友達を信用できる?日本VSアメリカ
デニスにようやく男友達ができた。
突然に、昨日の午後6時過ぎ、友達キマーニ君から、電話がかかってきたのだ。
「デニス君はいますか?」と言われ、
「デニスは水泳に行ってます」と、秘書のように答える私。
「水泳。いつぐらいに帰ってきますか?」
「今日は、水泳の後にドラムのクラスもあるので、
戻るのは8時半くらいになりますけど、折り返しますか?」
こんな事務的には言わなかったけど。。。
「わかりました」とキマ-ニ君。
「じゃーデニスが戻ったら電話するように言っておくね」と電話をきった。
デニスが戻ってから、8時半くらいに電話。
15分くらい、はじめて友達との電話での会話。
長い。
9歳になる子供の会話にしては、長くないのか?
見知らぬ男と会話している、年頃の娘をもったオヤジの気分になるワシ。
「ちょっと~いつまで電話してるの?」と、デニスに問う。
「もう切ったよ。キマーニね、明日、遊びにくるって」
え?
母親とまったく会話してないのだけど。。。
しかも母親の留守電のメッセージは、
デニスによると「You know what to do」だったらしい。
うぅ~~~む。。。かなり、若いノリだな。
結局、当日の約束の時間になってもキマーニは現れなかった。
「だから日本人のお友達以外は、約束なんてしても無理だってば」と私。
彼らの約束は不確定なんだから。
レイが戻ってきて、「デニスの友達ってジャマイカン?」と大笑い。
てめぇ~もだろ!
と、突っ込みを入れたくなるが。
「ジャマイカンの約束なんて、あってないようなものだから。
夏の約束は、サンタが来るころに実現するみたいな」と、自虐ネタに、
さらに腹を抱えて笑っている。
「いや、でもね、そこんとこ子供の約束の気持ちを考えて。。。」
「子供の気持ちよりも、現実を知るべきだ。日本と違うんだよ、アメリカは。
そもそも母親同士が話もしてないのに、どうやって子供が遊びに来る
ってんだい?」
けなげに待っていたデニスに同情した私は、キマーニの母親に
電話してみた。
留守電とは違って、若い声ではあるが、まともな受け答えのできる人だった。
「キマーニをアフタースクールから連れてもどって、ようやく家についた
ところなの。で、キマーニがデニスのところへ連れていってって言ってるのだけど。
さすがに夜も遅いし。まったく聞いてなかったから」
どうやら、キマーニが勝手に電話していたらしい。。。
「じゃー週末に時間あるときに、プレイデートしない?」
「もちろん!」
まー言ってるけど、マンハッタンで働いてるらしい彼女は、
どうやらシングルマザーみたいだし、週末も忙しそうだ。
私たちが住んでるエリアは、裕福とはいえない家庭ばかり。
プレイデートなんてやってる場合じゃないのだ。
生活費を稼ぐために、親は日々、忙しい。
子供たちは、学校でしか交友関係を築けない。
レイも、「親同士も信頼できない、友達を家に呼ぶなんて、あり得ない」と、一言。
「そんなこと言ってたら、友達はつくれないでしょ?」と私。
「ここは日本ではなくて、アメリカなんだ」とレイ。
たとえモノを盗まれたとしても、友達は友達だ。
それもいい経験になると私は思う。
私も、そういう経験をしてきたので。
どんな友達も敬遠せず、受け入れてくれた母親に
今になって感謝している。
とはいえ、やはり
今のアメリカとは違うのかなぁ~・・・。
人を信用するな!っていう世界。
日本には学んでほしくない。
日本のよさは、人を信用できる社会なのだから。
私が書いた児童小説。
子供たちのために書いたけど、
まだまだ日本語読めないみたいで残念。
亡くなった父親が子供のためにカニに姿を変えてもどってくる物語。
携帯小説サイトに書いているので、携帯でも読めます!
