hiroebailey
アメブロを更新しました。 『ソルティーは、しょっぱいって意味だけじゃないよ』 https://t.co/Bod4RKsBHH
11-28 09:13
最近、エリカがよくデニスに「ソルティーな顔してる」と言う。
デニスがなんとなく怒った顔をしていたので、怒ってるって意味だろうと思っていた。
念のためエリカに「どういう意味?」って聞いたら、「怒ってるって意味だよ」
やっぱり、そうか。
ネットで調べてみると、まさしくネット用語で「怒って、キレて」の意味らしい。
http://eigo-net-slang-jiten.blogspot.com/2015/09/salty.html
さて、このサンクスギビングで休みもつづきリラックスしていようと思っていた週末に、
私のほうがよっぽどソルティーな顔となる事件が2件もおきた。
事件の一つ目、まずは年末恒例のBBQツアー。
これは年末に、私が子供たちをつれてマンハッタンへ行き
タイムズスクエアにあるBBQにて、食事をするという行事。
南国リゾート風に傘の立ってるデコレーションのあるグラスで
フローズンバージンピニャカラータを優雅にのみほし、ゴテゴテなまでにBBQソースのついた
BBQリブを豪快に食べ、手と口のまわりがべっちょり汚れるまで楽しむというもの。
私はもちろん大きなグラスでフローズンマルガリータを楽しむ。
ウエイターは、とても感じのいいブラックの兄さんで、「ほかに何かいかがですか?」と、
何度も席に聞きにきてくれていた。
甘いソースがからんでるお肉は、やわらかくてそれなりに美味しい。
食事も終わるころ、
デニスが両手いっぱいグッチョグチョにBBQソースをつけて食らうので、
「いい加減にトイレで手を洗ってきなさい」と律する。
デニスがトイレに行ってる間、ウエイターにチェックをもらおうとするが、
これまで何度もやってきていたウエイターの姿が見当たらない。
テーブルの横には、姉さんが常に監視している。
この姉さんは、スプーンやストローをエプロンに入れていて、何かあったら
すぐにとんできて、代わりのものを渡す係?なのか。
だが、私たちが食べ終わって、キョロキョロしてるというのに、姉さんは遠くを見ていて
まったく気づかない。
仕方ないので、食器を片付にきたラティーノ兄さんに、「ウエイターはどこいったのかな?
チェックがそろそろほしいのだけど」と聞いてみた。
「ちょっと待ってて」と言われたが、それから待たされること何分だったのか。
周りでランチしていた人は、どんどん立ち去り、私たちだけがテーブルに残されていく。
あまりに待たせるので、トイレに先に行っておこうかと、エリカとアヤをつれてトイレへ。
トイレから戻っても、しばらく待たされた。そこへ忘れていたかのように、カップケーキ4個が
小さな皿にのってやってきた。無料サービスのデザートだろう。
そんなものより私はチェックを待っているのだ。それでも子供たちは喜んで
すぐさまカップケーキを平らげた。その後もまた待たされた。
背後で後から入ってきた客さえもが、別のウエイトレスがチェックを受け取っている。
あまりにチェックを持ってこないので、キレてしまった私。
まさしくソルティーな顔だったにちがいない。
席を立ちあがって、レジへ行こうとすると、最初にサーブしてくれていたウエイターが
どこからともなく現れ、駆け寄ってきた。
「チェックはここにあるから、僕がテイクケアするよ」
「テイクケアって、いつまで待たせるんだよ!レジで払うからもういいよ」
レジに小走りでウエイターが先に到着した。
金額を言われて、カードを渡す。
「最初はとてもサービスよかったのに、最後の最後でチェックを持ってくるのに
どれだけ待たせたと思ってるの。チップも本当は置いていきたくないけど、
最初にしっかりやってくれたから最低限だけおいていくことにする」
と、ウエイターの耳元で怒りをあらわにした私。
「申し訳なかった」と兄さんは謝ってくれた。
けども、
金を払ってサービスと美味しい料理を手に入れようとしてるのに、
逆に待たされてイライラの苦痛を与えられるなんて。
自分の食べたいものがそこにあったとしても、
サービスの悪い店には行きたくないといつも言ってるレイ(夫)の言う通りだと思った。
二つ目は、ブラックフライデーの週末。
エリカとアヤの雑貨やジャケットほかショッピングに行った際にレジにて、
かなり長い行列で待たされていた。
1番のレジが点滅し、「1番のレジに来てください」と機械により自動アナウンスが流れる。
言われたとおりにレジに行くと、まだ二人のオバちゃんたちが
支払いをしている真っ最中。だったらなんでコールしたんだよ!
