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ギリシャ旅行でわかったこと

前に子供たちをつれて近所のミュージアムにあるプラネタリウムへ行ったとき、
「なんでこんな風に、星を見てライオンだとか、これが琴だとか、っていう風に描いたんだろう。
きっと昔に決めた人がそう決めなかったら、星座を占い師が記憶する必要もなかったのだろうに」

って思っていた。

そしてギリシャに行ってその謎がとけた。そもそもギリシャ神話から星座が生まれたことは
わかっていたのだけど。

ギリシャで博物館に行ったとき、まさしく星座に出てくる神々の絵が展示されていたことで、
これなのだ~と再認識。

現在の星座はメソポタミア文明ごろから伝えられ、西洋占星術の基礎となっているらしい。
紀元前6世紀ごろにギリシャ人らはギリシャ神話にまつわる星として、星座というものを
勝手にどんどん決めていったってわけだ。

私たちは、そんな大昔、紀元前6世紀にギリシャ人が決めた星座にのっとり
「ここにクマがいて」とかって話を、現代にプラネタリウムで聞かされてる。

「ほ~~~っ、なんて美しい」と、ため息をついてる人もいたりして。

現代に星をつなげて星座を私たちが決めていれば、

きっと「ここにダンボがいる!」とか、「あの青く光る星が鼻で、ミッキーマウス☆だよ」
「あれの赤い☆がiPhoneのボタンで、四角く周りを囲んでいるのがiPhone、
横にはそれを持ってるスティーヴジョブズもいるよ」なんて、会話が生まれたかもしれない。

「おぉ~あそこには、マイケルジャクソン☆もあるね。こっちはマリリンモンローかな」
なんて、スターのスター(だじゃれやね)もあったり。

私たちの後に続く子供たちは、
NYの中学校でも、日本の田舎の高校でも、きっとアフリカの奥地の屋根しかない学校でも、
紀元前6世紀にギリシャ神話にのっとって決められた、わかりにくい星座の形を、
地学の時間になると記憶しなければならないのだろう。

今の子たちには、オバマ☆のほうが、よっぽど記憶しやすいだろうにねぇ~。

NY1PAGEの最新記事より
初心者にやさしいアメリカの保険について 第一回
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