道路の凍結でパニックになるご近所さん
今朝、車を出すと、家の前の道路の交差点にて
ちょっとだけブレーキがききにくかった。まだ明け方で暗いため道路はよく見えない。
あれっ?と思いながらも、右折して坂をのぼろうとしたら、
タイヤがスリップして上がれない。道路が凍結していたのだ。
ここの坂は、45度以上ある急な坂なので、ちょっとでも凍結してたら
私の10年以上たってるトヨタシエナでは登りきれない。
キュルキュルとタイヤが音をたてる。
仕方ないので、交差点へ戻ろうとバックすると、そこには4WDが停車していた。
そのため右側にちょっとよせて車を停めた。
車の中から、手招きして「追い越していって」と言うが、車は動こうとしない。
車を降りて、
「私の車はスリップするし上がれないから、追い越していって」ともう一度言ったら、
ブラックの中年女性も車から降りてきた。
ライトはつけたまま。ふと気づけば、ハザードランプも点滅させていた。
「あなたの車がスリップしてるから、おかしいなって思ってたら、私の車もスリップしたの。
道路を見ると凍結してて。ほら、こんなにここの交差点の周りだけ凍ってるわ。
だからスリップしたのよ。下の方も上の方も凍ってないのに。なぜここの交差点だけ凍ってるのかしら。
今朝のニュースで坂を下りてる人が事故をしたって出てたし。
とてもじゃないけど、これでは怖くて会社へ行けないわ。自分の命のほうが大事だもの」
と、
彼女がコーナーに車をとめてるから、私の車がそこのコーナーにお尻を入れられず、方向を変えて
下ることができない。
万が一、バックしようとしてスリップして彼女の車にぶつけたら大変だし。
左側の道路にも、凍結のために入れそうにない。
仕方ないので、レイに来てもらい、まずは私の車のまわりに塩をまいてもらった。
そしてレイの運転で車を坂の上までグーンと上げてもらった。
少しだけキュルキュルと車輪がから回りして、ゴムの焼けるにおいがした。
もうダメかと思ったけど、さすが男の人の運転だと、凍結していてもちゃんと動くから不思議。
女性がやると、車輪を空回りさせる勇気がないからダメなのか。
下り坂は4WDじゃないシエナでも大丈夫そうだったので、ゆるゆると下がっていった。
ようやく30分の格闘ののちに、駅まで車を出すことができたのだった。
私が下ってるときも、その女性はオロオロしたまま。
後からレイが「ヒロエが会社に行った後、彼女はまだあそこにいて、息子も来ていたんだけど、
息子はまだ免許も持っていなくて。仕方ないから、僕が車を出してあげたんだ」
「そうなの?」
「それでさ、驚いたことに4WDなのに、4WDのボタンを押してなかったんだよ。せっかく4WDの
機能があるのに、使ってなかったらしい」
「えぇ~~~っ。そんなバカなぁ~」
「知らなかったってさ。4WD走行にしたら、なんの問題もなくすんなり彼女の家まで
たどり着いたよ。ガレージにとめてあげたんだ。もちろん彼女は会社に行かなかったみたいだけどね。
アホだよなぁ」
「新車ってわけじゃないよね?あの見かけからして。ってか、新車だとしても4WDの機能があったら、普通使うよね」
まさしう宝の持ち腐れとは、このことだ。
世の中にはいろいろな人がいるのだなぁ~。
NYで活躍する日本人アーティストを応援するサイトへどうぞ!
NY1PAGE.COM
ちょっとだけブレーキがききにくかった。まだ明け方で暗いため道路はよく見えない。
あれっ?と思いながらも、右折して坂をのぼろうとしたら、
タイヤがスリップして上がれない。道路が凍結していたのだ。
ここの坂は、45度以上ある急な坂なので、ちょっとでも凍結してたら
私の10年以上たってるトヨタシエナでは登りきれない。
キュルキュルとタイヤが音をたてる。
仕方ないので、交差点へ戻ろうとバックすると、そこには4WDが停車していた。
そのため右側にちょっとよせて車を停めた。
車の中から、手招きして「追い越していって」と言うが、車は動こうとしない。
車を降りて、
「私の車はスリップするし上がれないから、追い越していって」ともう一度言ったら、
ブラックの中年女性も車から降りてきた。
ライトはつけたまま。ふと気づけば、ハザードランプも点滅させていた。
「あなたの車がスリップしてるから、おかしいなって思ってたら、私の車もスリップしたの。
道路を見ると凍結してて。ほら、こんなにここの交差点の周りだけ凍ってるわ。
だからスリップしたのよ。下の方も上の方も凍ってないのに。なぜここの交差点だけ凍ってるのかしら。
今朝のニュースで坂を下りてる人が事故をしたって出てたし。
とてもじゃないけど、これでは怖くて会社へ行けないわ。自分の命のほうが大事だもの」
と、
彼女がコーナーに車をとめてるから、私の車がそこのコーナーにお尻を入れられず、方向を変えて
下ることができない。
万が一、バックしようとしてスリップして彼女の車にぶつけたら大変だし。
左側の道路にも、凍結のために入れそうにない。
仕方ないので、レイに来てもらい、まずは私の車のまわりに塩をまいてもらった。
そしてレイの運転で車を坂の上までグーンと上げてもらった。
少しだけキュルキュルと車輪がから回りして、ゴムの焼けるにおいがした。
もうダメかと思ったけど、さすが男の人の運転だと、凍結していてもちゃんと動くから不思議。
女性がやると、車輪を空回りさせる勇気がないからダメなのか。
下り坂は4WDじゃないシエナでも大丈夫そうだったので、ゆるゆると下がっていった。
ようやく30分の格闘ののちに、駅まで車を出すことができたのだった。
私が下ってるときも、その女性はオロオロしたまま。
後からレイが「ヒロエが会社に行った後、彼女はまだあそこにいて、息子も来ていたんだけど、
息子はまだ免許も持っていなくて。仕方ないから、僕が車を出してあげたんだ」
「そうなの?」
「それでさ、驚いたことに4WDなのに、4WDのボタンを押してなかったんだよ。せっかく4WDの
機能があるのに、使ってなかったらしい」
「えぇ~~~っ。そんなバカなぁ~」
「知らなかったってさ。4WD走行にしたら、なんの問題もなくすんなり彼女の家まで
たどり着いたよ。ガレージにとめてあげたんだ。もちろん彼女は会社に行かなかったみたいだけどね。
アホだよなぁ」
「新車ってわけじゃないよね?あの見かけからして。ってか、新車だとしても4WDの機能があったら、普通使うよね」
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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