重いブログですが糖尿病のお子さんを早期発見するために
アヤがERに糖尿病で入院している。
ブログはERで書いている。
夏が終わって、おしっこの量が多くなったなーなんて思ってた。
夜におねしょするようになったり。。。
喉が異常に乾いて水を飲みまくったり。
ただアヤが水分をコントロールできないだけだとばかり思っていた。
たまにお水を飲みすぎるからだと叱ったりしていた。
1ヶ月ほど様子を見ていたが、ある晩3回も夜中にトイレに起きたのに、やはり
おもらししていた。
この時ばかりは、ちょっとあまりにも異常だと私もマジで心配になった。
今思えば、これも糖尿病の症状だったのかなと思うのだが。
毎日、学校帰りのバスから降りてくるときに、不機嫌でおかしかった。
それはアヤの気持ちのもちようが悪いからじゃないか?って、
バスから怒り顔で降りてくるアヤに「笑わないとダメだ」と説教をしていた。
あまりに頻尿が続くので、
「医者に連れて行けっ」てレイが、ウェブサイトで頻尿について
見せてくれた。
http://www.keepkidshealthy.com/symptoms/frequent_urination.html
症状は同じようだけど、まさか糖尿じゃないよなーって思って、
病院へすぐさま電話。
日本語のできるドクター東京海上へ行くことにした。
いつもの主治医だと英語しかできないし、医学用語だと、説明されても
わからない言葉がたくさんあると思ったからだ。
予約中に「いつがよろしいですか?」って聞かれ、
「今日、取れれば、今日で」などと、軽い気持ちだった。
アヤは病院で尿検査をした。
そこで、若い女性のドクターから、尿の中の糖が異常に多いと指摘された。
すぐにERに行くよう、慌てた様子で紹介状も書いてくれた。
それでも私は、なんとなく一時的なものだろうと軽く考えていた。
ERでは、結局、英語で説明を聞かないとならないし、説明しなければならない。
なんだ、これなら日本のドクターに行った意味ってあったのだろうか?
と、思いつつ。まだ、のんきに構えていた。その日のうちに帰るつもりだった。
が、私ののんきさに反して、
奥の部屋へ通されたアヤ。
注射4本分とかの血液をとられ、
検査とかいっぱいされて、やたらと大それたことになっていた。
その最中に、何かあったらいつでも連絡くださいと言ってくれた日本のドクターは、
わざわざERに電話までかけてくれた。
夫の言い分を聞いてなければ、
私は、娘を殺すところだったのだ。
糖尿病の専門医によると、
このまま放置しておくと、痩せ細り、ショック状態を起こして
死に至ったらしい。
ティーンエイジャーの子は、親元を離れていたりして親の管理が不十分で、
この状態まで気付かないことも多いそうだ。
結局、5日ほど入院することとなった。
昨日まで元気にしていたアヤが、注射を打たれて泣いてる姿を
見るのはつらい。
「マミーもアヤがお砂糖をコントロールできない身体だとわかって、とっても
つらい。でもね、アヤはこうして注射を打っていれば死なずにすむんだから。
がんばろうね」と、泣きながら話している。
そのマミーのつらさもわかってくれたのか、手足をバタバタさせて、
泣きくるっていたアヤも、
注射を少し泣くだけで我慢できるようになってきた。
これから私たち夫婦は、
インシュリンを娘に投与し続けなければならない。
すでに糖尿病について、いっぱい勉強した。
食生活とかも、これからは
糖尿病の子のことを考えて管理していかなければならない。
ちょっと重いブログすぎるので、一息。
それにしてもアメリカの大きな病院の個室は、日本の高級ホテルなみ。
一人部屋でソファとソファベッドがあり、机も電灯つき。
バスルームもシャワールームも(バスタブつき)
テレビもでかい!インターネットもあるワイヤレスなので、私のPCが利用可能。
スナックも食べ放題。
