夫のスーツ購入にアドバイスできて大満足
私の働くオフィスには、金融業界の最先端の男たちがカッコいいスーツできめ
続々とやってくる。
大手の会計事務所に勤める輩は、ハンパなくいいスーツを着ている。
レイによると最先端IT業界の営業マンたち(セールスピープル)も、スーツやルックスは、もはやモデルなみ。
で、この春は、そのセールスピープルたちのために授賞式があるという。
アジア方面に旅をし、ホテル貸し切りでバカンスを楽しみながらのお祝い。
そんな祝いの席へ向かうため、レイも出張。
もちろんセールスピープルがカクテルを飲みながらプールサイドでのんびりしている脇で、
レイはPCのネットワークをつなげるためにあくせく働くのである。
旅行に行けるのはいいけど、働いてなきゃーならんのはかわいそう。
それでも一晩、そのセールスピープルが最高潮に盛り上がるであろう授賞式のディナーには
参加できるらしい。
しかしそのためだけに、普段は着ないスーツが必要となってしまった。。。
たった一晩だけのためにスーツ。もったいない話だ。
だがいつものヨレヨレTシャツとジーンズでこの宴に出席するわけにはいかない。
同席するのは、モデルなみにスーツでパリッと決めた輩ばかりなのである。
すぐさまスーツを買いに走った。
Macy'sやらディスカウントストアなども見たけど、なかなか見つからない。
モールの中に、スーツ専門店みたいなのがあって、そこで黒人のスキッ歯なオヤジがセールスしてくれた。
アメリカの大手デパートでは、最近こうやって接客してくれる人がいない。
吊るされているものを自分で勝手にフィッティングルームに持っていって着てみるだけ。
なので、ちゃんとスーツを選んでくれたり
サイズを見てくれたりして、これはどう?あれはどう?と、手配してくれるのは珍しい。
かなり丁寧な接客だ。
「パンツのサイズはどのくらい?」とスキッ歯に聞かれ、
「32かな」とレイ。
「それはランチの前かい、後かい?」
二人は笑いながら「ランチの後でも、いつもサラダしか食べないから、そんなにサイズは変わらないはず」
と、こんな感じで会話しながらスーツを選ぶ。
レイが最初に選んだのは、イタリア製のスーツ。値段を見てびっくり。
たった一晩のために300ドル近くも使えない。って、きっとセールスピープルは1000ドルを軽く超える
スーツを着てるんだろうけどね・・・。
レイが、「これはどうかな?」チェックのスーツを手にとった。
なんだか新米の若い青年が着てそうな、ライトブルーに白いチェック柄。
「それはやめたほうがいいよ」と私。安っぽいって言いたかったけど、
スキッ歯の手前、言えなかった。
「じゃーヒロエはどれがいいと思う?」と、ダークブルーの細いストライプが上品に入った
黒っぽいスーツを選んだ。
着てみると、馬子にも衣装、それなりにプロフェッショナルに見える。
「これにしなよ」と私。
レイも気に入ったようす。
そこにはシャツも靴もネクタイも置いてあり、すべてここで結局そろえた。
ついでにベルトやら、ソックス、サスペンダー、蝶ネクタイもろもろが
何でもそろう。
なんて痒いところに手がとどく店なのだろう。私もレイも一発で気に入った。
お直しもたった10ドルでやってくれて、明日までにはできるらしい。
こりゃー素晴らしい店だったわぁ~。
レイにもこの店を選んだ私、そしてスーツも私がバッチリ似合うのを選んだので、
感謝された。
こういう時しか、学生時代にアパレルでバイトしてた経験を活かせる場がないので、
私もやったかいあってよかった。
続々とやってくる。
大手の会計事務所に勤める輩は、ハンパなくいいスーツを着ている。
レイによると最先端IT業界の営業マンたち(セールスピープル)も、スーツやルックスは、もはやモデルなみ。
で、この春は、そのセールスピープルたちのために授賞式があるという。
