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老舗旅館のような老舗のイタリアンレストラン

私のバースデーで近所のイタリアンのレストランに行った。

希望以上のものが出てきて、感動。

ってか、ここは老舗の旅館ですか?

広いスペースで暖炉で炎があがっていて、見ているだけで心が和むし。
シンプルにワインをストックする古い木で組み合わさった棚があったり、
内部もゆったりスペースの木造。慣れ親しんだ山小屋にいるような。

この老舗の旅館感覚を呼びさますのは、レストランの内装からだけでなく
ウエイターの対応がプロだからなのだ。長年勤めている仲居さんみたいな。

私はウエイターがどういう風に人に対応するのか、常に観察している。

高級なレストランであるほどに、どんなレベルの人間にでもニューヨークでは、きちんと対応するのだということが
わかった。いや、それももしかしたら、ステレオタイプなのかもしれないけどね。。。

とはいえ、ここのウエイターこそが、
老舗中の老舗だったのである。「お料理もよかったけど、サービスが行き届いてることもよかった」と
ウエイターに言うと、「僕はここで27年間働いているのだよ」と、軽く言ってのけた。

そこまで長い間働けるってことは、経営者もきっといい人格者であり、お料理もシェフがたゆまぬ努力を
続けているレストランだからこそって思う。

もし奴隷のように使われているだけならば、27年も働けるわけがない。

ウエイターたちは、常にせわしなく働いていて、細かいことに気づき、
客に冗談を言って笑わせてくれ、
ウエイターのプロとしてプライドを持っている。

ウエイターのプロとしてのプライドというのは、レストランにとってとても大切だと思う。
結局は、ウエイターたちの対応がレストランの印象につながるのだから。

日本の老舗の旅館みたいに、おかみがレストランのオーナーで、
熟練の和食料理人がシェフ、熟練の仲居さんがウエイターなのだ。

私が今回食べたかった生ガキ。

食べたいハーフダースがいろいろな種類てんこもりでフレッシュ、ホースラディッシュとトマトソースにレモンと、
デコレーションも完璧なものがやってきた。

トマトソースももちろん美味い。

さり気なく最初にオーダーしたハウスワインの味も最高。2杯目をウエイターが持ってくるときには、
グラスにこぼれんばかり、なみなみと注がれたワインがやってきた。さすが気がきく。

帰り際には、「楽しんでいただけてよかった」とウエイター。

バーテンダーもバーカウンターの向こうから、ちゃんと挨拶をして送り出してくれた。

こんなにいいレストランだったら、もっと早く来ていたのに。。。
ずーっとこの地で経営が続いてくれるといいな。

私のお友達で場所を知りたい方は連絡してね~!

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