しかも一人の白人のオバちゃんは、クリスマスデコレーション用のソックスを手にして
レジの進行方向の反対側から周りこんできた。
横入りされていると思ったので「順番で並んでるんだけど」と声をかけたら、
「私も並んでたのよハニー」と一言。
レジには、そのオバちゃんがすでに買っていた他のものが袋に入って置いてあった。
「(心の声)ババア、レジで支払い中に買い物に行くなんて、何事じゃい」と
私はソルティーな顔になった。
横にいたエリカが小声で「まだレジ終わらないの?」と言うので、レジに聞こえよがしに、
「呼ばれたから来たのに、なんでまだ前の人のレジ終わってないんだろうねー。変だよね」と、
大声をあげた。
やっぱり年末が近づいてる人の多い時期に、さらに人の多いマンハッタンへ外出したり、
ショッピングの列に並ぶのは、私には無理だ。
イライラするばかりで、食事を楽しんだり、買い物をして楽しむなんてことが不可能なのだ。
ちょっとしたことでイライラするから私は、
人気レストランに並んだり、ショッピングに行くことは不可能だし、
嫌いなのだと再認識した。
これから先もグロッサリーだって、日用雑貨だって、ネットショッピングが一番。
並ばなくても支払いできて、欲しいものが手に入る0時過ぎのサイバーマンデーが楽しみだ。
hiroebailey
アメブロを更新しました。 『ハイライン観光と絶品ロブスターロールとジェラート』 https://t.co/NSzumGThnV
11-06 10:14
実際に公園を歩いてみると、特別スペシャルなことはない公園。とはいえ少しだけ地面より高い位置に公園が2.3kmも続いてる。そう考えると、ほかの地域にはそんなのありそうにないし、やはり珍しいものなのかもしれない。
母は途中にあるベンチで数回休み、目的地までゆっくりと歩いた。「公園を歩いてるからたいして歩くのは苦にならないわ」と言ってるものの。後から後から人の波が押しよせる。いったいこんな人だかりがどこからやってくるのだろう?
って思っていたら、写真撮影している人がたくさんいる。公園を楽しむニューヨーカーだけでなく、観光名所になっているため、世界各国から観光客がやってきているからだ。この日は、10月なのに暖かい日だったせいかタイムズスクエアみたいな勢いで人ごみができていた。
チェルシーマーケットに行きたかったのだけど、チェルシーマーケットの真上からは降りられないようになっていた。いったんヨチヨチと歩いてきた母が引き返すとなると、たいして遠くはないけど引き返すのもかわいそう。
私だけ引き返してみると、やはりエレベーターと階段がアパートの横についてあった。携帯電話で子供たちに連絡をとり、「婆ちゃんを連れて来てね」と一言。
エレベーターで下に降りて、チェルシーマーケットへ。ここも大混雑で、ハロウィーンの怖いディスプレイを見ているだけでも警備員が「そこで立止まらないで」と声をかけてくる始末。
ロブスターロールが売ってるフィッシュマーケットまで、母をつれてゆっくりと歩く。寿司屋も中にあるのだけど、ここも大混雑だった。たまたま席があいたのでイスに母を座らせようとすると、「ここはカウンターで寿司を食べる人だけが座れるんだよ。順番は入れてる?」と店員にきかれた。
なんとロブスタープレイスは立ち食いのみで、イスが置いてないのである。母は疲れているようだけど、座って食べさせてあげることができなかった。
ロブスターがのってるせいで、このロブスターロール値段はかなりいいのだけど、ロールパンってのが、その辺の屋台のホットドッグに使ってるみたいなロールブレッドをちょっとだけ品よくした感じの見た目。
とはいえロブスターは、新鮮だからかプリプリしていて美味しい。オーダーした母とデニスは満足していたようだ。娘たちは、ロブスターは苦手だからと、いつもホールフーズで買ってるようなサーモンアボガドロールの寿司を食べた。
「もっと店内を見て回る?」と子供たちに聞けば、「もう帰りたい」と一言。なんて探求心のない子供だろうか・・・。きっと友達と来ていれば、もっとウロウロしてるのだろうけど。親と一緒じゃー楽しみも半減するのだろう。
引き返したところにジェラートの店があり、ここでジェラートを食べることにした。列ができていて、待つこと10分以上。その間、母はイスに座っていられたのでよかったけど。前に並んでいたアメリカ人夫婦は、こんなに長蛇の列ができてるっていうのに、「そこのチェリーがのってるアイスを試食させて」だの、「キャラメルのも食べてみたい」だのと、永遠に何を買うのか決まらない。
結局、チェリーに決めたようで、「もっとたっぷりのせて」などと、さらなる注文をつけて店員を困らせていた。おそらくアメリカの田舎からきている観光客なのだろう。そんなだからイライラせずに私も「オリーブのジェラート味見させて」と一つだけお願いした。
ジェラートに塩味は、やはり苦手かも。。。ということで、普通にバニラにしておいた。ここのジェラートは、この秋に本場イタリアのベニスで食べたのと変わらないレベルで美味しかった。
ジェラートを食べて大満足の子供たちと家路へついた。
4時すぎから雲行きがあやしくなり、大雨になった。大雨の中って、車ごとシャワーを浴びてるみたいで、私は大好きだ。特にハイウェイで上を通ってる高架からボタボタと大粒の水の塊が車にドコドコと音をたてて落ちてくるのは最高である。いつも汚れている私の車も、この勢いで水が落ちてくれば汚れが落ちる気がする。
水の塊が落ちてきたとき、デニスは車の中で寝ていたので、「うぅ~」と寝ているところを起こされ唸ったほど。雨のせいで事故があったりと、渋滞はひどかったけど、家につくころには晴れ間がみえた。
実際に公園を歩いてみると、特別スペシャルなことはない公園。とはいえ少しだけ地面より高い位置に公園が2.3kmも続いてる。そう考えると、ほかの地域にはそんなのありそうにないし、やはり珍しいものなのかもしれない。
母は途中にあるベンチで数回休み、目的地までゆっくりと歩いた。「公園を歩いてるからたいして歩くのは苦にならないわ」と言ってるものの。後から後から人の波が押しよせる。いったいこんな人だかりがどこからやってくるのだろう?
