警備の甘いハーレムの警官

ハーレムの友人宅で飲み。

ガーリックトーストやカニ缶のサラダもうまかったし、
キッシュがこれまた美味しかった。
ワインにあう！

それはそうと、

ココには泥棒がよく入るらしいのだ。
ある日、屋上に人の気配がしたので。友人は警察に電話した。

警察らしい人がウォークアップ（ここにはエレベーターがないのだ）で
６階まで上がってきて、ハァ～ハァ～息をきらしているのが、
ドアの外に聞こえた。

警察が来たのだなと思っていたら、そのまま屋上にも上がらず、
降りていった。つまりチェックしたフリってやつだ。

再びオペレーターに電話したが、
「わかりました。では、また行くように伝えます」と電話を切られ、
その後は、誰も来なかった。

結局、人の気配を感じ、不安に感じながら、夜をすごしたという。

ハーレムの警察って、かなりいい加減なのだ。

7年ほど前、私がウエストハーレムに住んでいたころ、泥棒に入られて
警察に来てもらったのだが、
かなりいい加減だった。

若い女の子たちが二人、家に遊びに来ていたのだが、
若いアルバイトみたいな警察が二人やってきて、
「一緒に飲もうよ！」みたいな、合コン気分で誘ってきた。

きっぱり断ったのだが、あれでこっちがＯＫしていたら、
彼らと合コンになっていたのだろうか？

友人らによると、現在ハーレムで白人が多く住んでいるエリアには、たくさんの警察が
警備にあたっていて、それ以外の地域はほとんど警察がいないので、
警備が甘いという。

ハーレムは、日本人や白人在住者もさらに増えているのだけど、
景気の悪くなった今、少しずつ犯罪が増えているようだ。

「前に、銃を発砲しながら、レキシントンアベニューを3ブロックぐらい、
走っていった頭のおかしい人がいたの」とハーレム在住の女の子（日本人）が
話していた。

ハーレムに観光で来る際には、大通りは大丈夫だと思うのだけど、
人気のないエリアは避け、気をつけるにこしたことはない。

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