アメリカ人のお父さんらが一番興奮する運動会
日曜日に日本語補習校で運動会があった。
すでに前回もこれについてふれたが。
アナウンサーの話ではなく、今回は親たちの様子を語る。
運動会を見学している中で
一番、大興奮しているのはアメリカ人のお父さんたち。
子供たちの撮影のために、望遠レンズのついたカメラで
フィールド横を陣取る。
子供たちのかけっこなどがある時には、自分の子供にくぎづけで、
大声をあげて声援をおくる。
荒れ狂ったゴリラが声をあげるくらいの雄たけびをあげて応援している
アメリカ人のお父さんまでいる。
これは日本では滅多に見られない光景だ。
さらには、自由参加の親だけ参加の綱引きには、ほとんどのアメリカ人の父親が
参加して盛り上がる。
レイも「今年は出ないよ」なんて言ってたくせに、
友達のブラッドが「出る」って娘のマリちゃんが白組なので、
そちらの縄へ歩いていってたら、
うちは子供らが3人とも紅組だったのだけど、負けてはおれずと
ふらふらと白組の縄のほうへ歩き出した。
ハァ~ハァ~ハァ~ハァ~!ホイッ!ホイッ!などと、それぞれの
父親らが掛け声をかけながら、綱を引く。
この学校には、もろ日本人の顔をしているのに、こちらで育ってる人も多くて
英語がネイティヴレベルの日系アメリカ人が、レイに一戦目で負けた後、
「次は、あちら側に移動するんだけど、あちら側のほうは
足場が砂だから、こちらの芝生よりかえって環境が悪いんだよね。
勝てるかなー」なんて話をしてくれた。
とにかく、父親たちはマジで勝ちたいのだ。
今年は残念ながら、私たちの引いていた紅組が負けた。
さて、運動会の最後はメインイベントのリレー。
かけっこで選ばれた足の速い子供たちが、6組の色に別れて競う。
今年もデニスは選ばれていた。
練習の時は、「負けてばかりだ」と言ってたので、どうせ
3番手か4番手あたりだろうと期待していなかった。
すると、
女の子が1年生の女の子、1年生の男の子らが走り出し、
デニスのいる紅組ピンクチームは、2番手。
3番目に走った2年生の女の子も二番目のままだった。
ここでデニスの登場。なんと、デニスは白組1番の子を抜いて
一番に躍りでたのだ。
追い越すときの紅組の声援はハンパじゃなかった。
綱引きの後に、紅白かなり得点の競り合いになっていたので、
ここで紅組が負けたら、白に追い抜かれる可能性さえあったのだ。
「デニス~!」
担任の先生も元担任の先生も、「デニス~」と声をかけてくれていた。
リレーに出てきて追い抜く男の子は、
毎年ヒーローが誕生するのだ。
去年も最後の週で、3人抜きだか4人抜きだかしたミックスの男の子、
アンカーの6年生のメチャ男前だったとお母さんらの間で話題になったほど。
残念ながら、その子は6年生だったので、今年は
お顔を拝見できなかった。
「小さい頃からそういうヒーローになれる男の子を発掘しておかなくちゃだね」と、
日本人のお父さん友達と笑って話した。
そんな中、もしかしてデニスが今年は、少しばかりヒーローだったかな?と、
デニスが抜いたおかげで、最後まで一位だったピンクチームを見ていると、
親としての働きに、ご褒美をもらった気分だった。
デニスも、小さな女の子たちのハートをキュンとさせてるといいな(笑)
ついでに、
今年の運動会の模様をレイ弟にレイが話したらしく、
アメリカでは運動会がないので「来年は応援に行きたい」と、もらしていたそうだ。
「自分らの娘も出ないのに、楽しくないでしょ?」と私。
「甥や姪が出るんだから、そりゃー楽しいよ。
それに弟は、スポーツ競技が大好きだからさ。
オリンピック見学みたいな気分なんじゃない?」
そうか、アメリカ人のお父さんたちは、自分らがこういう経験を
していないから、盛り上がるのだな。
日本の伝統となりつつある、小学校の運動会。
日本では、近頃、かけっこしても皆が一等賞なんて、
馬鹿なことをやってる学校もあるらしい。
しかし、そんな茶番劇はやめて、
これからもずっと、子供たちをオリンピック競技の選手のように、
運動会で、競わせてほしいものだ。
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弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
