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はじめての子供たちだけでの外出

デニスに、「いい加減に自分たちだけで外出させてよ。いつまでもベイビーみたいにお母さんたちの
管理下でしか外出できないから、ゲームとかばっかやって家にいるんだから」とクレーム。

「たしかにそうだよね。自分の友達とハングアウトするのも必要かも。お母さんだって、子供時代は小学生のころからハングアウトしてたし。まーでも、うちの近所は危険だからお母さんの指定したところでしか行動しないで」と、いうことで。

デニスはお友達とダンキンドーナツへ。

エリカとアヤは、近所の公園にお友達のお父さんが娘二人と来ていたので、そこへ連れて行った。
しかしパーキングがまったくなかったので、歩いていける距離だからと、家にもどってきた。

結局、デニスがダンキンで友達と少し過ごしてから歩いてエリカとアヤのいる公園まで行き、
娘らを見ててくれた。

「ほかにも友達来てたんだけど、そこのダッドも来てたよ」とエリカ。
「え?そうなの。うちのダッドは行かなかったね」とレイに視線を投げる。

娘たちのことを見守るのはお父さんの役目なのかもしれんと思ったけど。

子育ては母親がやるべきものという昭和な父のキャラをもつレイは、まったく介さず。
よそのお父さんが来ていた話を聞いていても、わざと知らん顔。

私はといえば、はじめて子供たちが自分たちだけで外出となると、結局、落ち着けず。
週末だけの楽しみのワインさえ飲めなかった。

じーっとしていても、そわそわするばかりなので、まだ夕日さして暑かったけど、庭で花たちにに水をやったり、雑草をぬいたりしていた。

すると、携帯に電話が。いつもは携帯の電話をとらない私だけど、ワンコールでアンサー。

デニスからだった。「そろそろ帰るけど、お母さんが迎えに来てくれるの?それとも僕らで帰ってきていい?」

「下の公園だし、まだ明るいから3人で歩いて帰ってきて。必ず3人でね。一人歩きは危ないからね!」

うちの近くの公園とはいえ、たいてい夏のニュースにでてくるのは、ここの公園の前で車に乗せてほかのところへ連れていかれて強姦されたなどというものもあったり。あまり環境のよろしくないエリアなのだ。

ジーンズを柄パンや尻が見えるくらいまで下げてはいてるブラックの若い兄ちゃんやら、ドラッグディーラーっぽい兄さんたちが、公園の前にある駄菓子屋あたりをウロウロしている。警察もちょくちょくパーキングにいるけど、それでも兄さんたちの数は一向に減らない。

こんな子供たちだけで遊ばせられないような悪い環境じゃーうちの家の価値はいつまでも上がりそうにないっす。



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