子供から離れて夫婦でデートも大切
久々に、レイのマムに子供達を預けてレイとお出かけ。
マンハッタンのイーストビレッジあたりを懐かしく歩こうなんて言ってたけど、
寒いし、小雨が降っていた。
しかも路上駐車しようと思ってたのに、スペースなし。
そりゃー金曜日の夜10時の一番、混む時間にあいてるわけないんだけど。
レイといると、特に運が悪い気がする。
気の短いレイが、
「ハーレムに停めて、電車で戻ってこようよ」と言い出した。
ハーレムまで戻って電車でダウンタウンだなんて、1時間以上はかかる。
ナビゲーションでパーキングを探す。
イーストサイドの下のほうに、ようやく駐車できた。
「ここからビレッジまで歩く?」とレイが言うけど、とにかく寒い。
それにビレッジまで歩いてたら、20分以上はかかる距離。
「この辺で、食べちゃおう」と私。
「どこか知ってるの?」「知らないけど、私のインスピレーションは当たるから」
と、なんとなく雰囲気のよいレストランを選んだ。
フレンチだった。
cafe charbon-epicerie
170 Orchard St
New York, NY 10002
(212) 420-7520
ずらりと高い位置までワインのボトルが置かれていて、
雰囲気も私好み、ウエイトレスの対応もよかった。
なにより隣に座っているのが、ベテラン漫才師みたいなスーツを着た
50代を超えたゲイのカップル。
「こういう落ち着いたゲイのカップルがいる店は、ぜったいに美味しいわよ」と私。
「どういう分析だよそれ」とレイ。レイは、新しい店にチャレンジするのが苦手なのだ。
まず私がオーダーしたレッドワインの味は、文句なし。
食事は、
私はスモークされたダックがのったサラダ。
レイは、アッペタイザーにカラマリと、メインにチキンをオーダーした。
カラマリはカリカリに揚がっていて美味しかった。
ソースは、フレンチなのでトマト系ではなくマヨ系でハーブやらが入ってて、これもまた美味。
ダックも脂がのっていてスモークされてる香とさっぱりしたドレッシングと野菜、
そしてフルーツも少し入っていて、甘さも加わって美味しい。サラダなので
ディナーのメニューって感じではないけど、ブランチに来たいなって思った。

レイのチキンを少しいただいた。ハーブなどでマリネされたチキンを
カラリとベークしてて、
ちょっとドライすぎる感じもしたけど、それなりに美味しかった。
サイドのフレンチフライがさすがなお味。フレンチフライって言うだけある。
ディナーの後、私がいつも通うミッドタウンの居酒屋かカラオケでも行こうって
車を走らせた。
ダウンタウンは、あんなに人だらけなのに、
ミッドタウンは金曜の夜だってのに、閑古鳥。
しかも目指していた居酒屋力のカラオケバーは、なくなってスパに変わっていた。
「ハーレムのバーへ行こう」とレイが言うので、
ひさびさにセントニックスパブへ行こうと、再びドライブ。
ところが、ドアに張り紙がしてあって、ココも「閉店中」
「ついてないなぁ~」と私。
「ココまで歩いてくるのに、ドラッグディーラーに2回も声をかけられたね」とレイ。
「そうだった?」
「そうだよ。そういうの、まったく気にしてないんだから」
昔とストリートの雰囲気は変わってないと思ったのだけど、
地下鉄の駅からウジャウジャと出てくる人たちを見て驚愕。
白人のカップルやら白人たちがゾロゾロと帰宅しているじゃないか。
私が来た90年代に、ここで白人を見るなんてあり得ない光景。
私が一人で歩くのでさえ、ジロジロと黒人に見られていたってのに。
ま、それは125丁目も同じだけど。
とにかくマンハッタンの住宅事情は厳しい。家賃が高いから、金持ち以外は、
もはや街の中には住めない。
以前は、ラテン系とかブラックしか住んでいなかったロウワーイーストサイドからも、
彼らの姿は消えた。
そしてハーレムにも、その波は静かに訪れているようだ。
家賃があがれば、貧しい黒人の人たちは住めない。
マンハッタンから追い出される。
マンハッタンどころか、近頃はブルックリンやブロンクスでさえ
