fc2ブログ
HOME   »  未分類  »  忘れ物にも一つのドラマが

忘れ物にも一つのドラマが

近所の大きな公園へ家族で行く。
いつもの週末。

レイとデニスとアヤはフットボールを投げて遊んでいたが、
途中から一緒にウォーキング。

エリカにフットボールを持たせた。

歩く途中で、遠くの景色をながめたりしていたら、エリカがフットボールをどこかへ
忘れてきた。

そこへ戻っている途中で、フットボール投げをしているラテン系の親子を発見。

子供はとても楽しそうに、フットボールを抱えていた。

「まさか、うちのフットボールじゃないよね・・・」と、アヤとエリカをつれて
フットボールを置き忘れたであろう場所へ戻った。

やっぱり、そこにはなかった。

レイとデニスが待つ場所へ今度はもどってみたら、
さっき見かけたラテン系の
父親と、レイとデニスがフットボールをしていた。

「そろそろ帰るか?」とレイ。

「そうだね」

「それじゃ~」と、レイはフットボールを父親に投げて、歩き出した。

アヤが、「うちのフットボール」と、言う声をレイがさえぎった。

デニスが、

「フットボールは、うちのだったよ。マークがあったところも覚えてる」と、続けた。

「高価なものじゃないのだし、子供がとても喜んでいたから、
ここで家のだって言う必要もないだろう。またデニスには買ってあげるから」
とレイ。

「わかってたよ。だって、もうあのボール古かったし」と、デニスは
たいしてがっかりしていなかった。

しかし、アヤは、「ボールをわざわざ捜しにいったのに、
エリカのせいでボールがなくなった」と泣きじゃくった。

「それより、エリカはもっと責任をもって、なんでもやるようにしなくちゃ
ダメだ」とレイが叱った。

エリカは、かなり落ち込んでいた。

ボール一つ、忘れただけで、こんな人間ドラマが展開されるとは。

これが、もっと別のものだったら、もっとスゴイドラマが展開されてるんだろうな。

たとえば、入れ歯とか、

ヅラとか、あんなものとかこんなものとか。

子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
ガザミとカイ
http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/637948
トップ10入り、ご協力宜しくお願いします。ポチするだけです。

http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/21/2397c3694bfd56de36689c4adc3c04e1_s.jpg
弘恵ベイリーTwitter
hiroebaileyをフォローしましょう
NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
私がツイッターでつぶやいているワイヤレスワイヤーのサイト
http://wirelesswire.jp/wmlife/
NYで活躍する日本人エンターテイナーを応援するサイトNY1PAGEもよろしく!
http://ny1page.com
関連記事
スポンサーサイト



Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 100

紹介文:NYにてITエンジニアとして働きながら、ライターやTV,ラジオなどメディアのリサーチ業も行っています。NY在住の日本人エンターテイナーが活躍する、音楽、映画、カルチャーの記事を満載のNY1PAGE.comも運営。

ブロマガ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

ブログ内検索
プロフィール

弘恵ベイリー

Author:弘恵ベイリー
NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ

Google AdSense1
カテゴリー+月別アーカイブ
 
カウンター
リンク
Google AdSense2
人気クエリー
Google AdSense3
ブログ内検索
FC2アフィリエイト
弘恵ベイリーのTwitter