エリカの作った物語
最近、テンパってるからか、夜に眠れない。
忙いのに眠れないのはかなりつらい。
余計に自宅でも働いてしまう。
部屋が少しでも散らかってると気になるのだ。
その上、いつもは放置している子供たちの宿題までしっかり見てあげている。
昨日はエリカの日本語補習校の作文を一緒に考えてあげた。
エリカが考えたのは、イルカの話。
魚釣りをしていたお爺さんがあやまって海に落ちてしまう。
そこにサメが襲いかかってくる。それを見ていたイルカが助ける。
そして。。。
「最後はどうなるの?」とエリカに聞いた。
「わからない。元々はイルカが海に血が流れるのがいやだったからなの」
「血が流れるのがなぜいやなの?」
「血のにおいでサメが集まってくるから」
「そうそうサメが血のにおいで集まってくるってよく知ってたね」
「前にシャークのことを発表するために勉強したから」
「ああ、そうだったね」「たくさんサメが集まってくれば、自分の家族も食べられてしまうかもしれないから」
「じゃあ、自分の家族のためにお爺さんを助けたってわけね」
「そう」
「だったら血が出なければ、お爺さんはサメに食べられてもよかったのかな」
「・・・・・」エリカはだまってしまった。
「お話っていくらでも人によって違うように書けるから楽しいよね。きっとお母さんだったら、
このお話の最後は、イルカは海が汚れることがいやで海の主のようにいつも海を守っている
みたいな感じに仕上げるかも」
それではエリカが言いたいこととは違うらしい。
そして結局、強引に話を変えるわけにもいかないので、
エリカがつくった通りにお話を完結させたのだった。
「爺さんの命はイルカより軽い」とは書かなかったけど。。。
お爺さんを助けた後に、イルカが血がでなかったことで、サメがたくさん集まってこないことに満足し微笑んでいるように
見えたという感じで書いた。
最後に、朗読してあげると、自分がつくった物語に満足したようで、
「物語をつくるのは楽しいね」と、目を輝かせていた。
やはり子供って教えた分、ちゃんと実りあるから素晴らしい。
子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
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弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
NYで活躍する日本人エンターテイナーを応援するサイトNY1PAGEもよろしく!
http://ny1page.com
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そして。。。
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「わからない。元々はイルカが海に血が流れるのがいやだったからなの」
「血が流れるのがなぜいやなの?」
「血のにおいでサメが集まってくるから」
「そうそうサメが血のにおいで集まってくるってよく知ってたね」
「前にシャークのことを発表するために勉強したから」
「ああ、そうだったね」「たくさんサメが集まってくれば、自分の家族も食べられてしまうかもしれないから」
「じゃあ、自分の家族のためにお爺さんを助けたってわけね」
「そう」
「だったら血が出なければ、お爺さんはサメに食べられてもよかったのかな」
「・・・・・」エリカはだまってしまった。
「お話っていくらでも人によって違うように書けるから楽しいよね。きっとお母さんだったら、
このお話の最後は、イルカは海が汚れることがいやで海の主のようにいつも海を守っている
みたいな感じに仕上げるかも」
それではエリカが言いたいこととは違うらしい。
そして結局、強引に話を変えるわけにもいかないので、
エリカがつくった通りにお話を完結させたのだった。
「爺さんの命はイルカより軽い」とは書かなかったけど。。。
お爺さんを助けた後に、イルカが血がでなかったことで、サメがたくさん集まってこないことに満足し微笑んでいるように
見えたという感じで書いた。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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