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子供でもマジックに大野俊三さんのジャズを楽しめてNY最高

昼から、図書館にて、マジックショー。

アメリカの子供たちはさすが積極的だ。

「誰が舞台に上がる?」ってマジシャンに聞かれれば、
「ハイ!」って手を上げている。

家の子は、しら~っとして昼寝中の猫みたいに動かない。
やっぱ日本人だわ。

でも、コインを投げてください。というマジック。
3人とも思いっきりコインを投げるジェスチャーをしていた。

やっぱアメリカンか?

昼は、家で水遊び。

そして、夜は7時からタカホの図書館でジャズ。

大野 俊三さんのトランペットがメイン。

ジャズが好きな方はご存知だろう、
大野さんは、グラミー賞を2度も受賞されていて、
とても有名な方である。

この小さな図書館で演奏されることが、
信じられない位の大物である。

演奏は素晴らしかった。

けど、子供たちがノリノリになりすぎ。
アヤがブルゾンのジッパーの角をカチカチ鳴らしてリズムを取りはじめた。
そして手拍子。

デニスも足をくねくね。

エリカだけは、音楽とはまったく違う行動だったけど。

水を落としてしまったり。

ワシが音楽を楽しめたのは、一曲目のみ。

あとは、ハラハラドキドキで、
ホラー映画見てるより冷えた。

もう、本格的ジャズを堪能しに来ている人たちの邪魔。

後ろを見回すと、真剣に聞いてる中高年のアメリカ人がほとんど。

グレーヘアの白人女性など、ちょっと目があったら
「クソがきを大人の室内ジャズ演奏に連れてくるな!」って
怖い顔していたような気がした。

きっとワシも本気で聞いているのに、ガキがカチャカチャ音をたてたら、
怒る!

「大丈夫ですよ、お子さんづれでも」という、広告を配っていただいた
女性の言葉に励まされてやってきた。

本物のトランペッターだから、
敷居が高いって思ってたけど。

大野さんは、演奏を始める前に、
最前列に座っていたエリカに微笑みかけてくれた。

失礼かと思ったが、紹介もされないのに
「ライターの弘恵ベイリーですが、もうNYジャピオンでインタビュー
されてましたか?」と思わず名刺を渡した。

「あ、もうインタビューしたんですよ」

と演奏直前だっちゅーのに、強引な私に
申し訳なさそうに微笑んだ。

さすが大物は違う。

大病を克服しても、トランペットを続ける。

大野さんのようにデニスも、
ここまでトランペットに情熱を傾けてくれると
よいのだが。

結局、子供たちが音をたてるので、
3曲目で退散。

アヤが、「なんでぇ~帰りたくない!」とイスにしがみついたが、
引き剥がすようにして連れて帰った。

これ以上、ワシの心臓を縮めないでくれ。

帰りに車の中で感想を聞くと、

「アヤはドラムが好きだったよぉ~」
「エリカちゃんは、キーボード」
「デニスはねぇ~、キーボードが好きだった」

こらっ!トランペットが欲しいって言うから、買ってやったのに。
デニスは、トランペットじゃないんかい。

「トランペットは?マミーはトランペットを聴いて欲しかったのよ」
「もちろんトランペットも好きだったよ」
とデニス。

ただ、子供たちの話を聞いてると、
ドラムも買ってあげたくなった。

なんっつっても、ドラムセットなんて高いから、
地下に大工さんから放置されていた、セメント混ぜるのに使ったバケツを
ドラム代わりにすりゃーいいや。

これで地下鉄にてパフォーマンスして稼いでる兄ちゃんたちも
いるんだから。

10歳くらいになったら、地下鉄駅まわりだよ。

目指せ、ストリートパフォーマーのマネージャーママ。

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Comment
残念
大野 俊三さんって、事故でミュージシャンとしての致命傷を負いながらも不屈の精神で復活した方ですよね。弘恵さんから有名な人が図書館に来るとは聞いていたけれど、行けなくてざんねーーーん。私も聞きたかったなぁ。
大野さん
>アユミさん
そう、交通事故に病気と二度も致命的だったというのに、元気に演奏されてました。
音は素晴らしかったです。ごめんね、有名な人とだけ告げてしまって。大野さんのことをご存知だったとは・・・。
いえいえ
おっと、気を使わせてしまって、ごめんなさい。もし大野さんと知っていても
聴きには行けなかったのです・・・
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