美人妻は週末も美人

葉ちゃん親子が我が家に一泊。

夜はもちろんワインで晩酌。

「なぜかアメリカ人の友人がいない」という話になった。

考えてみたら、私は日本人のママ友も
少ない。
友人づくりが下手なのかもしれない。

そして与太話だけがふくらむ。

土曜日は昼からケンシコダムへ遊びに行った。

もしかしたら近所のアユさんファミリーが
まだいるかもと思った。

が、いなかった。

代わりに、デニスのクラスメート、ラーラ親子が
いた。

休みの日でも、このレバノン出身のママは美しい。

ブルーミングデールズで美容部員をやっている
からかメークもばっちり。
セレブのような大きなサングラスも似合っている。

元々がスタイルもよくてモデルのように美人なのに、
センスもよく美しすぎるぅ～～～。

「なんだか、匂いまでよかったよ」とワシがオヤジのように
車の中で感想をのべていると
葉ちゃんが笑う。

ご主人はきっとハンサムだと予想されがちだが、
普通の人だ。

「お金持ちとか、ものすごい頭がいいとかの
どっちかじゃない？」
と葉ちゃん。

「それが、持ち家じゃないし
金持ちだったら妻は美容部員やって
働かないだろうしね。

頭がいいっていっても、学者とかでもなさそう」

「じゃーきっと、ものすごく性格がいいんだよ」

夫は確かにいい人そう。

今日も公園から、
妻と娘のためにせっせとピザを買いに走った。

きっと美人な妻をもつ夫って、
誇らしい反面、
美人妻と比較されたりして大変だろうな。

などと、勝手に心配するのだった。

ものすごいハンサムな夫を持たなくて
よかったと私も胸をなでおろすのだった。

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