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庶民的なプラネタリウムハドソンリバーミュージアム

家族でご近所のミュージアムへ行った。
ここでゲームのアートショーをやってるからだ。

ドンキーコングやマリオ、アタリなどなど昔のゲームが展示されていた。
子供たちはゲーム好きなので、それなりに関心していた。

ブローカーの

プラネタリウムっていうのは、ナレーションの吹き込まれたテープが流れ
プログラムされた星がドームに映し出される。

そういう印象があった。

ここヨンカースにあるプラネタリウムは、ちょっと違う。

そもそも始まる前から、ブラックの爺さんが出てきて、長々と大学の授業のように
教授のように話しだすのだ。

「これを読めばためになるよ」と星に関する雑誌まで紹介してくれて、

「今日ここで映し出されるのは、今夜夜空にうかぶ星たちです。週によっては、過去の配置を映したりもします。
普段は肉眼で見えないでしょうが、ニューヨークにもこんなにたくさんの星が浮かんでいるのですよ」

そして質問をあおぐ。

質問と同時に、今日ここで見せてもらいたい星についてもリクエストを受け付けるという。

なんと最前列に座っている、小学校にあがったかあがってないくらいの子が
「ハレーすい星を見せてもらえますか?」と聞いていた。

「オリオン大星雲」についても質問している子供がいた。

後ろのほうの大人が一人だけ「ブラックホールについて教えてほしい」と言った。

いよいよ上映時間がやってきた。

テープではなく、さっきのオヤジが解説を続ける。

しかも、「ほらこの辺にあるのが、オリオンですよ。真ん中に3つ星が並んでいて、
4つの星に囲まれているのが特徴です」

「北極星はどこにありますか?」と、観客が質問。

「あ、ちょっと待って」

ズルズルと画像をずらすと、

「ほらこのあたりに」と、ドームの真ん中あたりへ北極星を移動させ
赤いライトでオヤジが丸く囲んで示す。

「北極星からもう少し下へおりると、ここにビッグディッパー(北斗七星)があります」

それにしてもこんなに多い星の中から、誰かが適当に見つけ出した星を
クマに決めたっていうのもなぁ~って思うんだけど。

紀元前12世紀ごろにフェニキア人がクマに決めたという説があるらしい。

それを何千年もたってからでも世界中の人たちが、クマとして受け継いでいるのだから、
最初に何かを決めるってことはスゴイことなのだ。

奴らがクマって決めず、ブタって決めていたら、ブタとして学校のテストに出ているわけだ。

そんなことを考えながら、オヤジの解説を聞いてるうち、私はしらず眠りについた。
快適なオヤジの語り口調は、穏やかに眠りをさそう催眠術のようだ。

子供たちは星を見て興奮、大人はまったりできる最高の場所。
ハドソンリバーミュージアムは、オヤジの解説が永遠と続く
とても庶民的なプラネタリウムだ。

HUDSON RIVER MUSEUM

子供たちのために書いた小説ガザミとカイ。早く日本語の本も
読めるようになるかな。
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