豪雪で電線が切れて停電

弘恵ベイリー「ハーレム日記復刻版」
またまたNY1page.comにアップしてます。
どうやって日系レストランで働いたのか？

From Feb2010

昼から、デニスのバースデーにWiiを買いに行こうとしたら、
積雪がひどくて、家から一つめの坂は下れたが、もう一つの坂の上から
車ごとスリップしそうになった。

慌てて、家へ引き返そうとするが、坂を登れない。

仕方ないので、ご近所の家へ停めさせてもらうことにした。

うちから坂を一つおりた角に住む人は、
気のよいオジさんで、いつも声をかけあっていたからよかった。

彼の家に寄せてもらって、奥さんや最近結婚して２歳の子がいるという娘さんと、
ご近所の話題で盛り上がった。

まるで家族みたいなノリで違和感を感じない。

「うちの夫はジャマイカンなの」と言ったら、

「なんだって！ジャマイカン。僕もジャマイカンだよ。ジャマイカン、ハッピーな男ばかり。
人をハッピーにするんだよ。そして日本人の妻をもってるジャマイカンはもっとハッピーだな」

なんてハッピーなことを言われた。
さすがジャマイカンは人の心をハッピーにしてくれるね。

大雪の中でも、ジャマイカンの熱いスピリッツは変わらないのだ。

大雪なので、子供たちも早く帰ってきた。

夕食も終え、デニスのバースデーだってのに雪で外にも出れず。
お祝いは、
レイが雪の中を歩いて持って帰ってきた溶けかけたアイスクリームだけだった。

雪は、さらに豪雪になってきた。

↓デニスの庭に置いていた自転車はハンドルしか見えなくなった。（写真中央部）

From Feb2010

そろそろ酒でも飲もうかと思っていた頃、
アユミママに「女子フィギュアが８時からあるわよ」と連絡があり、
浅田真央ちゃんを見ようと、酒も飲まず張り切っていた。

そろそろ始まるころだなーって思っていたら、ブチッと停電。

酒どころか、本さえ読めぬ。

寝るしかなくなってしまった。

電気に依存してる生活って怖いなぁ～。

夜は寝るだけなのでよかったが、昼間が大変。

調理器具をガスに変えていたから、料理はできたものの。
点火はもマッチでつけないとつかない。

セントラルヒーティングもオイルなんだけど、点火は電気で自動になってるし、
温まった蒸気が通るはずのヒーティングのタンクにも、電気のポンプで
送るから、暖房も動かなくなった。

いつも真夏のような温度にしていて、Ｔシャツで寝ているのだけど。

調理器具の上でお湯をわかして、寒さをしのいだ。

昼ごろになっても電気はもどらず、すぐに１ブロック先にあるレイの実家へ行こうとした。
ら、

「うちの電気は大丈夫だけど、家の前に電線が落ちていて、
感電する可能性があるから危険。外へ出るな」と
ダッドから言われた。

そして夕方になっても雪は降り続けた。

「歩いてる人がいるから、感電は大丈夫だと思う。家へおいで」と言われたのが夕方。

レイ妹のナディーンが迎えに来てくれた。途中までしか木が落ちていて車が
入れなかったので、歩いた。

その映像をはっておく。

大きな木の枝が落ちてるのだけど。あちこちで同じように
木の枝が雪の重さで落ちたらしい。



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