ひさびさのハーレムで子供たちと沖縄舞踏を見学
ハーレム在住で友人ライターのかおるちゃんのブログで拝見した。
沖縄からエイサーの舞踏劇団
「Karakoro」の舞台を見てきた。

YMCAに通っているブラックの子供たちも舞台に
釘づけだった。もちろんデニスとアヤにエリカも
舞台から少しも目をはなさない。
アヤは、ダンサーの女の子たちにあわせて
手をウェーブさせていたほど。前の席に座っていたブラックの女の子も
同じことをしていた。
ブラックの血って、じっと座っていられないのだなぁ~と痛感。
さてKarakoroでは、
総勢団員が80人ほどハーレムに集結することになったという。
実際の舞台は、とにかく迫力だった。
思った以上に沖縄の音って
懐かしい静寂というかパンチというか、どちらも混在している。
静と動がうまくバランスして目の前にフラッシュしていく。
感動して涙が出そうになった。
きっとパフォーマーのパワーを感じているのに違いないな
って思っていた。
ハーレムでドラッグアディクトの人たちが、治療のために歌うゴスペルを
聞いたときのように、殻を破ろうとする人間のパワーを感じて
背筋がゾクゾクってなった。
大阪(出身地は日本各地バラバラであるが)から来たパフォーマーなのに、
なぜだろう?って思っていたのだが。
団長さんと話して、その秘密がわかった。
「団員の人たちは、教師や看護婦さんという大人が中心となって
子供たちは不登校だったり、イジメで苦しんでいた子供たちなんです。
日本のイジメって酷なんですよ。
水筒に殺虫剤を入れたりすることがあったりすることさえあったり。
日本の教育って、とにかくすべての人たちの平均を保とうとする。
そこに突出してくる人間がいると排除していこうとする。
(つまりは、出る杭は打たれるってこと。)
だから、個性を抑圧されていて、
その抑圧のストレスがイジメへと発展してしまう。
イジメの対象は、ちょっとでも突出した子なんです。
私たちは、そういった不登校とか自閉症になった子供たちを
ダンスや音楽で、自分らしさを出せる環境を作ってあげてます」
「なぜNYへ?」
「アートやダンスをやっている人が多いので、
その研修もかねてきました」
「なるほど」
それにしても、衣装はともかく
獅子舞の獅子や、蛇踊り?(多分そうだったと思う)の蛇は、
どうやって運んだんだろ?とてつもなく大きいし。
ステージの後、ハーレムの子供たちと、
日本の文化である折り紙ほかオモチャで一緒に遊んでくれた。
うちの子たちも、もちろん遊んでもらった。
デニスはお兄ちゃんたちと紙風船で、バレーボールやって
楽しそうだった。
エリカもアヤも「だるま落とし」や「お手玉」に「おはじき」に夢中。
エリカは寝るまで、「おはじき」の入った網を手にして
はなさなかった。
かおるちゃんがハーレムYMCAに関わっているので、ここの子供たちは
日本の文化や他にもいろいろと触れる機会があって
最高だと思う。
karakoroまたNYへ来てパフォーマンスしてほしい。
などと思って帰ろうとしたら、とどめの一発!
Karakoroが、只の沖縄舞踏の劇団でないってことを思い知らされた。
かおるちゃんの友人であるアフリカンのプロダンサーが
遅れてやってきた。
最初は、
「アフリカンダンスをやっている子もいるので、踊ってくださいよ」などと、
プロのダンサーに向かって、かなり強引な発言をしていた。
「ウォーミングアップもしなくちゃならなし・・・」などと彼も躊躇。
「では、せっかくなので貴方のために私たちが歌います。」と、
団員たちが、アフリカの歌を歌いだしたのだ。
素晴らしいハーモニー。日本人の声って澄んでいてキレイだなぁ~。
感激しているダンサーの彼。
「もう一曲、歌ってもらえないか?」と彼からのアンコール。
さらにアフリカの歌。
なんで歌えるの???
