きっとたぶん日本人の口にあう料理は日本がベスト
ベストフレンドと、バルセロナとアムスから戻って、夢見心地。
なかなか現実復帰できない。
仕事をしていてもなんだかフワフワした感じ。
それほどヨーロッパって楽しいのだなぁ~。
日本からニューヨークに来た時にもそう感じだけど、ニューヨークからヨーロッパへ行くと
それと同じような感じ。
きっと時差とかも夢見心地にさせる要因なのだろう。
その証拠に、同じアメリカにいても、サンディエゴやLAなど西側へ遊びにいくと夢見心地になる。
昨年、ローマとパリでは、どちらもアメリカよりお料理が美味しくて、感動しまくった。
しかし今回は、どちらもがっかりだった。
アムスは、街の中でも、まるでアメリカ中西部のようにたいしたレストランがない。
ふらりと入ったイタリアンも、ブヨブヨにゆでてあるパスタに、しょっぱいトマトソースがのっかってきた。
グルメはあきらめて、ミドルイースタン料理のデリみたいなところで、
シャワールマ(Shawarma)を食べて過ごした。初日からオヤジお手製のスパイシーなトマトソース小皿を追加して
入れてもらえるほどの常連になっちまった。
きっとバルセロナでは調査不足でいい店にたどり着けなかったのだと思う。
とはいえある時は、グルメな日本人がたくさん来るレストランに行った。
お隣では、「このイカスミのパエリア、何匹ぐらいのイカを使ってるんですかね~、美味しいですね」
とキャピキャピと楽しそう。
「だったらなぜ聞かない」と、気になる私。
しばらくしてから、
私たちのところにも同じ料理がやってきて、「しょっぱすぎ」と私は一言。。。
それでも使っているイカの数が彼女らの会話から気になってしまったので、
ついつい「このイカスミのパエリアは、いったい何匹のイカを使ってるのですか?」と
不愛想なウエイターに聞いた。
「これはクローフィッシュ(ザリガニ)だよ」と、言い始めた。
「いやいや、だからこの黒いのはイカスミでしょ?」
「ザリガニです」と言い続けるウエイター。
どうやら英語が通じていないのか。オヤジはザリガニだと言い張る。
英語が通じないのでこれ以上の会話は諦めた。
しばらくすると、
いつの間にか私たちの隣には、日本人の男性が一人。
イカリングなどの前菜を頼んでいた。
イカリングは、まったくアメリカで食べるような衣のクリスピーな感じがなく、
じっとりしたイカのテンプラみたいな感じだった。
前日、同じようなじっとりしたイカを別のレストランで食べさせられた私たちは、
「頼まなくてよかったね」と、小声でささやきあった。
その後、しょっぱいパエリアを友人と二人で食べながら話を続けていたら、
やっぱりパエリアをオーダーして食べていたお隣の日本人男性が
「あまり美味くないな・・・」と、一人ごちているのを友人が聞いていた。
「きっと彼は、私たちと同意見よ。声をかけてみようよ」と言うので、私は声をかけてみることにした。
「お一人でご旅行ですか?」と、何気に聞いてみた。
気さくな方で、話に応じてくれた。お仕事でヨーロッパへ来たので、そのついでにバルセロナへ寄ったという。
その後、ここの料理の話になり、
「ここの料理もまずくはないんだけど、日本では日本人の口にあわせてこういった料理を作ってるのかもしれないけど、
結局は日本で食べるほうが美味しいんだよね。やっぱり。。。」と
残念そうにこぼしていた。
そりゃー日本で作られるイタリアン、フレンチ、中華に負けるものはない。
だからスペイン料理も同じくなのだ。
メキシコでメキシコ料理を食べたわけじゃないけど、サンディエゴで食べた美味いメキシカンよりも、
西麻布で食べたメキシコ料理が、メキシカンならば最高だと、私は思った。
きっとどこの世界の料理も、日本人の口にあう料理は日本でしか味わえないのにちがいない。
弘恵ベイリーTwitter

NYジャピオン「35歳だった」を執筆中
NYで活躍する日本人エンターテイナーを応援するサイトNY1PAGEもよろしく!
