ヨガが身体に悪い?あなたにとってよい事は?
最近、ヨガが身体に悪いってニュースが飛び込んでくる。
結局、見てみると、インストラクターが勉強不足だったり、
やってる人が無理をしすぎたりで、筋や関節を痛めて病院へ駆け込む人が
多いらしい。ヨガ人口が増えてるから、怪我をする人も増えているのだ。
ヨガをやってるニューヨーカーって、ハンパなく多い。
どこのクラスに行っても、どの時間に行っても、スタジオが埋まるくらいいっぱい。
みんな最後に、合掌して「ナマステ」って言うんだもん。
ある意味、エクササイズってより宗教の集まりに来ていると感じることもある。
人を洗脳しようとすれば、ヨガを通じて洗脳することだってできるかもしれない。
ヨガをやってる人たちは、色々なヨガのポーズを身体によいことをしていると、
信じているからやっているわけだ。
信じる者は救われるのだ。
とはいえ、
たまにカルトな宗教だと、今話題のお笑い系だった女性のように、
救われるよりも落ち込んでる人もいるけど。。。
まーなんでもいいから、人間って何かを信じることができて、
ストレスから解き放たれるのならば、それがベストなのだとも思う。
私は今のところ、そのストレス解消がアフリカンドラムだ。
一度なんて、ある仕事でうまくいかず、メールも開きたくないくらいストレスが
たまったことがあった。
足どりも重く「いいことないなぁ~」なんて思いながら
タイムズスクエアの地下鉄の駅を歩いていると、
ドンドコドコドコと、アフリカンドラムの音が聞えてきた。
二人のブラックのオヤジが、力強く素早く、リズムを刻んでいた。
朝の通勤時間だったので、ほとんどの人たちが通り過ぎていった。
しかし、私は彼らがパフォーマンスをしているまん前で、
しばらく立ちすくんだように太鼓の音を聴いた。
そのうちその清らかな美しい音は、地下鉄構内に響き渡って、
ジリジリと照りつける太陽の下でアフリカン女性のダンサーが
民族衣装を身につけて激しく踊っているような視覚のイメージさえわいてきた。
あっという間に、グチャグチャした頭の中や、ズタズタに傷ついた
心が洗われるようだった。
しらず涙があふれてきた。
あぁ~、私はアフリカンドラムによって癒されてるのだなぁ~と、
実感した。
その夜、偶然なのだが、ドラムのクラスでデズ先生が、
「ヒロ(デズ先生は私をヒロと呼ぶ)に渡したいCDがある」と、
帰り際にドラムのCDを渡された。
「聴いてみる?」と、車のドアを開けてカーステレオにCDを入れた。
「デズ先生が叩いてるの?」と聞くと、
「違うよ、僕の好きなプロのドラマーさ」と答えた。
しばらくカーステレオから流れてくるアフリカンドラムの音を二人で
聴いていた。
付け加えるように、
「僕は、本当にアフリカンドラムをわかってる人にしか、
このCDを渡さないんだ。ヒロにも、そのときが来たかな~って
思ったから」と言った。
「そうなのよ。私は、今日、タイムズスクエアでアフリカンドラムの音を聴いて
溜まっていたストレスから、あっという間に開放されたの」と、言った。
「そうなんだよ!ドラムを聴いたり演奏したりするだけで、ストレスなんて
吹っ飛ぶだろう」デズ先生が、星のうかぶ空を見上げて、白い歯をみせながら
ガハハと笑った。
なんて今は、言ってるけど、
デニスが生まれる直後までハーレムに住んでいたのだが、
そのころは、毎日、ドコドコとお向かいの公園から聞えて
くるアフリカンドラムの音が迷惑で仕方なかった。
今はそれを演奏する側にまわっている自分がいる。
あんなにストレスだった音を、自分がストレス解消と楽しみのために、
演奏しているわけである。
人間って、不思議なものだ。
子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるといいな。
ガザミとカイ
http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/637948
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弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
私がツイッターでつぶやいているワイヤレスワイヤーのサイト
http://wirelesswire.jp/wmlife/
NYで活躍する日本人エンターテイナーを応援するサイトNY1PAGEもよろしく!
