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子供に対しても夢を持とう!

お隣のエリスとプレイデート。

エリス母のカティーと世間話ばかりしていた。

なんだか、最近このパターン多いな。

お隣に友達がいると、楽だ。
外へ出て行かなくていいし。

シングルマザーのカティーはまだ若いので、これから違った家族構成を
つくることもできる。

実際、目の青い男性と交際中で、結婚の話まで
進んでいるという。だが、最後の一歩を
なかなか踏み出せないらしい。

やはり多感な時期の高校生の長男がいると、心配だよね。

彼女の子供に対する思いのために自分の結婚を決めかねている。
つまり、自分の幸せはなにか?って真剣に悩んでいる姿を見ていて、
ふと思った。

私も、そういう子供中心の人生をおくれる母になれるのだろうか?

今でも、ほとんど自分のことばかりを優先してしまっている。

日本に帰ったときも、九州の実家に
子供を置いて、東京まで友人に会いに遊びに出たり。

NYではNYで、
子供を夫に預けて、飲み歩いたり。

自分がやりたいことばかりを中心にして生きてきたから、
いまさら変えることもできないってのも事実。

子供ができたら、
親は子供のために生きていくことが人生なのだろうか?

ただ、子供のために生きている親って、子供への心配や干渉も
人一倍。

カティーの長男、ロニーも高校生。

男前なので、モテるらしく
そろそろ女の子とデートだってしたいようだ。

ある日、「女の子とデートしたい」とロニーが申し出た。
だが、カティーの答えは、
No!

「アメリカなんだから、高校生でデートなんて当たり前なんだよ」と私が
横槍を入れたが。

「家は、アメリカ人じゃないから(カティーはラテン系)」と、かたくななカティー。

「でもロニーってアメリカで生まれたんでしょ?」

「そうだけど・・・」

「だったら、アメリカ人じゃないの」

「ヒロエ、今はそう言ってるけど、あなたもデニスがティーンになって、
デートしたいって言ったときに、きっとわかるわよ」

「そうかもしれないわね」と私は、苦笑した。

つまり親にとって、子供っていうのは、自分の思い通りの位置で育つってことが
本望なのだ。

今は、ロニーのデートなんてダメって言ってても、
ロニーが30代になって、まったく女性とデートもしない男になったら、それはそれで
焦るのだろうな。

きっと、
名門ハーバードを出たとしても、「どうして医学部じゃなかったの?」ってクレームする
親もいるだろうし。

どんな小さな大学にでも入れただけで、
「大学に入れたなんて、家の子は天才だ!」って
喜ぶ親もいるだろう。

親の価値観一つで、子供に対する評価や希望そして自由は変わってくるのだ。

とはいえ最後に、ただ一つ、
今日はデニスに言って聞かせたことがある。

人間、夢を持つことは大切だということ。

留学経験があったり、東京の人や、今の時代の若い人、
実際NYに来ている人たちにはピンと来ないだろうが、
当時、私の住んでいた九州から、NY(アメリカ)へ出てくるっていうのは、
私にとってかなり夢なことだった。

もう一度言っておくが、夢の価値観は、人それぞれ。

「マミーがニューヨークに行く夢を持っていなかったら、あきらめて
しまっていたら、
今、ここでダディーと一緒にいることも、デニスが生まれて、
ここにいることもなかったのよ。

それが自分の運命だからって、自分の置かれている状況を
運命として変えようとせず、信じる人もいる。

しかし、

人生って、夢に向かって進んでいくことで、自分で創造することもできる。
つまり、人間って夢をあきらめてしまったら何も生まれてこない。
誰にでも夢に向かって突き進むことはできるし、可能性はあるんだよ。

だからデニスも夢を持って生きていってね。」

レイが「確かに、そうだね」とデニスの頭を撫でた。

「ちなみに、マミーは、デニスが医学部に入って、
権威あるドクターになって、ある日、マミーにポンッ!ってお金をくれて、
ポルシェを買ってくれることを夢見ているから、忘れないでね。

アヤはスタイルがいいから、
パリコレやNYコレクションのスーパーモデルさん。

エリカは、マミーとちがって勉強が好きだし、
できそうだから、有名大学の大学教授かな」

ってなわけで、子供に対しても夢だけは、大きく持とう!

「マミー、うざい」って言うような、ティーンになるまでは、
子供に託す夢、大きくしておこうっと。

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