家の前のポストがぐっしゃり壊れていた

お隣と斜め向いの家がパーティーをやった週末の後、
家のメールボックスが倒れて、アニメにでてくる車にひかれたモノみたいに、ペタンコに
なっていた。

いやはや、四角い筒が平面になるものなのだと驚いていた。

お隣のヨーラが、「もしかしたら、家の客がやったのかもしれない」と、
謝罪にきた。

でも、本当に誰がやったのかわからない。
斜め向いの家だってパーティーやってたんだもの。

だから、レイが「ポストはもう新しいのを買ったし、誰がやったのかわからないのだから、
心配しなくていいよ」と答えた。

それでも気にして次の日もやってきたヨーラ。

「どうやって買ってきたポストを立てるのか？」と聞いてきた。

レイが、手動の掘削する道具があるから、それをホームディポから借りて
くるつもりなんだ」と答えた。

しかしヨーラは、「これはコンクリートで周りを埋めるほうがいいのよ」と説明していた。

「ちょっと待ってて」と大工さんの住人マルコと出かけていったと思ったら、
すぐに戻ってきた。

そして、あっという間にポストをコンクリで固めて立てたのであった。

「さすがヨーラ、なんでも知ってるよね」とレイが関心していた。

たしかに、壁や屋根も自分たちでやりかえてたし、

水道管さえもつなぎかえるのに、地面を掘ったり配管までは
業者にまかせたが、埋めるのは自分たちでやった。

人間って、やれば何でもできるものなのだなぁ～と、お隣をみてると
いつも思う。

ヨーラは歌もうまいし、料理もうまいし、楽しい人だ。

リタイアしたらボリビアに所有している大きな自宅へ帰って、のんびり暮らすつもりのようだ。

私もリタイアしたら（ってフルタイムで仕事してるわけじゃないけど）、
日本で温泉にでもつかって、のんびり暮らせる身分になりたいなぁ～・・・。

とはいえ70歳を超えてる母が、日本でのんびり暮らしてないのを見ていると、
年をとってのんびり暮らすって、どんな生活？って、たまに思う。

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