これでコーヒー飲み放題なら、ネットカフェなんかよりずーっとレベルが
高い。しかし、コーヒーのサービスまではない。
ロビーには、魚のタンクがあって、タンクの間を通り抜けできる
プチ水族館。
消防車が遊び場に埋め込んであってクルクルと赤い電灯も回る。
電車でできたショップがあるのだけど、本物の電車の車両を使ってるし。
大きな熊のオブジェが玄関に飾ってある。
ディズニーのショップやら、メジャーリーグショップもある。
まるでアミューズメントパークだ。
そんな華やかな病院の中でも、グレイズアナトミーに出てくるような
ハンサムはいないなーなんて思っていた。
ら、
アヤの担当医は美人で、ドラマに出てきそうなルックスだった。
そのドクターから言われた。
「ご夫婦が、つらいのはわかるけど。
こういうことは大声ではこの病院の中では言えないことだけど、気持ちをやわらげる
ために話すわね。
ここの病院には、もっと重い病気の子たちもいて、
今日明日って境を生きているの。
糖尿病はキチンとケアすれば死に関わる病気じゃないから」
書いていくことの楽しみの一つ、
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NYフリーパーDaily Sunにコラム抱腹絶倒!NY育児日記、
NYジャピオン「35歳だった」を執筆中なので、こちらも宜しくお願いします。
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911をすごすたびにニューヨーカーたちは、必ずその時の悲惨な思い出を
振り返らずにいられない。
NY役者のやすさんもその一人である。911の現場へボランティアへ行った彼の
エピソード。
そのほか、カナダ留学のお話しなども満載!
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問い合わせは弘恵ベイリーまで。aluchu@aol.com
ブログはERで書いている。
夏が終わって、おしっこの量が多くなったなーなんて思ってた。
夜におねしょするようになったり。。。
喉が異常に乾いて水を飲みまくったり。
ただアヤが水分をコントロールできないだけだとばかり思っていた。
たまにお水を飲みすぎるからだと叱ったりしていた。
1ヶ月ほど様子を見ていたが、ある晩3回も夜中にトイレに起きたのに、やはり
おもらししていた。
この時ばかりは、ちょっとあまりにも異常だと私もマジで心配になった。
今思えば、これも糖尿病の症状だったのかなと思うのだが。
毎日、学校帰りのバスから降りてくるときに、不機嫌でおかしかった。
それはアヤの気持ちのもちようが悪いからじゃないか?って、
バスから怒り顔で降りてくるアヤに「笑わないとダメだ」と説教をしていた。
あまりに頻尿が続くので、
「医者に連れて行けっ」てレイが、ウェブサイトで頻尿について
見せてくれた。
http://www.keepkidshealthy.com/symptoms/frequent_urination.html
症状は同じようだけど、まさか糖尿じゃないよなーって思って、
病院へすぐさま電話。
日本語のできるドクター東京海上へ行くことにした。
いつもの主治医だと英語しかできないし、医学用語だと、説明されても
わからない言葉がたくさんあると思ったからだ。
予約中に「いつがよろしいですか?」って聞かれ、
「今日、取れれば、今日で」などと、軽い気持ちだった。
アヤは病院で尿検査をした。
そこで、若い女性のドクターから、尿の中の糖が異常に多いと指摘された。
すぐにERに行くよう、慌てた様子で紹介状も書いてくれた。
それでも私は、なんとなく一時的なものだろうと軽く考えていた。
ERでは、結局、英語で説明を聞かないとならないし、説明しなければならない。
なんだ、これなら日本のドクターに行った意味ってあったのだろうか?