http://ny1page.com
なかなか現実復帰できない。
仕事をしていてもなんだかフワフワした感じ。
それほどヨーロッパって楽しいのだなぁ~。
日本からニューヨークに来た時にもそう感じだけど、ニューヨークからヨーロッパへ行くと
それと同じような感じ。
きっと時差とかも夢見心地にさせる要因なのだろう。
その証拠に、同じアメリカにいても、サンディエゴやLAなど西側へ遊びにいくと夢見心地になる。
昨年、ローマとパリでは、どちらもアメリカよりお料理が美味しくて、感動しまくった。
しかし今回は、どちらもがっかりだった。
アムスは、街の中でも、まるでアメリカ中西部のようにたいしたレストランがない。
ふらりと入ったイタリアンも、ブヨブヨにゆでてあるパスタに、しょっぱいトマトソースがのっかってきた。
グルメはあきらめて、ミドルイースタン料理のデリみたいなところで、
シャワールマ(Shawarma)を食べて過ごした。初日からオヤジお手製のスパイシーなトマトソース小皿を追加して
入れてもらえるほどの常連になっちまった。
きっとバルセロナでは調査不足でいい店にたどり着けなかったのだと思う。
とはいえある時は、グルメな日本人がたくさん来るレストランに行った。
お隣では、「このイカスミのパエリア、何匹ぐらいのイカを使ってるんですかね~、美味しいですね」
とキャピキャピと楽しそう。
「だったらなぜ聞かない」と、気になる私。
しばらくしてから、
私たちのところにも同じ料理がやってきて、「しょっぱすぎ」と私は一言。。。
それでも使っているイカの数が彼女らの会話から気になってしまったので、
ついつい「このイカスミのパエリアは、いったい何匹のイカを使ってるのですか?」と
不愛想なウエイターに聞いた。
「これはクローフィッシュ(ザリガニ)だよ」と、言い始めた。
「いやいや、だからこの黒いのはイカスミでしょ?」
「ザリガニです」と言い続けるウエイター。
どうやら英語が通じていないのか。オヤジはザリガニだと言い張る。
英語が通じないのでこれ以上の会話は諦めた。
しばらくすると、
いつの間にか私たちの隣には、日本人の男性が一人。
イカリングなどの前菜を頼んでいた。
イカリングは、まったくアメリカで食べるような衣のクリスピーな感じがなく、
じっとりしたイカのテンプラみたいな感じだった。
前日、同じようなじっとりしたイカを別のレストランで食べさせられた私たちは、
「頼まなくてよかったね」と、小声でささやきあった。
その後、しょっぱいパエリアを友人と二人で食べながら話を続けていたら、
やっぱりパエリアをオーダーして食べていたお隣の日本人男性が
「あまり美味くないな・・・」と、一人ごちているのを友人が聞いていた。
「きっと彼は、私たちと同意見よ。声をかけてみようよ」と言うので、私は声をかけてみることにした。
「お一人でご旅行ですか?」と、何気に聞いてみた。
気さくな方で、話に応じてくれた。お仕事でヨーロッパへ来たので、そのついでにバルセロナへ寄ったという。
その後、ここの料理の話になり、
「ここの料理もまずくはないんだけど、日本では日本人の口にあわせてこういった料理を作ってるのかもしれないけど、
結局は日本で食べるほうが美味しいんだよね。やっぱり。。。」と
残念そうにこぼしていた。
そりゃー日本で作られるイタリアン、フレンチ、中華に負けるものはない。
だからスペイン料理も同じくなのだ。
メキシコでメキシコ料理を食べたわけじゃないけど、サンディエゴで食べた美味いメキシカンよりも、
西麻布で食べたメキシコ料理が、メキシカンならば最高だと、私は思った。
きっとどこの世界の料理も、日本人の口にあう料理は日本でしか味わえないのにちがいない。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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