戦慄の恐怖！アヤの口からミミズの大群

アユさん宅で、ちらし寿司をいただき大満足。
スモークサーモンとキュウリやイクラをのせた
豪華なやつ。

しいたけ、ノリといり卵も最高。

ちらしは一つだけでなく、鳥そぼろのパターンまで。
これもまた美味！

アヤは、ガツガツと食べていた。

ら、

夜中に嘔吐がはじまった。

他の子や私は、同じものを食べたのに平気
ってことは
どうやら、ストマックバイルスが潜伏していたらしい。

明け方まで、
あっちにこっちに、マットの上が
ゲロの海と化した。

朝は起きぬけに、
「マミー」と弱々しい声でにじり寄って
きたので。

「ほらほら、ここにおいで」と、
腕枕をしてあげた。

ゴホッゲボゲボッ。

楳図かずおの漫画みたく、
戦慄の恐怖に陥る。

ワシのわきの下は、真っ白い
ミルクのゲロの海。

さわやかな朝が、
ヨーグルトも腐ることがあるんじゃ！ってくらいの
悪臭で始まった。

そして、今日はデニスの
新しい学校の面接。

家族で面接会場へ。

公立の学校。

お受験じゃないから、たいした質問は
されなかった。

が、

「デニス君は、どんなお手伝いをしますか？」
などと、先生に私たち夫婦が質問
されている間、

積み木で子供たち3人が遊んでいたのに、
アヤが私に、にじりよってきた。

ゴホッゲボゲボッ。

またまた楳図かずおの漫画みたく、
さらなる戦慄の恐怖に陥る。

さっき食べた
うどんがニョロニョロとアヤの口から
ミミズのように飛び出した。

「大丈夫よ。かわいそうに、大丈夫かしら？
ともかく掃除の人を呼んでくるわ」と
先生は、さすが慣れていて動揺しない。

アヤを着替えさせ、
質問を続けていた。

今度は、プゥ～～～ンと臭ってきた。

「失礼」と一言、先生に告げて
トイレへつれて行った。

いやはや、デニスよ
私立の幼稚園のお受験じゃなくてよかったね。

ついでに愚痴っておくと、
今日は、シーツに枕に毛布などを洗濯。
小さな洗濯機がフル稼働。

一日がかりだった。

あぁ～、はやく日本に帰りたい。

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