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チャンスは刺青の文字にあるかも

私たちが宿泊したのは、アルーバのホテルで一番高い(値段じゃないけど)
ウエスティンホテルだった。

夕方にホテルのバーでは兄さんが歌い始めた。
アメリカで流行ってる歌のコピー。

歌ってる兄さんを見るまでは、歌唱力があるからか、ラジオから
CDから流れてきているのかと思っていた。

「うまいねぇ~この兄さん」と私がレイに言えば、
「うまい奴がどうしてこんな所で歌っているのだ。」と、予測していた答え。
私も返す言葉を用意していた。

「うまくても世界の人々に注目されるチャンスがない人もいるのよ。
どんな分野でも、たとえば画家でも役者でも
才能があっても有名になれない人もいて、

才能とチャンスは、比例するわけじゃないと思う。
私もチャンスさえあれば、ハリーポッターの作者みたいに
なれるのに(笑)」と私。

あり得ないって顔のレイ。

兄さんは、さらにウグイスみたいな高い声で歌う。
レイは早々に部屋へ戻った。私は一人、彼らの演奏を聞いていた。

ジャーニーの中心的メンバー、ニール・ショーンが
偶然YOUTUBEのビデオを見ていてリードボーカル、
スティーヴペリーの代わりにジャーニーに起用したアーネル・ピネダ
(フィリピーノの兄さん)のことを思い浮かべていた。

この兄さんもきっとYOUTUBEでビデオを流していれば、
世界的に有名になれるチャンスが訪れるかもしれない。

ところが一つだけ、この兄さんがチャンスを逃しているって思った理由がある。
それは、右手の手首からヒジにかけて入れられた漢字の刺青。

「怪子神」って書いてあった。
なぜに怪しいって文字?しかもその漢字が下手っぴだし。
私の方がよっぽどいい字を書けそうだ。

書家の方が刺青の仕事したら、きっと彫師として人気が出るだろなぁ~。

まずは刺青の文字を変えないと、チャンスが訪れないぜ。

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