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少女たちの人身売買へのリスクを減らす

本日は、CAUSE VISIONのファンドレイズパーティー。

ジャーナリスト大先輩内海夏子さんは、人身売買のリスクにさらされる少女たちに、
漫画をくばって訴えるという運動を続けている。

なぜ私たちが人身売買に目をそむけてはならないのか。
日本人も人によっては、海外で売られたり、海外から売られてきたりしている
少女たちを買っている人がいる。

少なからず、こうした人身売買という犯罪に加担していることになる。
アメリカではいまや、多くの政治家やメディアが注目している問題である。

内海夏子さんの活動については、
私が新聞記事に書いたものを以下に掲載する。


「犠牲者を減らすためのマイクロメディア」

内海夏子
ジャーナリスト・フォトグラファー
NPO Cause Vision 主宰

 これまでジャーナリストとして戦場や被災地の現場へ真っ先に飛んで取材を続けてきた。さらにはアフリカに今も続く女子割礼の儀式に疑問を投げかけ、アフリカで直接女性たちと対話し、それを日本で出版。長年にわたり多くの読者にさまざまな国の惨状を伝えてきた。
しかし最近、ジャーナリズムで現状がどう変わったのか考え始め、あまりに遠回しだと感じるようになった。「現代は情報過多で、どれほど精魂込めて記事を作っても、読者にとって一つの知識として終わってしまうことが多いのです。ジャーナリズムの限界効用は、減少の一途だと思います」 それならばと、内海はさまざまな犠牲者となりうるリスクのある人たちに向けて、遠まわしにせず直接、情報を伝えることにした。
 まずマスメディアに対してマイクロメディアと称し、特定の地域の特定の問題に特化した意識及び知識向上をはかるメディアプロダクションNPOコーズビジョンを立ち上げた。最初のプロジェクトは、人身売買のリスクの情報を広めること。いまだに多くの地域では識字率も低いので、わかりやすい漫画本を製作し犠牲者となりうる人々へ配る。
 「情報が錯綜し飽和状態の今日、真実を正しく伝えられる良いジャナーリズムは今まで以上に必要とされています。それでも、これからは10万人の読者が『ヘー』と言って終わる記事を書くより、 直接100人の女の子たちに、人身売買に気をつけるための必要な情報を提供し、彼女たちが犠牲にならないように、手を貸していきたいのです」
 内海がこのNPOを始める弾みとなったのは、50歳を過ぎてからハーバード大学ケネディー公共政策大学院に入り修士をとったこと。「日本ではこんな歳で大学院に戻り、新しい道を拓いていくなどというのはまだまだ珍しいかもしれませんが、アメリカならではです」年齢に関係なく、やるべきことはいつ始めてもおそくないことを実証する。

■□■

 イギリス留学後、日本へ戻り、第一線で活躍する外国人の写真家やジャーナリストについてアシスタントや通訳の仕事を始めた。そこで学んだのは、写真の芸術性はもちろん、取材の深さだった。次第に彼らが、仕事をまわしてくれるようになり、海外の雑誌向けに写真を出すようになった。
 数年後、一日も早く彼らと並べる実力をもちたいと、ニューヨークに渡りICPで写真を学んだ。卒業後は「カメラとフィルムと取材に行くお金さえあれば、それでいい」と貧乏暮らしへ突入。35歳になった時もがむしゃらに取材していた。「危険な地域での取材も、怖さより、いい写真を撮りたいという思いが先行してました。今のように素人写真でも掲載される時代とは違い、タイムやニューズウィークなどメジャーな雑誌の仕事をするには、プロとして完成度の高い写真が求められたんです。」
 取材先では、危険な目にもあった。ボスニアで、NYタイムズが借りた車に4人乗って移動していたが、プレスと書かれているにも関わらずスナイパーが狙撃。「アクション映画さながらに、猛スピードで急カーブを曲がったりして逃げました。停まるか停まらないかくらいの車から、ドアをバーンと開けて、教会かなにかに逃げ込みました。それでもカメラ3台は、しっかり抱えていましたよ」命がけで惨状を伝えようとするジャーナリスト魂は不屈だ。

■□■

 「神戸大震災を経験、取材したトラウマもあって、東日本震災直後一週間ほどは放心状態でした」だが、ここでもジャーナリスト魂は不屈で、一週間後には取材のため現場へ飛んでいた。外人プレスとして被災地を訪れ、瓦礫だらけになった土地や被災した人々をカメラに収めた。アメリカへ戻ってからは、講演会などにて被災地のようすをアメリカ人に伝えている。
 これからは、不屈のジャーナリスト魂をもつ内海のマイクロメディアによって、一人でも多くの人たちが救われることを願う。

【プロフィール】

うつみなつこ

甲南大学法学部を卒業後、イギリスへ語学留学。87年来米。ボスニア、シエラレオネ内戦、中米の森林伐採、男女間のDV、十代の母親、少女への性的虐待、米国のホスピスケア、女子割礼について取材し、Time, Newsweek, Japanese Esquire, New York Magazine, Paris Match, Cosmopolitan magazine他メジャー誌へ寄稿。3年間アフリカ6ヶ国を取材し2003年に「ドキュメント女子割礼」を出版。07年ハーバード大学修士号取得。10年NPO、Cause Visionを設立。http://causevision.org/


子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
ガザミとカイ
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