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すでに前回もこれについてふれたが。
アナウンサーの話ではなく、今回は親たちの様子を語る。
運動会を見学している中で
一番、大興奮しているのはアメリカ人のお父さんたち。
子供たちの撮影のために、望遠レンズのついたカメラで
フィールド横を陣取る。
子供たちのかけっこなどがある時には、自分の子供にくぎづけで、
大声をあげて声援をおくる。
荒れ狂ったゴリラが声をあげるくらいの雄たけびをあげて応援している
アメリカ人のお父さんまでいる。
これは日本では滅多に見られない光景だ。
さらには、自由参加の親だけ参加の綱引きには、ほとんどのアメリカ人の父親が
参加して盛り上がる。
レイも「今年は出ないよ」なんて言ってたくせに、
友達のブラッドが「出る」って娘のマリちゃんが白組なので、
そちらの縄へ歩いていってたら、
うちは子供らが3人とも紅組だったのだけど、負けてはおれずと
ふらふらと白組の縄のほうへ歩き出した。
ハァ~ハァ~ハァ~ハァ~!ホイッ!ホイッ!などと、それぞれの
父親らが掛け声をかけながら、綱を引く。
この学校には、もろ日本人の顔をしているのに、こちらで育ってる人も多くて
英語がネイティヴレベルの日系アメリカ人が、レイに一戦目で負けた後、
「次は、あちら側に移動するんだけど、あちら側のほうは
足場が砂だから、こちらの芝生よりかえって環境が悪いんだよね。
勝てるかなー」なんて話をしてくれた。
とにかく、父親たちはマジで勝ちたいのだ。
今年は残念ながら、私たちの引いていた紅組が負けた。
さて、運動会の最後はメインイベントのリレー。
かけっこで選ばれた足の速い子供たちが、6組の色に別れて競う。
今年もデニスは選ばれていた。
練習の時は、「負けてばかりだ」と言ってたので、どうせ
3番手か4番手あたりだろうと期待していなかった。
すると、
女の子が1年生の女の子、1年生の男の子らが走り出し、
デニスのいる紅組ピンクチームは、2番手。
3番目に走った2年生の女の子も二番目のままだった。
ここでデニスの登場。なんと、デニスは白組1番の子を抜いて
一番に躍りでたのだ。
追い越すときの紅組の声援はハンパじゃなかった。
綱引きの後に、紅白かなり得点の競り合いになっていたので、
ここで紅組が負けたら、白に追い抜かれる可能性さえあったのだ。
「デニス~!」
担任の先生も元担任の先生も、「デニス~」と声をかけてくれていた。
リレーに出てきて追い抜く男の子は、
毎年ヒーローが誕生するのだ。
去年も最後の週で、3人抜きだか4人抜きだかしたミックスの男の子、
アンカーの6年生のメチャ男前だったとお母さんらの間で話題になったほど。
残念ながら、その子は6年生だったので、今年は
お顔を拝見できなかった。
「小さい頃からそういうヒーローになれる男の子を発掘しておかなくちゃだね」と、
日本人のお父さん友達と笑って話した。
そんな中、もしかしてデニスが今年は、少しばかりヒーローだったかな?と、
デニスが抜いたおかげで、最後まで一位だったピンクチームを見ていると、
親としての働きに、ご褒美をもらった気分だった。
デニスも、小さな女の子たちのハートをキュンとさせてるといいな(笑)
ついでに、
今年の運動会の模様をレイ弟にレイが話したらしく、
アメリカでは運動会がないので「来年は応援に行きたい」と、もらしていたそうだ。
「自分らの娘も出ないのに、楽しくないでしょ?」と私。
「甥や姪が出るんだから、そりゃー楽しいよ。
それに弟は、スポーツ競技が大好きだからさ。
オリンピック見学みたいな気分なんじゃない?」
そうか、アメリカ人のお父さんたちは、自分らがこういう経験を
していないから、盛り上がるのだな。
日本の伝統となりつつある、小学校の運動会。
日本では、近頃、かけっこしても皆が一等賞なんて、
馬鹿なことをやってる学校もあるらしい。
しかし、そんな茶番劇はやめて、
これからもずっと、子供たちをオリンピック競技の選手のように、
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