主要なエリアに住むのは難しい。
だからか、ここのところ
マンハッタンから黒人やラテン系の姿が減っているようだ。
昔は、ほとんど客が黒人ばかりっていうクラブ、ネルズとかベントレーとかあったのだが、
そうした黒人ばかりのクラブがマンハッタンになくなった。
ちょっと前に、スパニッシュハーレムあたりにある小さなクラブでさえ、
黒人やラテン系の客は半分もいなかったので驚いた。
「僕たちが出歩いてないから、知らないだけかもしれないけど黒人ばかりのクラブって
もうマンハッタンにはないのかもね」とレイ。
「そうだね、ブルックリンの奥地かブロンクスあたりに行かないと、なさそう」
たまに夜のマンハッタンへ出かけると、経済の波による、地域の変化がはやい。
とはいえ、昼間に出かけても、マンハッタンのショップも大型店舗に負け、
個性がなくなってきた。ファッションも
どこにでもあるアメリカのモール化してきていて、かなり残念だ。
ファッション以外の大型店舗ターゲットとか、ホールフーズなど、
郊外に住んでいて便利な店はたくさんある。
ここ数年でターゲット、ホールフーズは、マンハッタンにも、どんどん増えている。
小さなグロッサリーの店がつぶれ、こうして大手に淘汰されていく。
クリスマスツリーショップ(バーゲン品ばかりの安売り店)って私は大好きなのだけど、
あまりに安い雰囲気なので、マンハッタンにはできてほしくないなぁ~。
あと私らは通うけど、
ファミレスみたいなチーズケーキファクトリーも、マンハッタンにはできてほしくない。
個性のあるレストランやショップがあるから、マンハッタンはエキサイティングで
カッコいいのだから。
しかし物価が高騰していく以上、大手には勝てなくなっていくのだろう。
日本に秋葉原や渋谷の新宿二丁目他、独特のカルチャーがあるように、
マンハッタンにも独特のカルチャーが
あるのだけど、それが消えていくのは悲しい。。。
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マンハッタンのイーストビレッジあたりを懐かしく歩こうなんて言ってたけど、
寒いし、小雨が降っていた。
しかも路上駐車しようと思ってたのに、スペースなし。
そりゃー金曜日の夜10時の一番、混む時間にあいてるわけないんだけど。
レイといると、特に運が悪い気がする。
気の短いレイが、
「ハーレムに停めて、電車で戻ってこようよ」と言い出した。
ハーレムまで戻って電車でダウンタウンだなんて、1時間以上はかかる。
ナビゲーションでパーキングを探す。
イーストサイドの下のほうに、ようやく駐車できた。
「ここからビレッジまで歩く?」とレイが言うけど、とにかく寒い。
それにビレッジまで歩いてたら、20分以上はかかる距離。
「この辺で、食べちゃおう」と私。
「どこか知ってるの?」「知らないけど、私のインスピレーションは当たるから」
と、なんとなく雰囲気のよいレストランを選んだ。
フレンチだった。
cafe charbon-epicerie
170 Orchard St
New York, NY 10002
(212) 420-7520
ずらりと高い位置までワインのボトルが置かれていて、
雰囲気も私好み、ウエイトレスの対応もよかった。
なにより隣に座っているのが、ベテラン漫才師みたいなスーツを着た
50代を超えたゲイのカップル。
「こういう落ち着いたゲイのカップルがいる店は、ぜったいに美味しいわよ」と私。
「どういう分析だよそれ」とレイ。レイは、新しい店にチャレンジするのが苦手なのだ。
まず私がオーダーしたレッドワインの味は、文句なし。
食事は、
私はスモークされたダックがのったサラダ。
レイは、アッペタイザーにカラマリと、メインにチキンをオーダーした。
カラマリはカリカリに揚がっていて美味しかった。
ソースは、フレンチなのでトマト系ではなくマヨ系でハーブやらが入ってて、これもまた美味。
ダックも脂がのっていてスモークされてる香とさっぱりしたドレッシングと野菜、
そしてフルーツも少し入っていて、甘さも加わって美味しい。サラダなので