と、思いつつ。まだ、のんきに構えていた。その日のうちに帰るつもりだった。
が、私ののんきさに反して、
奥の部屋へ通されたアヤ。
注射4本分とかの血液をとられ、
検査とかいっぱいされて、やたらと大それたことになっていた。
その最中に、何かあったらいつでも連絡くださいと言ってくれた日本のドクターは、
わざわざERに電話までかけてくれた。
夫の言い分を聞いてなければ、
私は、娘を殺すところだったのだ。
糖尿病の専門医によると、
このまま放置しておくと、痩せ細り、ショック状態を起こして
死に至ったらしい。
ティーンエイジャーの子は、親元を離れていたりして親の管理が不十分で、
この状態まで気付かないことも多いそうだ。
結局、5日ほど入院することとなった。
昨日まで元気にしていたアヤが、注射を打たれて泣いてる姿を
見るのはつらい。
「マミーもアヤがお砂糖をコントロールできない身体だとわかって、とっても
つらい。でもね、アヤはこうして注射を打っていれば死なずにすむんだから。
がんばろうね」と、泣きながら話している。
そのマミーのつらさもわかってくれたのか、手足をバタバタさせて、
泣きくるっていたアヤも、
注射を少し泣くだけで我慢できるようになってきた。
これから私たち夫婦は、
インシュリンを娘に投与し続けなければならない。
すでに糖尿病について、いっぱい勉強した。
食生活とかも、これからは
糖尿病の子のことを考えて管理していかなければならない。
ちょっと重いブログすぎるので、一息。
それにしてもアメリカの大きな病院の個室は、日本の高級ホテルなみ。
一人部屋でソファとソファベッドがあり、机も電灯つき。
バスルームもシャワールームも(バスタブつき)
テレビもでかい!インターネットもあるワイヤレスなので、私のPCが利用可能。
スナックも食べ放題。
これでコーヒー飲み放題なら、ネットカフェなんかよりずーっとレベルが
高い。しかし、コーヒーのサービスまではない。
ロビーには、魚のタンクがあって、タンクの間を通り抜けできる
プチ水族館。
消防車が遊び場に埋め込んであってクルクルと赤い電灯も回る。
電車でできたショップがあるのだけど、本物の電車の車両を使ってるし。
大きな熊のオブジェが玄関に飾ってある。
ディズニーのショップやら、メジャーリーグショップもある。
まるでアミューズメントパークだ。
そんな華やかな病院の中でも、グレイズアナトミーに出てくるような
ハンサムはいないなーなんて思っていた。
ら、
アヤの担当医は美人で、ドラマに出てきそうなルックスだった。
そのドクターから言われた。
「ご夫婦が、つらいのはわかるけど。
こういうことは大声ではこの病院の中では言えないことだけど、気持ちをやわらげる
ために話すわね。
ここの病院には、もっと重い病気の子たちもいて、
今日明日って境を生きているの。
糖尿病はキチンとケアすれば死に関わる病気じゃないから」
書いていくことの楽しみの一つ、
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NYジャピオン「35歳だった」を執筆中なので、こちらも宜しくお願いします。
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振り返らずにいられない。
NY役者のやすさんもその一人である。911の現場へボランティアへ行った彼の
エピソード。
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Comment
ご無沙汰していました。松です。
まだ小さいアヤちゃんが、がんばって注射に耐えていると思うと
胸が痛みます。
アヤちゃんも大変ですが、
まわりで支えるご家族の方々もほんとうに辛いと思います。
いつも弘恵さんのブログを読んで
思わず笑ってしまったり、
三人のお子さんのお話で癒されて元気をもらっていた私です。
なんにもできませんが、遠くから応援しています。
まだ小さいアヤちゃんが、がんばって注射に耐えていると思うと
胸が痛みます。
アヤちゃんも大変ですが、
まわりで支えるご家族の方々もほんとうに辛いと思います。
いつも弘恵さんのブログを読んで
思わず笑ってしまったり、
三人のお子さんのお話で癒されて元気をもらっていた私です。
なんにもできませんが、遠くから応援しています。
お大事になさってください
今日のブログを読んでびっくりしました。
あやちゃん・・・、大変だったんですね。子供の病気はつらいですね・・・。
