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ERでTVドラマに出てくるバリの男前ナースに一目ぼれ

デニスが昨日から熱をだし、朝から呼吸しにくいというので、ドクターへ。

ドクターから、これまでにwheezingしたことがあるか?って聞かれたけど、
子供たちも私にも意味がわからなかった。

おそらく「喘息とかでヒューヒューと呼吸するときに鳴る音がしたか?」って聞いてるのだと思い、
「これまで鼻がつまって音が出て呼吸が苦しいということはあったけど、胸のところが詰まってるようで
苦しい音がでることはなかったし、今も出ていないと思う。まったく喘息のような症状はなかった」って答えた。

辞書で調べてみたら、まさに私が思っていた通りの意味だった。

「すぐにお薬を出すこともできるけど、初めての症状だったら心配だ。
ここじゃーいろいろと設備が整ってないから、すぐにERへ行ってください」とERへ連絡。

おいおい、ちょっと待って~ERへ行ったら100万円くらい治療費がかかるよ!
保険が出たとしても、30万円は下らない。。。って思った。

「抗生物質とかのお薬だけもらえば、大丈夫なのですが」と言いたいところをがまん。
デニスの青白い顔を見ていると、お金の心配よりも、デニスの心配のほうが上だったのだ。

デニスは注射されたくないから、「僕は行きたくない」と、声を出さないまま口を動かしている。

その間、さっさとドクターがERに連絡。症状をテキパキと伝え
「デニスが10分くらいでそちらへ行くから」と一言。

車での移動中、
ナースの勉強済みの義理妹ジョアンに連絡しても「そりゃーERに行かなくちゃーダメよ」と言う。

ERではまず入り口で、熱をはかったり、症状を記録するナースがいる。
デニスは記録係に「注射は打つの?」と聞いていた。
「それはドクターに診察してもらわないとわからない」と答えていた。

その後、診察室の前で、再び別のナースが出てきて、症状を聞いてきた。
そしてラップトップでそれを入力し、住所や保険会社なども登録した後、
紙に3枚ほどサインさせられた。

デニスはベッドに寝かされ、さらに不安になったようで、
「注射するの?」と登録係のナースに聞いている。

「それは、ドクターじゃないとわからないの」とナースが優しく答えた。

ベッドを動かして個室へ。

ここで担当のナースが出てきて、再び症状を聞いてきた。
「いったい何度、症状を説明するのかな?もう3回も同じこと言ってるよね」とデニス。
私もそう思っていたよと腹の底で思ったけど、苦笑いですませた。

デニスは相変わらず、このナースにも「注射するの?」って聞いている。
ここのナースも同じように「ドクターが診察するまで待ってね」と答えた。

熱をはかったりした後、男性の看護師がやってきた。

アメリカのテレビドラマ、グレイズアナトミーに出ていても違和感を感じないレベルの男前。

血液検査をするという説明を聞いているだけで、
「私の血をどうぞ」と言いたくなるほど。

デニスがこの男前ナースに「注射するの?」と聞いた。

「ちょっとだけ針をさすけど、細い針だし大丈夫だよ」と、説明。

「1,2,3」と掛け声をかけてあげて、針を刺した。

一瞬で針を刺して、男前ナースは血管に見事にはめてみせた。
「本当に上手だね。まったく痛くなかったよ。天才だね」とデニスが大声で感動していた。
「ありがとう」と男前ナースも答えていた。

レントゲン技師がちょうどその時に入ってきて、

「家の息子も注射が嫌いなの。血を見るのが怖いのよ。
小さいころに転んだとき、顔をケガして血まみれになったの。それからはトラウマで
血が怖くなったの」と話した。

その後も、男前ナースは、酸素吸入のことやら、ステロイドに関してなど、
いろいろなことを細かく説明してくれた。

目を見ているだけで、瞳の中へ吸いこまれそうなくらいの男前。
この男前ナースが担当ならば、デニスに代わって私が患者になりたいぜ。

一日中、ERにいたけど
男前ナースのおかげで、快適空間。

美男美女っていうのは、美しいというだけで、これほどプラスな心理効果を与えてくれるのだから
うらやましい。

「人間は中身だ!」なんて思ってたけど、
美しいというだけで人々に愛されるというのは当たり前なのだなーと納得させられた。

ってか、この男前ナースは性格もよかったからだろう。妹たちがお腹を空かせているといえば、
すぐさまシリアルやミルクに、マフィンやオレンジジュースの入ったパッケージをを持ってきてくれたのだ。

結局、デニスはいろいろと検査をされた後、酸素量を検査するマシンの数値が90まで下がっているからと、
夕方まで酸素吸入をやらされた。

酸素量の数値が94まで上がったので、ようやく病院を出れることになった。

レントゲンの結果、肺にも異常がなく、血液や尿検査もクリア。
なんらかのウィルスで風邪の症状が進行して、気管支が炎症を起こしており、
呼吸がしにくくなっていたようだ。喘息ではないだろうというのが医師の診断。

病院でも飲まされたステロイドを処方された。

ともかく、肺に異常がなくてよかった。
しかしこの安心を買うためってのが、高い値段だったけどさぁ~。

外へ出ると、すでに夕方だった。

今日は一日、病院で過ごし、エリカとアヤはめちゃくちゃ退屈だったようだ。

私も病院を出ると、ぐったりだった。

やはり病院って疲れるなぁ。。。

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