http://ny1page.com
結局、見てみると、インストラクターが勉強不足だったり、
やってる人が無理をしすぎたりで、筋や関節を痛めて病院へ駆け込む人が
多いらしい。ヨガ人口が増えてるから、怪我をする人も増えているのだ。
ヨガをやってるニューヨーカーって、ハンパなく多い。
どこのクラスに行っても、どの時間に行っても、スタジオが埋まるくらいいっぱい。
みんな最後に、合掌して「ナマステ」って言うんだもん。
ある意味、エクササイズってより宗教の集まりに来ていると感じることもある。
人を洗脳しようとすれば、ヨガを通じて洗脳することだってできるかもしれない。
ヨガをやってる人たちは、色々なヨガのポーズを身体によいことをしていると、
信じているからやっているわけだ。
信じる者は救われるのだ。
とはいえ、
たまにカルトな宗教だと、今話題のお笑い系だった女性のように、
救われるよりも落ち込んでる人もいるけど。。。
まーなんでもいいから、人間って何かを信じることができて、
ストレスから解き放たれるのならば、それがベストなのだとも思う。
私は今のところ、そのストレス解消がアフリカンドラムだ。
一度なんて、ある仕事でうまくいかず、メールも開きたくないくらいストレスが
たまったことがあった。
足どりも重く「いいことないなぁ~」なんて思いながら
タイムズスクエアの地下鉄の駅を歩いていると、
ドンドコドコドコと、アフリカンドラムの音が聞えてきた。
二人のブラックのオヤジが、力強く素早く、リズムを刻んでいた。
朝の通勤時間だったので、ほとんどの人たちが通り過ぎていった。
しかし、私は彼らがパフォーマンスをしているまん前で、
しばらく立ちすくんだように太鼓の音を聴いた。
そのうちその清らかな美しい音は、地下鉄構内に響き渡って、
ジリジリと照りつける太陽の下でアフリカン女性のダンサーが
民族衣装を身につけて激しく踊っているような視覚のイメージさえわいてきた。
あっという間に、グチャグチャした頭の中や、ズタズタに傷ついた
心が洗われるようだった。
しらず涙があふれてきた。
あぁ~、私はアフリカンドラムによって癒されてるのだなぁ~と、
実感した。
その夜、偶然なのだが、ドラムのクラスでデズ先生が、
「ヒロ(デズ先生は私をヒロと呼ぶ)に渡したいCDがある」と、
帰り際にドラムのCDを渡された。
「聴いてみる?」と、車のドアを開けてカーステレオにCDを入れた。
「デズ先生が叩いてるの?」と聞くと、
「違うよ、僕の好きなプロのドラマーさ」と答えた。
しばらくカーステレオから流れてくるアフリカンドラムの音を二人で
聴いていた。
付け加えるように、
「僕は、本当にアフリカンドラムをわかってる人にしか、
このCDを渡さないんだ。ヒロにも、そのときが来たかな~って
思ったから」と言った。
「そうなのよ。私は、今日、タイムズスクエアでアフリカンドラムの音を聴いて
溜まっていたストレスから、あっという間に開放されたの」と、言った。
「そうなんだよ!ドラムを聴いたり演奏したりするだけで、ストレスなんて
吹っ飛ぶだろう」デズ先生が、星のうかぶ空を見上げて、白い歯をみせながら
ガハハと笑った。
なんて今は、言ってるけど、
デニスが生まれる直後までハーレムに住んでいたのだが、
そのころは、毎日、ドコドコとお向かいの公園から聞えて
くるアフリカンドラムの音が迷惑で仕方なかった。
今はそれを演奏する側にまわっている自分がいる。
あんなにストレスだった音を、自分がストレス解消と楽しみのために、
演奏しているわけである。
人間って、不思議なものだ。
子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるといいな。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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