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娘たちの卒業パーティーにネイルサロンまで行く少女たち

あやとエリカの卒業式前のイベントでディナーとダンスパーティーがある。
ダンス会場にはDJまでいて、6年生だというのに、男女ともかなりおめかししてくる。

あやとエリカもストレートヘアにしたいと言ってたが、とてもじゃないけど
ヘアーサロンへ連れていくなんて時間も金もなく、ヘアーバンドでおさえてたから
かえって妙な頭になっていた。

ほかのブラックの女の子らは、たしかにすごい。

ストレートパーマをやってるらしく、真っ黒なストレートヘア。

そして、くるくると巻き毛のかわいいラテン系の女の子たち。

ごめんなさい。。。あや、エリカ。たしかにヘアーがいけてないと
まるでスターのオーディション会場へ畑仕事からそのまま飛び込んでしまったみたいな娘状態。

キラキラとスターのように輝いてる女の子たち。ピンクのドレスや、
黒いラメのタンクトップに白いオーガンジー素材のスカートで決めたドレス。
そして足元はもちろんハイヒール。

ママたちもこれまたハンパないルックス。

ピンクのピッタリフィットのドレスは、片方の肩が丸出し。
そしてハイヒール。まるでティーンがクラブに行くようなスタイルで歩いているのだ。

ちょっとおくれてきたママは、ヒョウ柄のピッタリしたワンピースに、ジャケットも
ヒョウ柄。あなたはヒョウですか?と、声をかけそうになった。

脚は網タイツでおおわれており、そこだけ見ていると、
まるで捕獲されたばかりのヒョウである。

シルバーのハイヒールをはいた娘と、同じシルバーのハイヒールをはいた母。

ダンスがはじまると、子供たちだけでなくママたちもダンスフロアで踊りだす。

酒も入ってないのに、このノリ。さすがブラックのママたち。

ほんの一握りいる白人ママは、パンツとブラウスとかでシンプル。
まーでも若くて美人だから、目立っている。

「なんのお仕事をしているの?」ときけば、「ヘアースタイリストを自宅でやってるの」
なるほど。だからかヘアーも素敵。

インドやラティーノのママたちも若い。民族衣装とかで来ている人もいる。

それぞれに夫婦にて参加。

いつものように、パーティーが苦手な昭和の父、わが夫レイは来なかった。

「まったくさぁ~、誰もが夫婦で来てるのに、私はまたしても一人。
私はシングルマザーですか?と思ったよ」とレイに文句を言った。

オフィスでそれを愚痴っていると、同じくらいの子をもつアメリカ人のピーター(仮名)

「男はだいたい子供のパーティーなんて行きたくないんだよ。オフィスで仕事だっていっぱい
やんなきゃーならないことがあって。そんなめんどうな子供の行事につきあってる暇なんて
ないんだ。だけど今の時代、子供たちのために仕方ないから行ってるって感じ。

うちの娘(小学6年生)なんてパーティーのためにネイルサロンまで行くんだよ。
小学生のパーティーにそんな必要があるのかな?」

いやはや時代が時代だから、仕方ないってことか。

そのうち小学生のパーティーにさえ、リムジンで彼氏がお迎えなんて時代がくるな。

日本では、この無駄なパーティーを真似ることだけはやめてほしい。
質素かつ、恩師をたたえるというスタンスを変えてほしくない。

なーんて言ってるうち、すぐにアメリカのこういう文化って真似されて
もっと日本で派手になるんだろうけどね。


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