NY激安ディナーと謎のバーで安酒
週末に激安ディナーして安酒飲んでくつろごうってことで、
アキちゃんとマンハッタン。
アキちゃんが、「美味しいお粥が食べれる店が、
チャイナタウンにあって
一杯3ドルちょっとだよ。」という。
「えぇ~~~っ、せっかくのマンハッタンでの
ブレークにチャイナタウンは嫌だな」と私。
「とりあえずビレッジとかウロウロしてみようよ」と強引にイーストビレッジへ。
セントマークス方面へ向かっていると、
「あ、これよヒロちゃん私が言ってた粥の店。ここにもできたんだ」
と、結局
粥を食べることとなった。
メニューを見て、
「ぎゃぁ~~~っ!フカヒレが食べれるジャン」と感激するワシ。
「よかったねぇ~」
「14ドルくらいするけどごめんね」と、すぐさまオーダー。
ピータンの入った鳥のスープの粥は、ピータンの癖のある味が、
くせのない粥にマッチしていて絶妙。
さてフカヒレスープは?といえば、
「なにこれぇ、何本かヒレの筋が入ってるだけじゃない・・・」
味はまずまずだったんだけど、ヒレの食感を味わおうと思ってた私は、
がっくり。
「そりゃーそうだよね。大きな塊が入ってたら、もっと高いよね」
しゅんとする私。
他にオーダーしたアサリ豆板醤や、
イカの揚げ物は、おつまみに最適。
チンタオビール2本で大満足したのだった。
一人につき35ドル。安くあげた。
そしてビレッジを歩いて回るうち、
暗くて沈みまくっているバーを発見。
「アーリーバードでビール2ドル」って書いてある。
「ビールとショットあわせて4ドル」とも書いてある。
これは安いじゃないか。
入ってみると、やる気のないバーテンダーが、
ラップトップをながめていた。
客は3人程度。私らがカウンターに座ると、3人は
しばらくして出て行った。カウンターには、私とアキちゃんのみ。
「ビールおねがい」と頼むと、安ビールが出てきた。
バドワイザーレベルかと思ってたのだが・・・。
ビールを出した後も、
兄さんはラップトップからはなれない。
と、そこへ
アジア系のカワイイ姉ちゃんが、私たちの後に入ってきた。
一人でカウンター席に座る。
「え?まさか、今すごい匂いがしたよね」とアキちゃんと二人
顔を見合わせる。
尻を向けてた兄ちゃんが、カワイイ姉ちゃんのそばへ移動する際、
私たちの前を横切る時に異臭を放ったのだった。
「マジ?兄ちゃんが屁?」
兄ちゃんは、私たちに屁をかましたくせに(マジ臭かった)、
姉ちゃんには、「オンザハウス(店のおごり)でいいよ」なんて、
ごちしている。
「お姉ちゃんのこと、狙ってるのよきっと」とアキちゃん。
「そうかなー。バーテンダーっていっても、客をいつも狙ってたら、
身が持たないでしょ」と私。
「まだ若いから、パワーがありあまってるのよ」
「そうかなぁ~」
目だけをギョロギョロさせて、よく見れば「時計仕掛けのオレンジ」の主役だった
俳優の顔みたいな兄さんが、
楽しそうに笑っている。
「私らには、屁をかましただけなのにねぇ~」
と、アキちゃんと笑う。
ところが、一人飲みのカワイイアジア姉ちゃんと思っていたのも束の間、
姉ちゃんの横には、すぐに爽やかな、カリフォルニアの風を感じさせる、
いやフランスのお洒落なタイプ?
えぇ~~~い、
どっちでもいいや、
男前が座ったのだった。
「彼氏が来ちゃったね。」とアキちゃんは、張り込みの刑事のように
観察を続ける。
「きっとさぁ~、彼氏が来たら、バーテンは去っていくわよ。」とアキちゃん推測。
彼女にリクエストされた曲を渋々かけながら、
時計仕掛けのオレンジ(この先はオレンジ)は寂しそう。
彼氏と彼女は、カウンターからテーブル席へ移ったのだった。
オレンジは、相変わらず私たちにはそっぽを向いている。
ビールも終わり、
「ボンベイサファイアをオンザロックで」とオーダー。
オレンジが、少しボトルに残ってるのを注いだ後、
あちこちストックを探しまくっている。
「ストックがないのだったら、別のでいいわよ」と言ったら、
「じゃーこれだけは、タダでいいよ」と無料だった。
その後、数杯飲んでいたら、
オレンジは「オンザハウスでいいよ」と、何杯か無料にしてくれた。
オレンジ、酒飲みの心をわかってるじゃないか。
愛想がなくても、酒さえ安けりゃ~ワシは、文句なしなのだ。
バーを出た後、
せたが屋でラーメンを食べた。
酒飲んだ後にラーメン食べるなんて、日本のノリをやったのは、
何年ぶりだろう。
「だしの味がわかる日本人に生まれていてよかったぁ~」と、
しみじみ。
汁までも飲み干したのだった。
日本食もさらに味のレベルが上がってきたイーストビレッジは最高!