って思っていたら、写真撮影している人がたくさんいる。公園を楽しむニューヨーカーだけでなく、観光名所になっているため、世界各国から観光客がやってきているからだ。この日は、10月なのに暖かい日だったせいかタイムズスクエアみたいな勢いで人ごみができていた。
チェルシーマーケットに行きたかったのだけど、チェルシーマーケットの真上からは降りられないようになっていた。いったんヨチヨチと歩いてきた母が引き返すとなると、たいして遠くはないけど引き返すのもかわいそう。
私だけ引き返してみると、やはりエレベーターと階段がアパートの横についてあった。携帯電話で子供たちに連絡をとり、「婆ちゃんを連れて来てね」と一言。
エレベーターで下に降りて、チェルシーマーケットへ。ここも大混雑で、ハロウィーンの怖いディスプレイを見ているだけでも警備員が「そこで立止まらないで」と声をかけてくる始末。
ロブスターロールが売ってるフィッシュマーケットまで、母をつれてゆっくりと歩く。寿司屋も中にあるのだけど、ここも大混雑だった。たまたま席があいたのでイスに母を座らせようとすると、「ここはカウンターで寿司を食べる人だけが座れるんだよ。順番は入れてる?」と店員にきかれた。
なんとロブスタープレイスは立ち食いのみで、イスが置いてないのである。母は疲れているようだけど、座って食べさせてあげることができなかった。
ロブスターがのってるせいで、このロブスターロール値段はかなりいいのだけど、ロールパンってのが、その辺の屋台のホットドッグに使ってるみたいなロールブレッドをちょっとだけ品よくした感じの見た目。
とはいえロブスターは、新鮮だからかプリプリしていて美味しい。オーダーした母とデニスは満足していたようだ。娘たちは、ロブスターは苦手だからと、いつもホールフーズで買ってるようなサーモンアボガドロールの寿司を食べた。
「もっと店内を見て回る?」と子供たちに聞けば、「もう帰りたい」と一言。なんて探求心のない子供だろうか・・・。きっと友達と来ていれば、もっとウロウロしてるのだろうけど。親と一緒じゃー楽しみも半減するのだろう。
引き返したところにジェラートの店があり、ここでジェラートを食べることにした。列ができていて、待つこと10分以上。その間、母はイスに座っていられたのでよかったけど。前に並んでいたアメリカ人夫婦は、こんなに長蛇の列ができてるっていうのに、「そこのチェリーがのってるアイスを試食させて」だの、「キャラメルのも食べてみたい」だのと、永遠に何を買うのか決まらない。
結局、チェリーに決めたようで、「もっとたっぷりのせて」などと、さらなる注文をつけて店員を困らせていた。おそらくアメリカの田舎からきている観光客なのだろう。そんなだからイライラせずに私も「オリーブのジェラート味見させて」と一つだけお願いした。
ジェラートに塩味は、やはり苦手かも。。。ということで、普通にバニラにしておいた。ここのジェラートは、この秋に本場イタリアのベニスで食べたのと変わらないレベルで美味しかった。
ジェラートを食べて大満足の子供たちと家路へついた。
4時すぎから雲行きがあやしくなり、大雨になった。大雨の中って、車ごとシャワーを浴びてるみたいで、私は大好きだ。特にハイウェイで上を通ってる高架からボタボタと大粒の水の塊が車にドコドコと音をたてて落ちてくるのは最高である。いつも汚れている私の車も、この勢いで水が落ちてくれば汚れが落ちる気がする。
水の塊が落ちてきたとき、デニスは車の中で寝ていたので、「うぅ~」と寝ているところを起こされ唸ったほど。雨のせいで事故があったりと、渋滞はひどかったけど、家につくころには晴れ間がみえた。
Author:弘恵ベイリー
NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