リンカーンセンターにてチャイニーズオペラを鑑賞~無料
グランマが子供たち3人を見てくれるというので、
私たち夫婦はバケーションを満喫。
「じゃーデートでもしようか」と言ってるワリに
レイは寝てるし。
「だったら私だけリンカーンセンターの前である
チャイニーズオペラの無料コンサートに行ってくるから
牛角ミッドタウンで会おう」と
予約の場所と時間のメモを残して去った。
レイはいつも遅れてくるので15分ほど早く待ち合わせ
時間を書いておいた。
リンカーンセンターの前にステージができていて
折りたたみのイスが置いてあった。
私は、チャイニーズの爺さん二人に囲まれた席で見る。
チャイニーズはまばらにしかいなかったのだが、なぜか
そこは爺さん二人の間が空いていたのだった。
無料だっていうのに、パフォーマーのレベルが高く
美しかった。
孔雀の踊りをした白いドレスの女性は
まるで本当に孔雀がそこにいるかのように美しい。
飛び立つ姿が、また美しかった。
あれ?孔雀って飛んだっけかな。
まるで手塚治の火の鳥を見ているようだった。
実物見たことないし。
右側にいたチャイニーズの爺さんが、そのまた
右横の女性に「キレイだねぇ~」と同意を求めていた。
アクロバットもさすがチャイニーズ!
モジモジクン(ちょっと古いか)
みたいな白のタンクトップにスパッツみたいなのをはいた
兄さん二人。
片手を一人の頭に乗せて逆立ちしたのが、
最後の見せ場だった。あまりのことに
ワシまで首に力が入ったぜ。
それまでには、首の後ろと首の後ろで支えて
上の人が逆立ち。
手もつないでないなんて、すごすぎる!
そのうち舌の上やら、男性の大事な部分をつかんで
逆立ちなんてこともやってのけるんじゃないか???
演技が終わったときに見せる
沈黙の二人は、ゲイのマガジンの表紙の兄さんみたいで
これまた爽やか。
ほかにも男性ダンサーは、赤レンジャー黄レンジャー
みたいな格好なんだけど、なぜか頭にはピエロの赤いボンボン
がぶら下がっている帽子。
うぅ~~~む、ダンスよりも、
この踊るとユサユサゆれる
赤玉の方が気になって仕方がない。
中井貴一似の男前もいたりして
カンフーの動きも独特。
隣の爺さんに「こういったダンスっていうのは
やはり北京とかが発祥の地?」と聞いてみた。
「中国は広いから、あらゆる地域から集まってきているんだ。
さっきのは恐らくモンゴリアンのダンスだと思うし」
「ではあなたは、中国のどちら出身ですか?」
「台湾だよ。もうこちらには40年住んでるけどね」
「君は?」「日本です」
「日本の能っていうのは、一般人にはわからない
パフォーマンスだろうね」
「そうですね、まだ私も実際には見たことありません」
歌舞伎は見たけどって言いかけたところで
ショーが次へ進んだ。
いよいよオペラが始まった。
白塗りの顔に
ながいヒゲをつけた魔王みたいな男性が
出てきて剣の舞。
オペラっていっても歌を歌うわけじゃなく。
銅鑼の音がキャーンキャーンって鳴り続けるだけ。
火災報知器が止まらない状態みたいな。
うるさすぎてついていけないぞ。
中国の音楽はやっぱり理解できないんだなぁ~ワシ。
とはいえ
無料でここまで充実したパフォーマンスを見れるとは
大満足。
一人で行ってよかった。
レイと行けば、退屈そうなレイのご機嫌をうかがいながら
ソワソワしてたろう。
牛角へ到着したのは、私は予約時間ぴったり。
「あ、こちらでお連れさんが、お待ちですよ」と
ブラック兄さんが流暢な日本語で案内してくれた。
そのガラス張りで、
外に向かったバーカウンターのような場所には、
レイが般若のような顔をして立っていた。
「ごめん、おくれて」
「30分って言うから、25分に来たんだぜ。
30分近く待ってるじゃないか!
もう帰ろうって思ってた。携帯も忘れてきたし
連絡の取りようもありゃしない」
って、ワシが怒られる役ですか?
携帯忘れたのはアンタだろうがぁ~~~!
とはいえ、やっぱり待たせたのは私なので
何度となく謝った。
「でもさ、いつもは私が待たされてたんだから。
待たされる人の気持ちがよぉ~~~くわかったでしょ」
と、一言ガツンと言ったが、
効果なし。
「携帯が見つからなかったし」ブツクサ続けるレイ。
結局は、私が悪者らしい。
お肉は旨かった。
でも以前にKさんたちと行った焼肉リキの方が
レイはお気に入りだったそうだ。
アメリカ人が多すぎるせいか
牛角はノリがアメリカっぽい。
って、アメリカにいるんだから当たり前か・・・。
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私たち夫婦はバケーションを満喫。
「じゃーデートでもしようか」と言ってるワリに
レイは寝てるし。
「だったら私だけリンカーンセンターの前である
チャイニーズオペラの無料コンサートに行ってくるから
牛角ミッドタウンで会おう」と
予約の場所と時間のメモを残して去った。
レイはいつも遅れてくるので15分ほど早く待ち合わせ
時間を書いておいた。
リンカーンセンターの前にステージができていて
折りたたみのイスが置いてあった。
私は、チャイニーズの爺さん二人に囲まれた席で見る。
チャイニーズはまばらにしかいなかったのだが、なぜか
そこは爺さん二人の間が空いていたのだった。
無料だっていうのに、パフォーマーのレベルが高く
美しかった。
孔雀の踊りをした白いドレスの女性は
まるで本当に孔雀がそこにいるかのように美しい。
飛び立つ姿が、また美しかった。
あれ?孔雀って飛んだっけかな。
まるで手塚治の火の鳥を見ているようだった。
実物見たことないし。
右側にいたチャイニーズの爺さんが、そのまた
右横の女性に「キレイだねぇ~」と同意を求めていた。
アクロバットもさすがチャイニーズ!
