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リスはシングルマザーだった

家に賃貸料も払わずに住んでいたリス、とうとうエクスターミネーターの仕掛けた
罠のカゴにかかった。

一晩が明け、エクスターミネーターのジムがワーカーをつれて、
二人で再びやってきた。

ジムはカゴのリスを見て、「これは母親だ、子供がまだ残っているかもしれない」と、結局、壁に穴をあけることになった。

「どうして母親だってわかるの?」と、ジムに素朴な質問をしたら、

「ニップル(乳首)でわかるんだ」と一言。

さすがプロ。

穴から、ワーカーの男性がビニールのジャンパースーツみたいなのを着て
入っていった。

数分後、なんと小さなリスの子供が3匹も出てきて
外に待っていたジムに渡した。ジムは薄汚れたグレーのスウエットのすそを
折って、3匹の子供たちをくるんでいた。

「見せて見せて」と、私とアヤが寄っていったら、見せてくれた。
あまり可愛いともいえない、毛足の短いリスの子供だった。

バンの後ろに積んでいた母親のリスと一緒のカゴに入れた。
すると、母親が子供のリスをひっくり返したりして、毛づくろいのようなことをはじめた。

ワーカーによると、
何もなかったのか、母親がくまなく身体をチェックしているのだという。

「あまり僕らが見てたら、母親がクレージーになって、子供を殺しちゃったりするから、そろそろこの辺で」と、バンのドアを閉めた。

「リスたちは、どうするの?」とワーカーに聞くと、

「ボスが判断するから、僕にはなんとも言えない」と答えた。

やはり殺すのだろうか?

リスはシングルマザーで、3匹の子供と屋根裏に住んでいた。



近くには、ミイラになった子リスの死骸もあったというから、4匹産んだけど、
そのうちの一匹は既に、お亡くなりになっていたという。

彼らは、野性の害虫などを駆除する専門の業者のようだ。

うちの屋根裏に以前、ワスプ(スズメバチ)がいたことも指摘してくれた。

もしNYウエストチェスター在住の方で害虫に困ったら、頼んでみては
いかが?

家は彼らをメンバーでもあるアンジーズリスト(地元の業者専門誌)で知った。

ご近所で評判のいい業者を選んだ。
リスだけでなく、スカンクやコウモリほかも駆除可能のようだ。

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子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
ガザミとカイ
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