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事務処理は自分が強引に進めないと進まないアメリカ

わけあって子供たちをアフタースクールに預けることになった。

子供たちを水泳に通わせている、近所のコミュニティーセンターへ。

いつも亀みたいにトロい婆さんたちが、受付をしてくれるところ。

今回も、入学許可を得るのに、たらいまわし。

ディレクターに電話したら、「1年分を払ってもらうようになっているので、
年度が終わりかけだから、1年分を払うっていうのも馬鹿らしいでしょ。
だから、市に電話して料金をどうするのか、聞いてみてください」

と、言われ。教えてもらった電話番号に電話したら、間違った番号だった。

もう一度、ディレクターに夕方電話したけど、出ない。

いつも話をしている受付の兄さんに聞くが、受付の兄さんは、
「僕にはまったくわからないよ」と、水泳などのクラスの支払いをしている
亀婆さんに電話をかわった。

亀婆さんも最近では親しくしているので、親切に対応してくれたが。
結局は、「私ではわからないから、ディレクターに聞くしかない」という対応。

ここでまたディレクターに戻っても、仕方ないので、電話番号を探して市に電話してみた。

すると今度は「コミュニティーセンターのディレクターに聞け」という。
「ディレクターとは、すでに話をしたのだ」と言うと、

では明日、この人に電話をしてみてください。と、
別の人の電話番号を渡された。
その人は市の職員だという女性。

次の日、朝一番に市職員の女性と話す。

今度は、「こっちの職員と話して」と男性の番号をくれた。
出社が9時半だったようで、10時すぎに電話をかけてみると、
「ディレクターと話をして、奨学金って形にしてみてはどうか?」と言われた。

とうとう私は、マジできれた。

「そもそもディレクターが料金を判断できないから、こっちやらあっちやらに回されて、
もう5人以上と話をしているってのに、どうなってんの。誰一人判断できないの?」

「いやいや、わかったよ。とにかくディレクターにアポをとって、
奨学金をもらうって形を話してみるっていうのも方法だから」

ディレクターに連絡し、「今日、時間がとれるなら、直接レジストレーションに
行くから」と言った。

「それでは4時に」とディレクター。

「何か持っていくものがある?」と、聞いたら、「ない」と言われた。

しかし、やつらはいつもユルユルな仕事しかしない。

相手のペースにあわせていたら、入学は来週になってしまいそうな勢いだ。

念のためアヤのドクターが書いた、糖尿病に対応する医師からの確認書や、
子供たちのドクターが記録してくれる受けたことのある予防接種などが
記録されている健康調査書をコピーして持っていった。

ディレクターに渡された、
ものすごい分厚い資料に、あれこれサインやら住所を書き込んだ。

ディレクターは、「ここの健康調査書のところには、ドクターからの記録と、サインが必要なの」
と、言った。

「持ってきてるよ」と見せたら、

「あら、もう準備万全ね」とディレクター。

「糖尿病に関しての資料も持ってきているから」と渡した。

結局、そこでもディレクターより偉い人が会議中だったようで、
「料金の判断は私ではできないから、ちょっと待ってて」と言った。

私が書類を書いてる間に会議が終わり、

月割りにしてもらえることになった。

最初からそうすればよかったのだよ、まったく。

アメリカでは、相手のペースにあわせていたら、すぐに進むことも進まないということに
再び気付いた。

「何か持っていくものがある?」って聞いたときには、

「ない」って言ったのだ。

同校で、健康調査書を提出しなかったときに、サマーキャンプにもすぐに入れてもらえなかったって
話をママ友から聞いたことがある。

そんなに厳しいのに。。。

きっと、「ドクターのサインをもらってくるまでは、入学を認められません」なんて、
言われていたかもしれない。

子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
ガザミとカイ
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