弘恵さん、お疲れでしょうね。どなたかヘルプを頼んで(日本からお母様を呼ぶ?)とかして乗り越えてくださいね。あやちゃんだけでなく、他にお二人いらっしゃるし・・・。お友だちの多い弘恵さんのことですから、周りにたくさん頼れる方がいらっしゃるでしょう。この際、遠慮しないでドンドン頼んじゃいましょう。
あやちゃん・・・、大変だったんですね。子供の病気はつらいですね・・・。
弘恵さん、お疲れでしょうね。どなたかヘルプを頼んで(日本からお母様を呼ぶ?)とかして乗り越えてくださいね。あやちゃんだけでなく、他にお二人いらっしゃるし・・・。お友だちの多い弘恵さんのことですから、周りにたくさん頼れる方がいらっしゃるでしょう。この際、遠慮しないでドンドン頼んじゃいましょう。
ご無沙汰してます。
シカゴのまみぃです。ご無沙汰してます。アヤちゃん、大変ですね。でも、年齢が小さい時に発見されると、余り抵抗なく闘病病を自分の一部として受け入れられるので、本人も楽なはずです。私も 糖尿病、インシュリンも打ってます。でも、大丈夫。アメリカでの闘病は日本より サポートも揃ってるし、周囲も理解してくれてるし(学校も職場も 病気で差別されることはないです。)日本より ずっと 楽。それに、注射じゃなくて、パンプにすると とても 快適な生活を送れるし。
糖尿病1型の人って、ずいぶん周りにいますよ。 みんな、普通の生活してる。 ハル ベリーもそうだし、ジョナズ ブラザーの一人もそうだし、オリンピック選手にも多いし。 だから、大丈夫だよ、アヤちゃん。 インシュリンを打つ事が、まるで ご飯を食べる事のようになるから、大丈夫。 子供達は、順応性あるからね。
私も、血糖値を 一日に5回以上チェックします。もう 何十年もそう。 でも、全然 平気。
今は、つらいかもしれないけれど、病気と上手く付き合っていけば、大丈夫。怖いもんじゃないです。 質問とか愚痴とかあるなら、ミキシーのほうに メールでもくださいな。 少し位、気持ちを楽にさせてあげられるかも。
糖尿病1型の人って、ずいぶん周りにいますよ。 みんな、普通の生活してる。 ハル ベリーもそうだし、ジョナズ ブラザーの一人もそうだし、オリンピック選手にも多いし。 だから、大丈夫だよ、アヤちゃん。 インシュリンを打つ事が、まるで ご飯を食べる事のようになるから、大丈夫。 子供達は、順応性あるからね。
私も、血糖値を 一日に5回以上チェックします。もう 何十年もそう。 でも、全然 平気。
今は、つらいかもしれないけれど、病気と上手く付き合っていけば、大丈夫。怖いもんじゃないです。 質問とか愚痴とかあるなら、ミキシーのほうに メールでもくださいな。 少し位、気持ちを楽にさせてあげられるかも。
ありがとうございます
>松さん
どうもありがとう。本当に、感謝してます。皆さんの言葉で救われます。
>yukoさん
周りの人の助けって本当に必要ですね。一人で人間は生きられないっていつも思います。特にこういう時には人の助けに感謝します。
>まみぃさん
血糖値に気をつけて生活しているって方からのメール、とってもありがたく助かります。アドバイスありがとうとざいます。前向きなご意見で、救われます。
私も今はアヤの血糖値を一日に何度もチェックしていますが、早くチェックを少なくしても管理できるようがんばります。
どうもありがとう。本当に、感謝してます。皆さんの言葉で救われます。
>yukoさん
周りの人の助けって本当に必要ですね。一人で人間は生きられないっていつも思います。特にこういう時には人の助けに感謝します。
>まみぃさん
血糖値に気をつけて生活しているって方からのメール、とってもありがたく助かります。アドバイスありがとうとざいます。前向きなご意見で、救われます。
私も今はアヤの血糖値を一日に何度もチェックしていますが、早くチェックを少なくしても管理できるようがんばります。
糖尿病に負けない
最悪の結果にならなかったことについては、本当によかったですね。
私は母方が糖尿病体質なので、私も受け継いでいる可能性大。私もかなり糖尿病については勉強しました。
糖尿病に負けたくありませんから、私も今からできるだけの努力、していきたいと思います。
(ランキング、応援します)
私は母方が糖尿病体質なので、私も受け継いでいる可能性大。私もかなり糖尿病については勉強しました。
糖尿病に負けたくありませんから、私も今からできるだけの努力、していきたいと思います。
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