モジモジクン(ちょっと古いか)
みたいな白のタンクトップにスパッツみたいなのをはいた
兄さん二人。
片手を一人の頭に乗せて逆立ちしたのが、
最後の見せ場だった。あまりのことに
ワシまで首に力が入ったぜ。
それまでには、首の後ろと首の後ろで支えて
上の人が逆立ち。
手もつないでないなんて、すごすぎる!
そのうち舌の上やら、男性の大事な部分をつかんで
逆立ちなんてこともやってのけるんじゃないか???
演技が終わったときに見せる
沈黙の二人は、ゲイのマガジンの表紙の兄さんみたいで
これまた爽やか。
ほかにも男性ダンサーは、赤レンジャー黄レンジャー
みたいな格好なんだけど、なぜか頭にはピエロの赤いボンボン
がぶら下がっている帽子。
うぅ~~~む、ダンスよりも、
この踊るとユサユサゆれる
赤玉の方が気になって仕方がない。
中井貴一似の男前もいたりして
カンフーの動きも独特。
隣の爺さんに「こういったダンスっていうのは
やはり北京とかが発祥の地?」と聞いてみた。
「中国は広いから、あらゆる地域から集まってきているんだ。
さっきのは恐らくモンゴリアンのダンスだと思うし」
「ではあなたは、中国のどちら出身ですか?」
「台湾だよ。もうこちらには40年住んでるけどね」
「君は?」「日本です」
「日本の能っていうのは、一般人にはわからない
パフォーマンスだろうね」
「そうですね、まだ私も実際には見たことありません」
歌舞伎は見たけどって言いかけたところで
ショーが次へ進んだ。
いよいよオペラが始まった。
白塗りの顔に
ながいヒゲをつけた魔王みたいな男性が
出てきて剣の舞。
オペラっていっても歌を歌うわけじゃなく。
銅鑼の音がキャーンキャーンって鳴り続けるだけ。
火災報知器が止まらない状態みたいな。
うるさすぎてついていけないぞ。
中国の音楽はやっぱり理解できないんだなぁ~ワシ。
とはいえ
無料でここまで充実したパフォーマンスを見れるとは
大満足。
一人で行ってよかった。
レイと行けば、退屈そうなレイのご機嫌をうかがいながら
ソワソワしてたろう。
牛角へ到着したのは、私は予約時間ぴったり。
「あ、こちらでお連れさんが、お待ちですよ」と
ブラック兄さんが流暢な日本語で案内してくれた。
そのガラス張りで、
外に向かったバーカウンターのような場所には、
レイが般若のような顔をして立っていた。
「ごめん、おくれて」
「30分って言うから、25分に来たんだぜ。
30分近く待ってるじゃないか!
もう帰ろうって思ってた。携帯も忘れてきたし
連絡の取りようもありゃしない」
って、ワシが怒られる役ですか?
携帯忘れたのはアンタだろうがぁ~~~!
とはいえ、やっぱり待たせたのは私なので
何度となく謝った。
「でもさ、いつもは私が待たされてたんだから。
待たされる人の気持ちがよぉ~~~くわかったでしょ」
と、一言ガツンと言ったが、
効果なし。
「携帯が見つからなかったし」ブツクサ続けるレイ。
結局は、私が悪者らしい。
お肉は旨かった。
でも以前にKさんたちと行った焼肉リキの方が
レイはお気に入りだったそうだ。
アメリカ人が多すぎるせいか
牛角はノリがアメリカっぽい。
って、アメリカにいるんだから当たり前か・・・。
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Comment
いつも遅れる人
そういう人って、何故かたかを括ってる時に限って早く来たりするんですよね。
あれって不思議です。
そして、遅刻魔に限って人を待つことができない。
1分ぐらいでも文句を言われたり。
わたし、いつも1時間ぐらい待ってますけど!?(笑)
あれって不思議です。
そして、遅刻魔に限って人を待つことができない。
1分ぐらいでも文句を言われたり。
わたし、いつも1時間ぐらい待ってますけど!?(笑)
遅刻魔は勝手
>ららさん
そうそう遅刻魔にかぎって人を待つ時には時計に釘付け。待たせる時にも、釘付けになれよ!って思いますよね。待たせる時には、時計なんて見てやしない。
そうそう遅刻魔にかぎって人を待つ時には時計に釘付け。待たせる時にも、釘付けになれよ!って思いますよね。待たせる時には、時計なんて見てやしない。
悪意はないのにそこまで言うことないと思います。
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