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子供がコートを着用しなければご法度なアメリカの陰謀

アメリカで一つだけ(っていうか、もっとたくさんあるけど)
どうも納得がいかないことがある。

子供のジャケット着用について。

寒い日に、子供がジャケットを身に着けていなければ、
それを見かけた人に通報されたりして、
親がチャイルドアビューズで逮捕ってこともあるらしい。

午前中の幼稚園から、デニスの次の幼稚園へ行くのに、
ものすごく急いでいたので、子供たちにジャケットを
着せずに車へ走った。

「はやく着なさい!」って怒鳴っても
3人とも着ないし。着せてもすぐに脱いでしまう。

仕方ないので、玄関から車まで10メートルもないくらいだし、
ま、いいかって思ってジャケットを着せないで
外へ出た。

その後、校長先生からの留守電が残っていた。

「ベイリーさん、
子供にはジャケットを着せるよう気をつけてください」

日本の友人の子なんて、
真冬でも半袖、半ズボンで学校へ行くって言っていた。

そのおかげか
風邪は滅多にひかないそうである。

アメリカは、アパートでも暖房が
ガンガンにきいてなきゃ違法だし。
大家が訴えられることもあるそうだ。

ついでに、ちょっと寒くなったら、
子供を外で遊ばせる人たちは
いなくなるし。

かなり寒さに対して過敏すぎると思う。

たしかにアビューズする大人がいるのも事実。

だが、

そんなのわずかな人だろうし。

アメリカのように、オイルを使い放題に使って
ぬくぬく育っていく人間は、
果たしてエネルギーが尽きた時には、どうなるのだろう。

子供たちは寒くてもジャケットを着たがらない。

寒い中で、走り回るのが大好きなのだ。

私は、
ちょっとぐらい寒くても元気に外を走らせて、
衣服ぐらい子供のやりたいように育てていきたい。

そんな自由を奪うアメリカ。

まったく何が自由の国じゃい!

分厚いコートを着せて、寒さに耐えられない子を
育てているアメリカの大人たち。

少々の風邪にも負けず、
丈夫な身体をもった子供をダメにしていく。

暖房に依存し、オイル無しでは生きていけなくなる。

それって、
オイルマネーで稼いでいる一握りの大富豪や企業の
思惑にはまっているのでは?って

思うのだが。

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Comment
冬仕度
NYもシカゴも寒さが違うじゃない? 北海道だと、アメリカのように全暖房の所、多いよ。(と、北海道に引越した友人がまるでアメリカよって言ってた)
今くらいの寒さなら、小学校に入れば、ジャケット云々は言われないよ。でも、華氏1桁とかマイナスにいっちゃうと、やっぱり ジャケット必要だし。

私の住む町の学校は全て、先月から、学校でボランティアをするには、クリミナルヒストリーのチェックが必要になりました。確かに、ジャケットのことも、このクリミナルヒストリーチェックもそうだけど、いきすぎじゃない?って思ったこともあったけど、うちの人いわく、子供のためなんだよって。弘恵さんは、きっと これから、子供達にジャケット着用を促がすだろうけど、それもしない親が沢山いるよ。だから、そこで、ニグレクトしてるか、してないかを見極めるみたいよ。(ニグレクトの対象になってる子供達は わずかじゃなくて、ほんとに数え切れないくらいいるのが現状だと、ソーシャルワーカーの友人が言ってた) マイナス零度になってでも、薄着で子供を平気で学校に送る親もいるしね。 ジャケットくらい、されど ジャケットってとこだよ。 学校は、一応、ルールがあるじゃない?一人にOKだして、他の人にNOって言ってたら、大変な事になるでしょ?自由を守る為には、ルールって必要だし、守らないといけないんだよね。そうじゃないと、この広いアメリカ、州ごとでも規則って違うけど、私は NY出身だから、ILのXXXっている規則には従いません、なんていうことになったら まとまりつかないじゃない?それの一歩が冬にはジャケット着用だとか、子供達が出来る範囲でのルールになるんじゃないかな? 弘恵さんが 子供達を公園で遊ばす時は ジャケット着せないんでいいんだしさ。ただ、持ってればいいじゃない。そんで、文句言う人がいれば、走り回って暑いらしく、今だけは、クールダウンする為に着せてないのよとでも言えるしさ。

寒さや暑さを我慢する美徳的な考えはアメリカには存在しないよ、笑。だから、厚着が 体を弱くするってことも思ってないと思うよ。 私は、この生活に慣れたから、実は、とても 心地良いなぁって思ってる。でも 一応 温度設定は 65にしてるし、(低い方だと思う) 省エネも心得ているつもりなんだけどね。 

話がもとに戻るけど、息子の学校には 特に 冬前には、衣服を寄付します。一番有り難いって言われるのは、下着(パンツやソックス)とコートに帽子に手袋。それから、テニスシューズ。 古着じゃなくて、買ったもの。 今度、子供達が、コートを着るのをいやがったり、ぐずぐず 服を着なかったら、 この近くに住んでるお友達の何人かは、着たくてもコートがないんだよ、とか、コートを着ることが、洗濯された服を着ることに感謝しないと。。。みたいなお話してあげれば? 子供達、きっと かしこく 聞いてくれると思うよ。



ルール
>まみぃさん
たしかに多民族国家なのでルールが必要ってのは納得です。だけど、やっぱりジャケット着用くらいは自由にしてほしいなぁ~。ジャケット着用を許可制とかにできないのかな。そうすると、また事務処理するのにお金がかかるか・・・。ニグレクトしている親は、きっと許可証なんてもらいに行かんだろうし。多民族国家なんだから、淘汰されるばかりでなく、多民族それぞれの思想や主張も尊重されるべきだと思います。
勉強になります
弘恵さんのおっしゃる通りの世の中になれば、ほんと いいねぇ。 NYあたりなら、できるかもよ。 皆、頭 柔軟そうだし。(良い意味でだよ)

ミッドウエストはねぇ、そういう点では 遅れてます。頭がかたいっていうのか、コンサーヴァティブだし、なかなか 新しい考えとか受け入れられない人多いし。 弘恵さんのブログとか読んでて思うのは、アメリカって広いなぁってこと。 地域によって、考えも違うもんね。 NY辺りは 私にとって、未知の世界なんで、そういうアメリカもありなんだって教えられます。

私達が 学生の頃には ブログなんてなかったし、現地に行かないと体験できなかったことが、今は ブログを通して体験できるものね。ほんとに 情報豊かだよね、贅沢すぎるくらい。

ちなみに、New Jack Cityは、たしか、アメリカで、元彼と行きました。先月、40になって、渡米は、23の時だし、たしか、ウィル スミス主演のFresh prince in belairのオンエアが始まった時でした。弘恵さんと同年代よね?
同世代
>まみぃさん
同世代です。
でも、きっとまみぃさんは、美人で見かけ若い!ってのがコメントから察しがつきます。私は、太めのラテンママとくりそつです。自分でも、くりそつの40代ラテンママ見つけて安心したくらい。まみぃさんのご意見、とても参考になります。ここまで知識あり、経験ありなコメントをできる方は少ないです。これからも宜しくお願いいたします。
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