざわざデニスが戻ってとってあげてるわけ?あの子はあんたのボスじゃないでしょ」と私。「そんなの僕はやってあげてかまわないって思ってるから」「思ってるからって、友達だからってそこまでやるのは変だってば」

やはりデニスを男社会に一人で投じることも必要なのかもなーと痛感。娘たちと3人でいると、自己主張がはげしくて喧嘩ばかりなのに、男の子たちの中では尻尾を丸めているなんて、とほほ。。。なのだ。

このデニスの話をオフィスにてアメリカ人ママに話していたら、彼女の息子たちもそれぞれ性格がちがうらしく。気の強い子もいれば、やはり人のいいなりになる気の弱い子もいたりして。「その子それぞれの性格だから、仕方ないのよ。やさしい子はあまり出しゃばらないからね。まーそれがその子のよさでもあるから」と言っていた。アメリカ人ってほとんどの子たちが、自己主張が強くて、我先ってタイプなのかと思ってたけど。たしかに、いろいろな人がいて当たり前だよね。

それにしても私もレイも負けん気が強いのに、いったいデニスは誰に似たのだろうか???

はじめての子供たちだけでの外出

デニスに、「いい加減に自分たちだけで外出させてよ。いつまでもベイビーみたいにお母さんたちの
管理下でしか外出できないから、ゲームとかばっかやって家にいるんだから」とクレーム。

「たしかにそうだよね。自分の友達とハングアウトするのも必要かも。お母さんだって、子供時代は小学生のころからハングアウトしてたし。まーでも、うちの近所は危険だからお母さんの指定したところでしか行動しないで」と、いうことで。

デニスはお友達とダンキンドーナツへ。

エリカとアヤは、近所の公園にお友達のお父さんが娘二人と来ていたので、そこへ連れて行った。
しかしパーキングがまったくなかったので、歩いていける距離だからと、家にもどってきた。

結局、デニスがダンキンで友達と少し過ごしてから歩いてエリカとアヤのいる公園まで行き、
娘らを見ててくれた。

「ほかにも友達来てたんだけど、そこのダッドも来てたよ」とエリカ。
「え?そうなの。うちのダッドは行かなかったね」とレイに視線を投げる。

娘たちのことを見守るのはお父さんの役目なのかもしれんと思ったけど。

子育ては母親がやるべきものという昭和な父のキャラをもつレイは、まったく介さず。
よそのお父さんが来ていた話を聞いていても、わざと知らん顔。

私はといえば、はじめて子供たちが自分たちだけで外出となると、結局、落ち着けず。
週末だけの楽しみのワインさえ飲めなかった。

じーっとしていても、そわそわするばかりなので、まだ夕日さして暑かったけど、庭で花たちにに水をやったり、雑草をぬいたりしていた。

すると、携帯に電話が。いつもは携帯の電話をとらない私だけど、ワンコールでアンサー。

デニスからだった。「そろそろ帰るけど、お母さんが迎えに来てくれるの?それとも僕らで帰ってきていい?」

「下の公園だし、まだ明るいから3人で歩いて帰ってきて。必ず3人でね。一人歩きは危ないからね!」

うちの近くの公園とはいえ、たいてい夏のニュースにでてくるのは、ここの公園の前で車に乗せてほかのところへ連れていかれて強姦されたなどというものもあったり。あまり環境のよろしくないエリアなのだ。

ジーンズを柄パンや尻が見えるくらいまで下げてはいてるブラックの若い兄ちゃんやら、ドラッグディーラーっぽい兄さんたちが、公園の前にある駄菓子屋あたりをウロウロしている。警察もちょくちょくパーキングにいるけど、それでも兄さんたちの数は一向に減らない。

こんな子供たちだけで遊ばせられないような悪い環境じゃーうちの家の価値はいつまでも上がりそうにないっす。



アメリカで外国語を学んでいてもあまり意味がない?

オフィスでネットワークエンジニアなITヲタ系ワーカージェイくんとの会話。

どんな流れからこんな会話になったのかは忘れたが。

ジェイ君が突然にこんなことを言いだした。

「日本語のできない僕が日系の会社にいるのって不思議なんだよね。大学時代
日本語を勉強してた僕の友達はさ、たくさんいたんだけど。卒業後、ダンサーになったり
会社員になったとしても、もちろんアメリカの会社でさ。