粥之家
Congee Village Restaurant & Bar
100 Allen St, NY NY 10002
Phone:212-941-1818
せたが屋NY店
屁をかましてくれるオレンジがいるバー
アドレス忘れたけど、
E6st between AveA-1st
NYフリーパーDaily Sunに隔週、私のコラムを執筆中です。
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アキちゃんとマンハッタン。
アキちゃんが、「美味しいお粥が食べれる店が、
チャイナタウンにあって
一杯3ドルちょっとだよ。」という。
「えぇ~~~っ、せっかくのマンハッタンでの
ブレークにチャイナタウンは嫌だな」と私。
「とりあえずビレッジとかウロウロしてみようよ」と強引にイーストビレッジへ。
セントマークス方面へ向かっていると、
「あ、これよヒロちゃん私が言ってた粥の店。ここにもできたんだ」
と、結局
粥を食べることとなった。
メニューを見て、
「ぎゃぁ~~~っ!フカヒレが食べれるジャン」と感激するワシ。
「よかったねぇ~」
「14ドルくらいするけどごめんね」と、すぐさまオーダー。
ピータンの入った鳥のスープの粥は、ピータンの癖のある味が、
くせのない粥にマッチしていて絶妙。
さてフカヒレスープは?といえば、
「なにこれぇ、何本かヒレの筋が入ってるだけじゃない・・・」
味はまずまずだったんだけど、ヒレの食感を味わおうと思ってた私は、
がっくり。
「そりゃーそうだよね。大きな塊が入ってたら、もっと高いよね」
しゅんとする私。
他にオーダーしたアサリ豆板醤や、
イカの揚げ物は、おつまみに最適。
チンタオビール2本で大満足したのだった。
一人につき35ドル。安くあげた。
そしてビレッジを歩いて回るうち、
暗くて沈みまくっているバーを発見。
「アーリーバードでビール2ドル」って書いてある。
「ビールとショットあわせて4ドル」とも書いてある。
これは安いじゃないか。
入ってみると、やる気のないバーテンダーが、
ラップトップをながめていた。
客は3人程度。私らがカウンターに座ると、3人は
しばらくして出て行った。カウンターには、私とアキちゃんのみ。
「ビールおねがい」と頼むと、安ビールが出てきた。
バドワイザーレベルかと思ってたのだが・・・。
ビールを出した後も、
兄さんはラップトップからはなれない。
と、そこへ
アジア系のカワイイ姉ちゃんが、私たちの後に入ってきた。
一人でカウンター席に座る。
「え?まさか、今すごい匂いがしたよね」とアキちゃんと二人
顔を見合わせる。
尻を向けてた兄ちゃんが、カワイイ姉ちゃんのそばへ移動する際、
私たちの前を横切る時に異臭を放ったのだった。
「マジ?兄ちゃんが屁?」
兄ちゃんは、私たちに屁をかましたくせに(マジ臭かった)、
姉ちゃんには、「オンザハウス(店のおごり)でいいよ」なんて、
ごちしている。
「お姉ちゃんのこと、狙ってるのよきっと」とアキちゃん。
「そうかなー。バーテンダーっていっても、客をいつも狙ってたら、
身が持たないでしょ」と私。
「まだ若いから、パワーがありあまってるのよ」
「そうかなぁ~」
目だけをギョロギョロさせて、よく見れば「時計仕掛けのオレンジ」の主役だった
俳優の顔みたいな兄さんが、
楽しそうに笑っている。
「私らには、屁をかましただけなのにねぇ~」
と、アキちゃんと笑う。
ところが、一人飲みのカワイイアジア姉ちゃんと思っていたのも束の間、
姉ちゃんの横には、すぐに爽やかな、カリフォルニアの風を感じさせる、
いやフランスのお洒落なタイプ?
えぇ~~~い、
どっちでもいいや、
男前が座ったのだった。
「彼氏が来ちゃったね。」とアキちゃんは、張り込みの刑事のように
観察を続ける。
「きっとさぁ~、彼氏が来たら、バーテンは去っていくわよ。」とアキちゃん推測。
彼女にリクエストされた曲を渋々かけながら、
時計仕掛けのオレンジ(この先はオレンジ)は寂しそう。
彼氏と彼女は、カウンターからテーブル席へ移ったのだった。
オレンジは、相変わらず私たちにはそっぽを向いている。
ビールも終わり、
「ボンベイサファイアをオンザロックで」とオーダー。
オレンジが、少しボトルに残ってるのを注いだ後、
あちこちストックを探しまくっている。
「ストックがないのだったら、別のでいいわよ」と言ったら、
「じゃーこれだけは、タダでいいよ」と無料だった。
その後、数杯飲んでいたら、
オレンジは「オンザハウスでいいよ」と、何杯か無料にしてくれた。
オレンジ、酒飲みの心をわかってるじゃないか。
愛想がなくても、酒さえ安けりゃ~ワシは、文句なしなのだ。
バーを出た後、
せたが屋でラーメンを食べた。
酒飲んだ後にラーメン食べるなんて、日本のノリをやったのは、
何年ぶりだろう。
「だしの味がわかる日本人に生まれていてよかったぁ~」と、
しみじみ。
汁までも飲み干したのだった。
日本食もさらに味のレベルが上がってきたイーストビレッジは最高!
粥之家
Congee Village Restaurant & Bar
100 Allen St, NY NY 10002
Phone:212-941-1818
せたが屋NY店
屁をかましてくれるオレンジがいるバー
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NYでフリーランスのライターを続けながら、NYで活躍するアーティストを応援するNY1page.comを運営。弘恵ベイリーのプロフィール執筆依頼aluchu@aol.comへ
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