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The Visitorはリアルなニューヨーク

レイが久々に私のために映画をダウンロードしてくれた。

いつもアクションとかコメディーもいまいちなのばかりで一緒に見ないのだ。

このThe Visitorという映画。
くぅ~~~っ、これぞリアルなニューヨークだわ。と、深くうなずいてしまった。


ウォルター62歳は、
どこにでもいそうな覇気のないコネチカット在住の大学教授。

妻がピアニストだったのだが先立たれ、音楽だけが彼の癒しであった。
ピアノを学ぼうとするが、なかなかうまく弾けずあきらめていた。

そんな中、ニューヨーク大学の会議に出席するため、自分のニューヨークにある
長年放置してあったアパートへ向かう。

ハプニングでニューヨークにて出会ったシリア出身の若者タレクの手ほどきにより、
ジャンベ(アフリカンドラム)に魅せられていき、音楽の世界で癒されていくウォルター。

セントラルパークで
アフリカンの人に混じって白人のウォルターが演奏している様もクール。

なのだけど、

この映画が本当に言いたいことは、

移民に厳しいアメリカ移民局の制裁措置。

移民で成り立っているアメリカなのだけど、不法滞在の人たちは
まるで罪を犯した人のような扱いをうける。

これには、憤りを感じずにはいられない。

地下鉄の駅でキチンと支払ったのだけど、うまく扉が回転せず、
タレクが地下鉄を警備する警察に捕まり、移民局の留置場へ収監されるのだ。

私もまだデニスがベイビーのころに一度、地下鉄の警察に
大きな開く扉を通ろうとしていて違反切符をもらったことがある。

一緒にいた母と母の友人らは、普通の入り口から私のメトロカードをスライドさせて
入れてあげたんだけど。

デニスのストローラーを押していた私は、ドアを開けて入った。
ドアの横にあったマシンにスライドさせて
払おうとしたのだけど、壊れていたみたいだった。

仕方ないので、外へ出てくる人が開けたときに
続いて入ろうとしたところ、警察がやってきて御用ってなかんじ。

私は、納得がいかず
「ここのところにスライドして払おうとしたのだけど、
マシンが反応しなかったから、私が悪いんじゃないわ」と反抗。

「ここは車椅子の人専用の支払い場所なの」

「んなこと言ったって、どこに書いてんのよ」

「ここに書いてるでしょ」

「急いでたし、見えなかったから」

「それで、あなたは結局、支払わずに通ったわけよね?」と女の
警察がすごんだ。

「もっとわかりやすく大きく書いておいてよね」
と、食ってかかってたら、

「これ以上、警察にはむかうようなら、逮捕してもいいのよ」ときたもんだ。

仕方ないので、「わかったわよ」と
違反チケットを黙ってもらったのだった。

奴等は、こいつは態度がデカいって人をつかまえて
とにかく地下鉄での行いは、キチンとしよう。

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Comment
私もダンナリンと見たよ、この映画
二人でしんみりしたけどいい映画だったよね。
「リアルなニューヨーク」、私もずばりそう思った。

映画公開の頃、ラジオでウォルター役の人の長いインタビューを聴いてたから、耳で先に知ってたセリフがいくつかあって、少し不思議な感覚だった。デジャブーみたいな、夢が現実になったみたいな。

私は、学生ビザ時代、JFKの入国検査で一度別室送りになったことがあったり、H1Bビザ取得の時、大阪の領事館で一旦脚下されて、領事と交渉したりと、ドキドキもの、涙ものの苦労を経験してるし、強制送還になった友だち(の夫)も知ってるから、移民の話は身に染みるよー;;

タレクのような境遇の人(アメリカ生まれなのに違法で送還とか、収容とか)は多くて問題って番組も同じラジオ局でやってたよ。WNYC、いいラジオ局だ。

私も見たわ。『フェア』を前に押し出しておいて、全然システムは『フェア』じゃないアメリカね。やるせない気分になる映画だけど、好きだなぁ。
しんみり
>よっちゃん
現実って厳しいけど、コレいい映画だよね。
もう一本、ニューヨークの移民の話でいいのがあったんだけどなぁ~。タイトル忘れてしまった。

>mikaさん
アメリカって金持ってる人だけがよい世界にいられる。本当にアンフェアな社会ですね。あと貧しくても、アメリカ人だったら生活保護があったりとか。がんばって働いている不法就労の人たちは、彼らを支えているようなものだといつも思います。
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