アメリカ人の中には、その明るさで人を変えることのできる素晴らしい人もいる
アメリカ人にも、いろいろいるが、ステレオタイプなのは、
満面の笑みを浮かべて、いつでも明るい人。声も大きくて、挨拶もハキハキしていて
足取りもかるい。
まさしく、私のオフィスにも、そういうワーカーが一人いる。
いつでも笑ってて、誰にでも声をかける。ここでは彼のことをスマイリーと呼ぼう。
スマイリーが、なぜいつでも明るいのか?不思議でならない。
朝の7時ちょっとすぎくらいから私は出社するのだけど、眠そうな顔で私がPCを立ち上げていても、
背後から
「グッドモーニング~
ヒーロー(アメリカ人はヒロエと呼べない人が多い)~今日は調子どうだい?」とスマイリー。
スマイリーの笑顔が背中にささって熱を感じるくらい。
毎朝テンションが高い。どこからこのハイパーがくるのか。いったいどれだけの睡眠時間をとっていて、
何を食べているのだ?
いまだかつてテンションの低い彼を見たことがない。
今日は、朝から私のテンションが下がっていることを
午後に彼の席でPCを設置している時に、察知したのか、
「どうした、トラブルメーカーの僕のことが気に入らないのかい?」とスマイリーが、
笑顔で話しかけてきた。
「あなたはトラブルメーカーじゃーないけどね。いろいろあるのよ・・・」と、苦笑い。
「ヒーロー、仕事は楽しんでやらなくちゃー」
その言葉に、朝から不機嫌だった私の、嫌な毒素が抜け、ちょっとだけ救われた気がした。
彼は、彼自身の気配りからか、明るさのパワーを分けてくれるのである。
前にも、そういうことを自然にやってるのだと、彼の言葉から教えられたことがあった。
スマイリーが、ヘルプデスクでもないのに
PCが時折ブルースクリーンになってトラブってるオプちゃん(仮名)のところへ、ちょくちょく行くようになったのだ。
「ヒーロー、オプちゃんのPCちゃんと修理してあげた?」と、スマイリー。
「ええ、もう大丈夫だと思うわよ」
「さっき、ちょっとだけオプちゃん(仮名)のところへ声をかけに行ってきたんだ」
「オプちゃんって、いつも仕事が忙しいのか、ピリピリしているよね。今はPCまで壊れちゃってたから、
もっとピリピリしてたんじゃないの?それなのにわざわざ声をかけに行ったの?」
「あぁ、そうさ。そうやって人にちょっと声をかけてあげることで、PCがトラブってても、
彼女は気が楽になるだろう。声をかけるなんてことは、たやすいことなんだ。躊躇するべきじゃないよ。
一声かけてあげることで、相手の心を少しだけ、ときほぐすことができるんだ」
「なるほどね~」
スマイリーがニコッと白い歯を見せて笑った。彼の背後に後光がさしてみえた。
スマイリーは、こうしてアメリカ人としてのステレオタイプをフル活用し、
生きてる男だ。
よ~し、スマイリーの弟子になろうっと。決めたぜ!
ワシも人にパワーをあげられるくらいの、パワーがほしい。
ちなみにスマイリーのようなステレオタイプのアメリカ人は、珍しいタイプ。
アメリカ人にも、うちのレイ(夫)のようなアキバ系や、
何を考えてるのかわからないアホアホマンなタイプ。
自分が一番だと思っている、俺様タイプ。ネチネチと根暗な兄さんなどなど。
いろいろなタイプがいる。
アメリカ人がみんな明るいというのが、まったくのステレオタイプであることは忘れないでほしい。
日本人がみんな勤勉で真面目だというステレオタイプと
同じようなものだ。真面目じゃない日本人もいっぱいいるよね。
ベイリー弘恵の運営するNY日本人エンターテイナーを応援するサイトもぜひどうぞ!
満面の笑みを浮かべて、いつでも明るい人。声も大きくて、挨拶もハキハキしていて
足取りもかるい。
まさしく、私のオフィスにも、そういうワーカーが一人いる。
いつでも笑ってて、誰にでも声をかける。ここでは彼のことをスマイリーと呼ぼう。
スマイリーが、なぜいつでも明るいのか?不思議でならない。
朝の7時ちょっとすぎくらいから私は出社するのだけど、眠そうな顔で私がPCを立ち上げていても、
背後から
「グッドモーニング~
ヒーロー(アメリカ人はヒロエと呼べない人が多い)~今日は調子どうだい?」とスマイリー。
スマイリーの笑顔が背中にささって熱を感じるくらい。
毎朝テンションが高い。どこからこのハイパーがくるのか。いったいどれだけの睡眠時間をとっていて、
何を食べているのだ?
いまだかつてテンションの低い彼を見たことがない。
今日は、朝から私のテンションが下がっていることを
午後に彼の席でPCを設置している時に、察知したのか、
「どうした、トラブルメーカーの僕のことが気に入らないのかい?」とスマイリーが、
笑顔で話しかけてきた。
「あなたはトラブルメーカーじゃーないけどね。いろいろあるのよ・・・」と、苦笑い。
「ヒーロー、仕事は楽しんでやらなくちゃー」
その言葉に、朝から不機嫌だった私の、嫌な毒素が抜け、ちょっとだけ救われた気がした。
彼は、彼自身の気配りからか、明るさのパワーを分けてくれるのである。
前にも、そういうことを自然にやってるのだと、彼の言葉から教えられたことがあった。
スマイリーが、ヘルプデスクでもないのに
PCが時折ブルースクリーンになってトラブってるオプちゃん(仮名)のところへ、ちょくちょく行くようになったのだ。
「ヒーロー、オプちゃんのPCちゃんと修理してあげた?」と、スマイリー。
「ええ、もう大丈夫だと思うわよ」
「さっき、ちょっとだけオプちゃん(仮名)のところへ声をかけに行ってきたんだ」
「オプちゃんって、いつも仕事が忙しいのか、ピリピリしているよね。今はPCまで壊れちゃってたから、
もっとピリピリしてたんじゃないの?それなのにわざわざ声をかけに行ったの?」
「あぁ、そうさ。そうやって人にちょっと声をかけてあげることで、PCがトラブってても、
彼女は気が楽になるだろう。声をかけるなんてことは、たやすいことなんだ。躊躇するべきじゃないよ。
一声かけてあげることで、相手の心を少しだけ、ときほぐすことができるんだ」
「なるほどね~」
スマイリーがニコッと白い歯を見せて笑った。彼の背後に後光がさしてみえた。
スマイリーは、こうしてアメリカ人としてのステレオタイプをフル活用し、
生きてる男だ。
よ~し、スマイリーの弟子になろうっと。決めたぜ!
ワシも人にパワーをあげられるくらいの、パワーがほしい。
ちなみにスマイリーのようなステレオタイプのアメリカ人は、珍しいタイプ。
アメリカ人にも、うちのレイ(夫)のようなアキバ系や、
何を考えてるのかわからないアホアホマンなタイプ。
自分が一番だと思っている、俺様タイプ。ネチネチと根暗な兄さんなどなど。
いろいろなタイプがいる。
アメリカ人がみんな明るいというのが、まったくのステレオタイプであることは忘れないでほしい。
日本人がみんな勤勉で真面目だというステレオタイプと
同じようなものだ。真面目じゃない日本人もいっぱいいるよね。
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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