アジア方面に旅をし、ホテル貸し切りでバカンスを楽しみながらのお祝い。
そんな祝いの席へ向かうため、レイも出張。
もちろんセールスピープルがカクテルを飲みながらプールサイドでのんびりしている脇で、
レイはPCのネットワークをつなげるためにあくせく働くのである。
旅行に行けるのはいいけど、働いてなきゃーならんのはかわいそう。
それでも一晩、そのセールスピープルが最高潮に盛り上がるであろう授賞式のディナーには
参加できるらしい。
しかしそのためだけに、普段は着ないスーツが必要となってしまった。。。
たった一晩だけのためにスーツ。もったいない話だ。
だがいつものヨレヨレTシャツとジーンズでこの宴に出席するわけにはいかない。
同席するのは、モデルなみにスーツでパリッと決めた輩ばかりなのである。
すぐさまスーツを買いに走った。
Macy'sやらディスカウントストアなども見たけど、なかなか見つからない。
モールの中に、スーツ専門店みたいなのがあって、そこで黒人のスキッ歯なオヤジがセールスしてくれた。
アメリカの大手デパートでは、最近こうやって接客してくれる人がいない。
吊るされているものを自分で勝手にフィッティングルームに持っていって着てみるだけ。
なので、ちゃんとスーツを選んでくれたり
サイズを見てくれたりして、これはどう?あれはどう?と、手配してくれるのは珍しい。
かなり丁寧な接客だ。
「パンツのサイズはどのくらい?」とスキッ歯に聞かれ、
「32かな」とレイ。
「それはランチの前かい、後かい?」
二人は笑いながら「ランチの後でも、いつもサラダしか食べないから、そんなにサイズは変わらないはず」
と、こんな感じで会話しながらスーツを選ぶ。
レイが最初に選んだのは、イタリア製のスーツ。値段を見てびっくり。
たった一晩のために300ドル近くも使えない。って、きっとセールスピープルは1000ドルを軽く超える
スーツを着てるんだろうけどね・・・。
レイが、「これはどうかな?」チェックのスーツを手にとった。
なんだか新米の若い青年が着てそうな、ライトブルーに白いチェック柄。
「それはやめたほうがいいよ」と私。安っぽいって言いたかったけど、
スキッ歯の手前、言えなかった。
「じゃーヒロエはどれがいいと思う?」と、ダークブルーの細いストライプが上品に入った
黒っぽいスーツを選んだ。
着てみると、馬子にも衣装、それなりにプロフェッショナルに見える。
「これにしなよ」と私。
レイも気に入ったようす。
そこにはシャツも靴もネクタイも置いてあり、すべてここで結局そろえた。
ついでにベルトやら、ソックス、サスペンダー、蝶ネクタイもろもろが
何でもそろう。
なんて痒いところに手がとどく店なのだろう。私もレイも一発で気に入った。
お直しもたった10ドルでやってくれて、明日までにはできるらしい。
こりゃー素晴らしい店だったわぁ~。
レイにもこの店を選んだ私、そしてスーツも私がバッチリ似合うのを選んだので、
感謝された。
こういう時しか、学生時代にアパレルでバイトしてた経験を活かせる場がないので、
私もやったかいあってよかった。
- 関連記事
-
- いくら癒しのための犬っつったってねー・・・ (2016/04/05)
- バットマン V スーパーマンを観に行った (2016/04/03)
- 夫のスーツ購入にアドバイスできて大満足 (2016/03/30)
- サバ婆さん再び (2016/03/29)
- 03/27のツイートまとめ (2016/03/28)
スポンサーサイト
ブロマガ
ブログ内検索
プロフィール
Author:弘恵ベイリー
NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
Google AdSense1
カテゴリー+月別アーカイブ
カウンター
リンク
Google AdSense2
人気クエリー
Google AdSense3