金を払う夫が偉いのか？

ハーレムで出会ったジャズ・シンガー深尾多恵子さんにインタビュー！
NY1page.comにアップしてます。

あれほど母に、レイ弟のデービッドには言ったらダメだと言われていたことを、
ついつい話してしまった。

言ったらダメって言われると、口をついて出てしまうのだ。

言っちゃったことで、もう取り返しのつかないことなのだけど。

デービッドにデニスとキャッチボールをしてもらうという話をレイにしてたら、
レイが激怒して、大喧嘩になったことがある。そのことについて話してしまった。

冷静なデービッドは、
「レイ（お父さん）以外の人がデニスとキャッチボールするのがいやだったら、
リトルリーグに入れればよい」という解決案が出たのだけど。

結果的に、レイはそうした学校以外の活動に金を払うつもりはない。

なので、デニスは野球もできない。

親がやる気ないと、
犠牲になるのは子供なのだなぁ～。

「夫婦で会話したほうがよい」と言うけど、
我が家は、レイの権力が物凄く強い。

それは、稼いでいるのが彼だけだって意識からだ。
たしかに家計を支えるのは夫である。
だからって家計を支配されるのは沢山だとも思う。

きっと西原理恵子さんの「女の子ものがたり」を観たせいで、
こんな話になったのかもしれない。

男性からのＤＶや貧困で苦労している家庭に育った女の子たちの物語を中心として、
それをくぐりぬけようと元気に希望をもって生きていく彼女らが描かれているのだけど。
結果的には、母たちと同じような境遇に陥る。

ある意味、男によって人生を左右される女性を描いた物語と言ってもよい。

我が家は、ここまで極端な話ではないけど、
男に支配されている生活というのは、夫に捨てられたら経済的に生きていけないという
私にとっても同じような境遇の女性の話。

やはり、ちゃんと自分で金を稼げる人間になりたいなぁ～。

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