ディナーのメニューって感じではないけど、ブランチに来たいなって思った。
レイのチキンを少しいただいた。ハーブなどでマリネされたチキンを
カラリとベークしてて、
ちょっとドライすぎる感じもしたけど、それなりに美味しかった。
サイドのフレンチフライがさすがなお味。フレンチフライって言うだけある。
ディナーの後、私がいつも通うミッドタウンの居酒屋かカラオケでも行こうって
車を走らせた。
ダウンタウンは、あんなに人だらけなのに、
ミッドタウンは金曜の夜だってのに、閑古鳥。
しかも目指していた居酒屋力のカラオケバーは、なくなってスパに変わっていた。
「ハーレムのバーへ行こう」とレイが言うので、
ひさびさにセントニックスパブへ行こうと、再びドライブ。
ところが、ドアに張り紙がしてあって、ココも「閉店中」
「ついてないなぁ~」と私。
「ココまで歩いてくるのに、ドラッグディーラーに2回も声をかけられたね」とレイ。
「そうだった?」
「そうだよ。そういうの、まったく気にしてないんだから」
昔とストリートの雰囲気は変わってないと思ったのだけど、
地下鉄の駅からウジャウジャと出てくる人たちを見て驚愕。
白人のカップルやら白人たちがゾロゾロと帰宅しているじゃないか。
私が来た90年代に、ここで白人を見るなんてあり得ない光景。
私が一人で歩くのでさえ、ジロジロと黒人に見られていたってのに。
ま、それは125丁目も同じだけど。
とにかくマンハッタンの住宅事情は厳しい。家賃が高いから、金持ち以外は、
もはや街の中には住めない。
以前は、ラテン系とかブラックしか住んでいなかったロウワーイーストサイドからも、
彼らの姿は消えた。
そしてハーレムにも、その波は静かに訪れているようだ。
家賃があがれば、貧しい黒人の人たちは住めない。
マンハッタンから追い出される。
マンハッタンどころか、近頃はブルックリンやブロンクスでさえ
主要なエリアに住むのは難しい。
だからか、ここのところ
マンハッタンから黒人やラテン系の姿が減っているようだ。
昔は、ほとんど客が黒人ばかりっていうクラブ、ネルズとかベントレーとかあったのだが、
そうした黒人ばかりのクラブがマンハッタンになくなった。
ちょっと前に、スパニッシュハーレムあたりにある小さなクラブでさえ、
黒人やラテン系の客は半分もいなかったので驚いた。
「僕たちが出歩いてないから、知らないだけかもしれないけど黒人ばかりのクラブって
もうマンハッタンにはないのかもね」とレイ。
「そうだね、ブルックリンの奥地かブロンクスあたりに行かないと、なさそう」
たまに夜のマンハッタンへ出かけると、経済の波による、地域の変化がはやい。
とはいえ、昼間に出かけても、マンハッタンのショップも大型店舗に負け、
個性がなくなってきた。ファッションも
どこにでもあるアメリカのモール化してきていて、かなり残念だ。
ファッション以外の大型店舗ターゲットとか、ホールフーズなど、
郊外に住んでいて便利な店はたくさんある。
ここ数年でターゲット、ホールフーズは、マンハッタンにも、どんどん増えている。
小さなグロッサリーの店がつぶれ、こうして大手に淘汰されていく。
クリスマスツリーショップ(バーゲン品ばかりの安売り店)って私は大好きなのだけど、
あまりに安い雰囲気なので、マンハッタンにはできてほしくないなぁ~。
あと私らは通うけど、
ファミレスみたいなチーズケーキファクトリーも、マンハッタンにはできてほしくない。
個性のあるレストランやショップがあるから、マンハッタンはエキサイティングで
カッコいいのだから。
しかし物価が高騰していく以上、大手には勝てなくなっていくのだろう。
日本に秋葉原や渋谷の新宿二丁目他、独特のカルチャーがあるように、
マンハッタンにも独特のカルチャーが
あるのだけど、それが消えていくのは悲しい。。。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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