ガザミとカイ
http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/637948
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http://wirelesswire.jp/wmlife/
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突然に、昨日の午後6時過ぎ、友達キマーニ君から、電話がかかってきたのだ。
「デニス君はいますか?」と言われ、
「デニスは水泳に行ってます」と、秘書のように答える私。
「水泳。いつぐらいに帰ってきますか?」
「今日は、水泳の後にドラムのクラスもあるので、
戻るのは8時半くらいになりますけど、折り返しますか?」
こんな事務的には言わなかったけど。。。
「わかりました」とキマ-ニ君。
「じゃーデニスが戻ったら電話するように言っておくね」と電話をきった。
デニスが戻ってから、8時半くらいに電話。
15分くらい、はじめて友達との電話での会話。
長い。
9歳になる子供の会話にしては、長くないのか?
見知らぬ男と会話している、年頃の娘をもったオヤジの気分になるワシ。
「ちょっと~いつまで電話してるの?」と、デニスに問う。
「もう切ったよ。キマーニね、明日、遊びにくるって」
え?
母親とまったく会話してないのだけど。。。
しかも母親の留守電のメッセージは、
デニスによると「You know what to do」だったらしい。
うぅ~~~む。。。かなり、若いノリだな。
結局、当日の約束の時間になってもキマーニは現れなかった。
「だから日本人のお友達以外は、約束なんてしても無理だってば」と私。
彼らの約束は不確定なんだから。
レイが戻ってきて、「デニスの友達ってジャマイカン?」と大笑い。
てめぇ~もだろ!
と、突っ込みを入れたくなるが。
「ジャマイカンの約束なんて、あってないようなものだから。
夏の約束は、サンタが来るころに実現するみたいな」と、自虐ネタに、
さらに腹を抱えて笑っている。
「いや、でもね、そこんとこ子供の約束の気持ちを考えて。。。」
「子供の気持ちよりも、現実を知るべきだ。日本と違うんだよ、アメリカは。
そもそも母親同士が話もしてないのに、どうやって子供が遊びに来る
ってんだい?」
けなげに待っていたデニスに同情した私は、キマーニの母親に
電話してみた。
留守電とは違って、若い声ではあるが、まともな受け答えのできる人だった。
「キマーニをアフタースクールから連れてもどって、ようやく家についた
ところなの。で、キマーニがデニスのところへ連れていってって言ってるのだけど。
さすがに夜も遅いし。まったく聞いてなかったから」
どうやら、キマーニが勝手に電話していたらしい。。。
「じゃー週末に時間あるときに、プレイデートしない?」
「もちろん!」
まー言ってるけど、マンハッタンで働いてるらしい彼女は、
どうやらシングルマザーみたいだし、週末も忙しそうだ。
私たちが住んでるエリアは、裕福とはいえない家庭ばかり。
プレイデートなんてやってる場合じゃないのだ。
生活費を稼ぐために、親は日々、忙しい。
子供たちは、学校でしか交友関係を築けない。
レイも、「親同士も信頼できない、友達を家に呼ぶなんて、あり得ない」と、一言。
「そんなこと言ってたら、友達はつくれないでしょ?」と私。
「ここは日本ではなくて、アメリカなんだ」とレイ。
たとえモノを盗まれたとしても、友達は友達だ。
それもいい経験になると私は思う。
私も、そういう経験をしてきたので。
どんな友達も敬遠せず、受け入れてくれた母親に
今になって感謝している。
とはいえ、やはり
今のアメリカとは違うのかなぁ~・・・。
人を信用するな!っていう世界。
日本には学んでほしくない。
日本のよさは、人を信用できる社会なのだから。
私が書いた児童小説。
子供たちのために書いたけど、
まだまだ日本語読めないみたいで残念。
亡くなった父親が子供のためにカニに姿を変えてもどってくる物語。
携帯小説サイトに書いているので、携帯でも読めます!
ガザミとカイ
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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