日本語を使うような環境にはいないんだ。だったらなんのためにあんなに学生時代
がんばって日本語を勉強したんだろうね。

日本にいない限り、日本語を使える環境にいるアメリカ人なんてめったにいないよ。
まーそれは、日本語に限らず、ロシア語とかだって同じだけど」

「だったらうちの息子は、行きたくないって泣きながら日本語学校に通ったけど、
アメリカ社会では、たいしてメリットがあるわけじゃないんだね」

「まー、語学をやることによっていろいろな能力が発達するわけだから
メリットがまったくないことはないだろうけどね」

日本語環境にある日系のオフィスだからか、

今のオフィスには、英語、中国語、日本語の3か国語ができる中国人や
英語、韓国語、日本語のできるコリアン、英語、ロシア語、日本語のできる
アメリカ人がいる。

バイリンガルがスゴイなんて言ってる時代は終わり、すでにトライリンガルの時代。

私はいまだに英語で会話することで苦労してるっていうのに・・・まったく。
ランチタイムにはコリアンのお友達と日本語で会話しているという不思議な環境にいる。
時折、彼女の日本語が危ういときは、英語で会話することになることもあるが。

それなら私もと、
英語のほかにスペイン語でも勉強しようかと思ったが、
なかなか続かない。。。

ラティーノのいつも会話する女性とは、まだ「おはよう」しか
私の方からは、スペイン語で言えてない。

どうやら発音がいいらしく、洗面所のサプライを入れにくるラティーノのおばちゃんからは、
私がスペイン語をしゃべれると勘違いされ、スペイン語で話しかけてくれたことがある。

しかし、「おはよう」と「元気」くらいしか言えないので、
まったく会話にならないのが残念。

語学を学ぶって向き不向きもあるわけで。
好きじゃないと続けることは難しいのだなぁ~。

<登場人物は仮名です>

当然だけど黒人同士でも気があうあわないがあるらしい

アラフォーの友人らといつものブラジリアンバーで飲み。
メンバーは日本人の友人とカリビアンの黒人女性。

黒人女性って、黒人女性とつるむことが多いよなぁ~って、
レイの母のお友達もジャマイカンとかカリビアンの女性ばかりなので、
ひとくくりに思ってたんだけど。

酒が入ってくると、彼女の本音がチラリ。

「私、いつも一緒にいるのケビン(黒人男性)のことは、
ブラザーみたいに思ってるの。いつも私を守ってくれてるって感じなのだけど、

ティナ(黒人女性)のところへ行くと、私たちが仲良しなことを、
ちょっとジェラスしてるっていうか。彼女ってケビンのこと狙ってるし」

「へぇ~そうなんだ」

この直前に、ティナとは仲がいいの?って聞こうと思っていたので、
予想外な発言にちょっと驚いた。

たしかに私も同じ日本人だからって仲良しな相手もいれば、そうでない相手もいるし。
当然といえば当然のことだけど。

逆に、ニューヨークの雑多な民族中でもアジア系であるから親近感を得られるっていう
話もあったりする。

ちなみに私は日本人以外でよく話をするといえば、ラテン系の人が多い。

ラテン系の多い地域に住んでることもあって、ラテン系の人たちとの交流が普通になってるから
かもしれない。
会社でもラテン系の人と話す機会は日本人やアジア系の次に多いかもしれない。

Orange is the new blackというNYの女性刑務所のリアルな話をもとにしたTVドラマ
シーズン4では、それぞれの人種に分かれて亀裂が生まれる。

黒人、ラテン系、白人ってグループができちゃうんだけど。なぜかアジア系はできていない。
そもそもドラマの中でもアジア系の数が少ないせいか?

一人だけ白人と日本人のミックスという設定で、見た目は日本人の女優さんがいるのだけど、
彼女は黒人のグループに入っており、レズビアンの女性と付き合う。

この刑務所の話では、セレブは別枠だけど、

生まれや育ち、学歴やファッションなどの見た目とかが除かれた環境におかれ、
その人自身のもつ能力や特性などといった人間本来の力だけですみ分けができていく。

しかし肌の色でこうして人間同士が分かれてしまうっていうところは、まだまだ人間って
雑種化が進んでないのかなーとも思う。

イギリスがEUからはずれ、トランプはアメリカで民族主義を唱える。
アメリカ人も移民をこれ以上受け入れたくないというのが本音のところ。
きっとその動きは誰にもとめられないのだと思う。

私自身の子もそうだけど、
いろいろな国とのミックスの子供たちが国や政治を動かす時代になれば、
きっと世界が一つになれるんじゃないかと淡い期待を抱いている。








ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 100

紹介文:NYにてITエンジニアとして働きながら、ライターやTV,ラジオなどメディアのリサーチ業も行っています。NY在住の日本人エンターテイナーが活躍する、音楽、映画、カルチャーの記事を満載のNY1PAGE.comも運営。

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Author:弘恵ベイリー
NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ

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