「私たちは世界に平和を!というのが
ポリシーなのです。アパルトヘイト問題に対しても解決して、
世界規模での平和が訪れるよう願っています」と団長。
いやはやワシも太鼓パフォーマーになりたいなんて思っていたけど、
こういう確固たるメッセージがないと迫力でないだろうな。
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沖縄からエイサーの舞踏劇団
「Karakoro」の舞台を見てきた。

YMCAに通っているブラックの子供たちも舞台に
釘づけだった。もちろんデニスとアヤにエリカも
舞台から少しも目をはなさない。
アヤは、ダンサーの女の子たちにあわせて
手をウェーブさせていたほど。前の席に座っていたブラックの女の子も
同じことをしていた。
ブラックの血って、じっと座っていられないのだなぁ~と痛感。
さてKarakoroでは、
総勢団員が80人ほどハーレムに集結することになったという。
実際の舞台は、とにかく迫力だった。
思った以上に沖縄の音って
懐かしい静寂というかパンチというか、どちらも混在している。
静と動がうまくバランスして目の前にフラッシュしていく。
感動して涙が出そうになった。
きっとパフォーマーのパワーを感じているのに違いないな
って思っていた。
ハーレムでドラッグアディクトの人たちが、治療のために歌うゴスペルを
聞いたときのように、殻を破ろうとする人間のパワーを感じて
背筋がゾクゾクってなった。
大阪(出身地は日本各地バラバラであるが)から来たパフォーマーなのに、
なぜだろう?って思っていたのだが。
団長さんと話して、その秘密がわかった。
「団員の人たちは、教師や看護婦さんという大人が中心となって
子供たちは不登校だったり、イジメで苦しんでいた子供たちなんです。
日本のイジメって酷なんですよ。
水筒に殺虫剤を入れたりすることがあったりすることさえあったり。
日本の教育って、とにかくすべての人たちの平均を保とうとする。
そこに突出してくる人間がいると排除していこうとする。
(つまりは、出る杭は打たれるってこと。)
だから、個性を抑圧されていて、
その抑圧のストレスがイジメへと発展してしまう。
イジメの対象は、ちょっとでも突出した子なんです。
私たちは、そういった不登校とか自閉症になった子供たちを
ダンスや音楽で、自分らしさを出せる環境を作ってあげてます」
「なぜNYへ?」
「アートやダンスをやっている人が多いので、
その研修もかねてきました」
「なるほど」
それにしても、衣装はともかく
獅子舞の獅子や、蛇踊り?(多分そうだったと思う)の蛇は、
どうやって運んだんだろ?とてつもなく大きいし。
ステージの後、ハーレムの子供たちと、
日本の文化である折り紙ほかオモチャで一緒に遊んでくれた。
うちの子たちも、もちろん遊んでもらった。
デニスはお兄ちゃんたちと紙風船で、バレーボールやって
楽しそうだった。
エリカもアヤも「だるま落とし」や「お手玉」に「おはじき」に夢中。
エリカは寝るまで、「おはじき」の入った網を手にして
はなさなかった。
かおるちゃんがハーレムYMCAに関わっているので、ここの子供たちは
日本の文化や他にもいろいろと触れる機会があって
最高だと思う。
karakoroまたNYへ来てパフォーマンスしてほしい。
などと思って帰ろうとしたら、とどめの一発!
Karakoroが、只の沖縄舞踏の劇団でないってことを思い知らされた。
かおるちゃんの友人であるアフリカンのプロダンサーが
遅れてやってきた。
最初は、
「アフリカンダンスをやっている子もいるので、踊ってくださいよ」などと、
プロのダンサーに向かって、かなり強引な発言をしていた。
「ウォーミングアップもしなくちゃならなし・・・」などと彼も躊躇。
「では、せっかくなので貴方のために私たちが歌います。」と、
団員たちが、アフリカの歌を歌いだしたのだ。
素晴らしいハーモニー。日本人の声って澄んでいてキレイだなぁ~。
感激しているダンサーの彼。
「もう一曲、歌ってもらえないか?」と彼からのアンコール。
さらにアフリカの歌。
なんで歌えるの???
「私たちは世界に平和を!というのが
ポリシーなのです。アパルトヘイト問題に対しても解決して、
世界規模での平和が訪れるよう願っています」と団長。
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