NYフィルの指揮者アラン・ギルバートは日本人とハーフ
NYフィルのフリーコンサート最終日はブロンクス。
日本に帰ってしまった友人らとよくこのコンサートに来ていたなと、懐かしむ。
2時間前から、暑い中で待機。というのも、駐車場とか場所確保のため。
スナックやサンドイッチを食べていると、2時間もあっという間。
ってか、水筒にワインを忍ばせていたので心地よい気分になり、待ち時間もあっという間だった。
子供たちと、姑に実母も一緒。
ようやく日が落ちて涼しくなったのに、
暑すぎるからってドボルザークの音楽がカットになった。
とはいえチャイコフスキーの音楽だけでじっくり聴かせる大作である。
いやぁ~、このアラン・ギルバートって指揮者がなんとも繊細でいいのだ。
初めてこんな指揮者に出会った気がする。
指揮者が可憐でスマートだからか、押しつけがましくなく、
オーケストラが指揮者に操られるように演奏する。それぞれの楽器が生き生きと表情をあらわす。
チャイコフスキーの交響曲第5番は、あまり聴いたことのない曲だ。
「白鳥の湖」やら、「悲愴」など、有名な曲がたくさんある中、
この曲を選ぶところ、さすがNYフィル。
静寂から始まる音楽なのだけど、挫折や暗闇といった印象を受ける部分が出てくる。
そして第4楽章あたりで葛藤から解放され暗いところから抜け出したような盛り上がりへ。
コンピューターグラフィックで作られた、森の中のシーンとか
昨今の映画で使われそうなわかりやすい盛り上がりではあるが。。。
壮大なる大草原や海原などがイメージできるくらいの音楽の波に
身体が溶けていくようで、感動しすぎて涙が出てきた。
それはそうと、50代くらいのダンディーな白人ゲイカップルが通路をはさんで向こう側で
いちゃいちゃしていた。
音楽がはじまると、すぐに二人でブランケットに横たわり、星を見上げて音楽にひたっていた。
後からグーグルで調べてわかったことが二つ。
どうしてアラン・ギルバートの繊細さに共感したのかって、アラン・ギルバートでググる。
アラン・タケシ・ギルバート。。。へ?日本人。。。
そういえば、顔つきがアジア系だったな。
ウィキによると、
父親がアメリカ人(ニューヨーク・フィルハーモニックの元ヴァイオリン奏者マイケル・ギルバート
(Michael Gilbert))で母親が日本人(同楽団ヴァイオリン奏者の建部洋子)のハーフ
らしい。
どおりで日本人的に繊細さがあるのだろうと納得。
そしてチャイコフスキーの交響曲第5番は、ゲイであることの葛藤なども含まれているらしい。
NYフィルのコンサートのサイトでも解説してある。
http://nyphil.org/ConcertsTickets/EventDetails?event={D21816F3-025A-4725-AF53-994FC7AFC63B}
このブロガーの内容も解釈が素晴らしい。
http://hiroceli.blog137.fc2.com/blog-entry-92.html
どおりでゲイのカップルが盛り上がるはずだわ。
子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
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弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
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http://ny1page.com
日本に帰ってしまった友人らとよくこのコンサートに来ていたなと、懐かしむ。
2時間前から、暑い中で待機。というのも、駐車場とか場所確保のため。
スナックやサンドイッチを食べていると、2時間もあっという間。
ってか、水筒にワインを忍ばせていたので心地よい気分になり、待ち時間もあっという間だった。
子供たちと、姑に実母も一緒。
ようやく日が落ちて涼しくなったのに、
暑すぎるからってドボルザークの音楽がカットになった。
とはいえチャイコフスキーの音楽だけでじっくり聴かせる大作である。
いやぁ~、このアラン・ギルバートって指揮者がなんとも繊細でいいのだ。
初めてこんな指揮者に出会った気がする。
指揮者が可憐でスマートだからか、押しつけがましくなく、
オーケストラが指揮者に操られるように演奏する。それぞれの楽器が生き生きと表情をあらわす。
チャイコフスキーの交響曲第5番は、あまり聴いたことのない曲だ。
「白鳥の湖」やら、「悲愴」など、有名な曲がたくさんある中、
この曲を選ぶところ、さすがNYフィル。
静寂から始まる音楽なのだけど、挫折や暗闇といった印象を受ける部分が出てくる。
そして第4楽章あたりで葛藤から解放され暗いところから抜け出したような盛り上がりへ。
コンピューターグラフィックで作られた、森の中のシーンとか
昨今の映画で使われそうなわかりやすい盛り上がりではあるが。。。
壮大なる大草原や海原などがイメージできるくらいの音楽の波に
身体が溶けていくようで、感動しすぎて涙が出てきた。
それはそうと、50代くらいのダンディーな白人ゲイカップルが通路をはさんで向こう側で
いちゃいちゃしていた。
音楽がはじまると、すぐに二人でブランケットに横たわり、星を見上げて音楽にひたっていた。
後からグーグルで調べてわかったことが二つ。
どうしてアラン・ギルバートの繊細さに共感したのかって、アラン・ギルバートでググる。
アラン・タケシ・ギルバート。。。へ?日本人。。。
そういえば、顔つきがアジア系だったな。
ウィキによると、
父親がアメリカ人(ニューヨーク・フィルハーモニックの元ヴァイオリン奏者マイケル・ギルバート
(Michael Gilbert))で母親が日本人(同楽団ヴァイオリン奏者の建部洋子)のハーフ
らしい。
どおりで日本人的に繊細さがあるのだろうと納得。
そしてチャイコフスキーの交響曲第5番は、ゲイであることの葛藤なども含まれているらしい。
NYフィルのコンサートのサイトでも解説してある。
http://nyphil.org/ConcertsTickets/EventDetails?event={D21816F3-025A-4725-AF53-994FC7AFC63B}
このブロガーの内容も解釈が素晴らしい。
http://hiroceli.blog137.fc2.com/blog-entry-92.html
どおりでゲイのカップルが盛り上がるはずだわ。
子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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