日本語をしゃべることが恥ずかしい?
デニスが学校から帰ってくると、落ち込んでいた。
「日本語学校に通っている」とアヤがお友達にバラしたことが恥ずかしいのだという。
デニスの学校の子供たちにアジア系はほぼいない。そのせいか
チャイニーズの子がたまにからかわれたりするので、デニスは自分はアジア系であることを隠しているのだ。
レイが、最初は「外国の言葉ができるなんて、最高のことなんだ。ぜったいに自分たちが
それをできることで感謝する日がくる。それに日本のことを恥ずかしいと思うなんて、家族のことを
恥ずかしいって思ってるようなものだ。日本人のマムに対しても失礼だろう」とレイが話す。
「そんな世界のせまい人間たちがからかうことをイチイチ気にするな。
世界は広いんだ。デニスはコービーブライアントを知ってるか?」
「知らない」デニスは涙ぐんでいた。
「有名なバスケットボールの選手なんだぞ。彼は、中国でもめちゃくちゃ人気なんだ。まさかコービー自身も
こんなに中国で人気になっているとは思ってなかっただろう。
世界は広いんだ。
それにコービーはイタリアを訪れたときに、取材を受けていたけど政治家とイタリア語で
話をしていたんだよ。すごいなぁ~って思った。
彼はバスケットボールがうまいだけじゃなくて、イタリア語もできるんだから。
僕は日本に毎年、仕事で行くけど
まったく日本語がしゃべれない。いつも日本語ができればいいなーって思うんだ。日本に行っても
知らない人と会話できないし、何を言ってるのかわからないからね。
だけど、若いときじゃないと語学は身につかないんだ。
デニスたちはラッキーだよ。小さいころから日本語ができるんだから。
ぜったいに日本語ができてよかったって思えるときが来る
世界はものすごく広いんだ。小さな世界しか知らない
世界のせまい奴らがからかうことなんて気にするな。奴らは何も知らないんだから」
バスケットボールが好きでバスケットボールができるようになりたいって思っているデニスに
説得力のあるやり方だなぁ~と関心した。
さすが父親。
私は、「ポケモン見るな!日本車に乗るな、日本のゲームで遊ぶな」的なことしか言えなかった。
ついでに「コービーブライアントのコービーは、コービーのお父さんが神戸牛のステーキ―が大好きだったから
コービーってつけたらしいよ」プチ情報もあげておいた。
たしかに世界は広い。
私がニューヨークに来てよかったって思えるのは、世界各国からいろいろな人が集まっていて
各国のいろいろな考え方があって、いろいろな習慣があって、それぞれがそれぞれの国の自分らしさを持っている。
世界は広いって感じることができる。
とはいえ、ニューヨークにいても
世界のせまい人たちがいることも確かである。
自分の住むエリアから出たことのない人もたくさんいる。
中国語しかしゃべれない人、スペイン語しかしゃべれない人もたくさんいる。
インターネットで世界がわかる時代だってのに、まだまだ世界を知り尽くすことはできない。
つい最近ブラックアジアを出版されたばかりの鈴木傾城さんのサイト
彼のサイトを見ていると、まだまだ世の中は男尊女卑なのだなぁ~と、つくづく思い知らされる。
怖いニュースもたくさん出ているので閲覧に注意。
中国のコービーファンたち

子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
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弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
NYで活躍する日本人エンターテイナーを応援するサイトNY1PAGEもよろしく!
http://ny1page.com
「日本語学校に通っている」とアヤがお友達にバラしたことが恥ずかしいのだという。
デニスの学校の子供たちにアジア系はほぼいない。そのせいか
チャイニーズの子がたまにからかわれたりするので、デニスは自分はアジア系であることを隠しているのだ。
レイが、最初は「外国の言葉ができるなんて、最高のことなんだ。ぜったいに自分たちが
それをできることで感謝する日がくる。それに日本のことを恥ずかしいと思うなんて、家族のことを
恥ずかしいって思ってるようなものだ。日本人のマムに対しても失礼だろう」とレイが話す。
「そんな世界のせまい人間たちがからかうことをイチイチ気にするな。
世界は広いんだ。デニスはコービーブライアントを知ってるか?」
「知らない」デニスは涙ぐんでいた。
「有名なバスケットボールの選手なんだぞ。彼は、中国でもめちゃくちゃ人気なんだ。まさかコービー自身も
こんなに中国で人気になっているとは思ってなかっただろう。
世界は広いんだ。
それにコービーはイタリアを訪れたときに、取材を受けていたけど政治家とイタリア語で
話をしていたんだよ。すごいなぁ~って思った。
彼はバスケットボールがうまいだけじゃなくて、イタリア語もできるんだから。
僕は日本に毎年、仕事で行くけど
まったく日本語がしゃべれない。いつも日本語ができればいいなーって思うんだ。日本に行っても
知らない人と会話できないし、何を言ってるのかわからないからね。
だけど、若いときじゃないと語学は身につかないんだ。
デニスたちはラッキーだよ。小さいころから日本語ができるんだから。
ぜったいに日本語ができてよかったって思えるときが来る
世界はものすごく広いんだ。小さな世界しか知らない
世界のせまい奴らがからかうことなんて気にするな。奴らは何も知らないんだから」
バスケットボールが好きでバスケットボールができるようになりたいって思っているデニスに
説得力のあるやり方だなぁ~と関心した。
さすが父親。
私は、「ポケモン見るな!日本車に乗るな、日本のゲームで遊ぶな」的なことしか言えなかった。
ついでに「コービーブライアントのコービーは、コービーのお父さんが神戸牛のステーキ―が大好きだったから
コービーってつけたらしいよ」プチ情報もあげておいた。
たしかに世界は広い。
私がニューヨークに来てよかったって思えるのは、世界各国からいろいろな人が集まっていて
各国のいろいろな考え方があって、いろいろな習慣があって、それぞれがそれぞれの国の自分らしさを持っている。
世界は広いって感じることができる。
とはいえ、ニューヨークにいても
世界のせまい人たちがいることも確かである。
自分の住むエリアから出たことのない人もたくさんいる。
中国語しかしゃべれない人、スペイン語しかしゃべれない人もたくさんいる。
インターネットで世界がわかる時代だってのに、まだまだ世界を知り尽くすことはできない。
つい最近ブラックアジアを出版されたばかりの鈴木傾城さんのサイト
彼のサイトを見ていると、まだまだ世の中は男尊女卑なのだなぁ~と、つくづく思い知らされる。
怖いニュースもたくさん出ているので閲覧に注意。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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