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アメリカ人は凧を手作りしたことがない?

日本語補習校のエリカとアヤの幼児部クラスで凧作りがあった。

凧を作って、実際に飛ばすのだ。

障子の紙や竹ひごは、先生がわざわざ日本からスーツケースに入れて
持ち帰ってきたという貴重品。

それを使って、子供たちが絵を描き、凧を作る。

今年は、双子なので
レイにもエリカのクラスへ行くようお願いした。

案の定、9時15分には学校が始まるからと言ってたのに、9時半すぎに到着。

そろそろ日本出張に10年近く毎年行ってるから、日本のオンタイムという規律を
学んでいるのかと思いきや。相変わらずのジャマイカンタイム。

エリカは隣に父母そろって来ていた、お母様にお手伝いしてもらっていたそうな。

ところで、今回の父母の参加状況から統計を勝手にとると、
40代から上のママのご主人は、仕事で来なかったり、休んでいたりして参加していないのだけど、
30代のママのご主人は、夫婦そろって参加している。

この辺が、世代の違いを感じた。

40代以上のママたちは、夫に対して甘いし、仕事優先という昭和の母から
学んだ思想から抜け出せない。

しかし、30代のママは、かなり夫にも育児への参加を要求する。
そして夫婦の関係も、ラブラブなのかもしれない。

家の場合は、運動会と凧あげだけは双子なので、
前々から参加するよう説得していて、
義務として来てもらったんだけど。

さて、凧が出来上がって外へ出て飛ばした。

私がアヤと作った凧の足は、四角い凧の隅っこにバランスを保つためにつけた。
レイがつけてるのは、中心から端っこまでの半分の位置に二つ。

「ちょっと、この足の意味わかってる?これでバランスをとるんだけど。
この位置だったら、バランスとるってより、邪魔になるだけじゃない。
レイは凧をつくったことないわけ?」と私。

「既製品しか飛ばしたことないし」

「まじ~~~!」

さすがアメリカ。考えてみれば、いまいち器用さに欠けるアメリカ人(人によるけど)が
学校の授業などで、凧を作るなんてあるわけがない。

そして、案の定、レイが作った凧は、飛ばない。

エリカは、かなり走り回ったが、飛ばない凧が不満だったらしく、
口を尖らせた。

「でもさ、ダッドがヘルプしてくれたんだから、ちゃんと御礼を言おうね」と私。

学校から帰ると、アヤは凧を「ちゃんと保管しておいてくれ」と要求したが、
エリカは「いらない」と言い放った。

子供にとって、親が参加したっていうことより、
いかに飛ぶ凧を作ることができたのかって
マテリアル。

正直なんだなぁ~・・・。

私が心配していただけで、
レイが参加しようがしまいが、子供には関係なかったのかもしれないな。

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